校長室だより

わが学び舎

学校訪問がありました

 26日(金)は気持ちのよい朝でした。雲の変化に秋の訪れを感じます。

 このさわやかな秋の日に、学校訪問がありました。毎年1年に1度、市の教育委員会から指導主事が来校され、授業を中心に学校の様子を参観されるものです。

 子どもたちが生き生きと活躍しているところを見ていただきました。

 真剣なまなざしで問題解決に取り組んでいました。

 何よりもほめていただいたのは、子どもたちのコミュニケーション能力、子ども同士の関係性のよさです。老津っ子が誇る「仲のよさ」は、学習の上でも大事な土台です。グループトークやペアトークを通して、自分の考えを見直したり、考えを深めたりしていきます。

 3、4組のみんなも協力して学習を進めていました。

  我々教職員は、指導主事から多くの助言・指導をいただきました。

 いただいたご指導も生かしながら、老津っ子の全員が毎日楽しく、仲良く、そして前向きに過ごしていける学校づくりを進めてまいります。

さわやかげんきっ子カードが始まりました。

 29日(月)から5日間。さわやかげんきっ子カードによる生活チェックが始まりました。

10のチェック項目の中には、「目玉」が二つあります。一つは習慣化を目ざした「歯みがき」チェック。もう一つは「プチハッピー」チェックです。

 29日朝の全校朝会で、校長から、「歯みがき」と2学期のがんばりポイントとしている「あいさつ」とをからめながら、げんきっ子カードの話をしました。

 〇「歯みがき」と「あいさつ」は共通点があるよ。

 ① いったん身につけば、(がんばらなくても)ふつうに毎日できるものだよ。

 ② どちらもすると気持ちがいい。

 ③ どちらもされるともっと気持ちがいい。

あいさつを互いにしあうと、どちらもあいさつされて、とっても気持ちがよくなるね。それも「プチハッピー」なんじゃないかな。

 そんな話をしました。歯も心も気持ちがいい、プチハッピーいっぱいの1週間になることを願ったお話でした。

 5日間のご家庭の協力をよろしくお願いします。

コレクションカードであそんだよ

 19日(金)、市美術博物館の田澤先生が出前講座で老津小に来てくださいました。今年度2度目の来校です。

 今回は、2年生が、美術博物館のコレクションカードを用いた活動に取り組みました。カードの色やかいてあるものなど「にているところ」を考えて、カードをつなげます。

 一人一人の考えを聞きあいながら、カードをつなげていきました。

 授業の後半には、グループの友達に、自分がつけた題名の絵はどの絵かあててもらうゲームも楽しみました。

 今日の活動は、「鑑賞」の基礎になっていくそうです。

 田澤先生が教えていないのに、すべて同じ作家の絵カードを集めた子どももいたとか。子どもたちの純粋な感性に、田澤先生も感心されていました。

ふるさと先生から「老津の海」を知る(4年)

 毎年お話をしてくださるふるさと先生の鈴木敬さんが、17日(水)に4年生の教室に来てくださいました。老津の海が埋め立てられる前、遠浅の海で過ごした子どものころのことを、手作りの資料を使っていろいろと話してくださいました。

 「夕日茜に 映ゆる海」「港大津の むかしより」校歌に歌われている老津の様子は、現在の老津のまちからは想像できません。豊かな漁場であり、子どもたちの遊び場でもあった「老津の海」について、はばたき学習で子どもたちは学びを続け、自分たちが受け継いでいくべき「かがやく文化」を考えていきます。 

 学びの成果をはばたきステージで発表する予定です!

ふるさと先生に学ぶ(2・3年)

 16日火曜日。この日は、二人のふるさと先生が来校されました。

 まず2時間目は、地域で花き栽培などを営んでいらっしゃる松井さん。毎年この時期に、2年生の冬野菜の種まきについてご指導いただいています。

「日が当たるように、土はぎりぎりの高さまで入れるんだよ」

「三つの種は、場所を離して、三つ指で穴をあけて、そこにまくんだよ」

ていねいにお話ししていただきました。

 きれいに整地してくださった学級農園にも種をまきました。みんなで美味しいおでんを作れるくらい大きな大根ができあがるといいですね。

  5時間目には、老津神社の宮司である中村さんが、3年生のはばたき学習のために来てくださいました。

 5年女子が舞に参加するのをはじめ、多くの子どもたちが毎年足を運んでいる例大祭。なじみはあっても、その歴史や全容を知らない子どもたちからの質問に、一つ一つていねいに答えてくださいました。

 神輿は神様の乗り物だということや、笹踊りの太鼓の大きな音にはどんな目的があるのかということがわかりました。

 最後は龍笛で「越天楽」を吹いてくださいました。

 千年を超える神社の歴史にふれ、また一つふるさと老津のことを深く知ることができました。

ワイワイ広場の実りと芽生え

 「校長先生、藤棚にぶどうがなってるのを、子どもが見つけました!」朝、学級の子どもたちと畑の世話をしていたところでしょうか。兵頭先生が、職員室に来て教えてくれました。

 「鳥が食べているから、なくなっちゃうかも」その一言で、早速ワイワイ広場の藤棚に向かいました。

 ありました!確かにぶどうです‼

デラウェアほどのぶどうが美味しそうに熟していました。

 他にも実のなる木があったことを思い出しました。あたりを見回すと、3・4組の畑のそばにレモンの木がありました。

 こちらも順調な成長ぶりです。

 3・4組の畑では、冬野菜たちが芽を出していました。

 いちごは地域の方から苗をいただいたそうです。

 二日前に種をまいたばかりの2年生の大根も、芽を広げ始めていました。水やりをしていた子どもたちがうれしそうに報告してくれました。

 ワイワイ広場でたくさんの命を感じた朝でした。

外遊びアウトの日のニコニコタイム

 9月も折り返し地点を過ぎました。にもかかわらず、17日(水)は10時過ぎですでに暑さ指数が、「危険」の領域になってしまいました。そのため、ニコニコタイムに外遊びに出ることができません。各教室で子どもたちはどうやって過ごしているのかと思いながら、北校舎に向かっていると… 「抱っこする?」移動教室帰りの6年生が、渡りでもう1年生に声をかけていました。6年生は1年生がかわいくてたまらないようです。1の1教室まで行くと、すでに何人もの6年生が遊びに来ていました。

 

  お兄さんお姉さんに「高い高い」をしてもらって、1年生は大喜びです。

 こちらは消しバト。(消しゴム落としです)教室のいたるところで、6年と1年が仲良く過ごしていました。

 図書室は案の定、大にぎわいでした。

 2階の各教室でも、のんびりお絵描きをしたり、カードゲームを楽しんだり、担任の先生の机を囲んでおしゃべりをしたりとそれぞれ上手にリフレッシュタイムとしていました。

 心配した暴れん坊は一人もいませんでした(笑)

出前講座で学ぶ(4・6年)

 9月も第2週に入り、各教科の学習が2学期のスタートをきりました。9月は毎週「出前講座」や「ふるさとせんせい」の授業が続きます。その分野の専門家から話を聞いて、教科書や本からの学びをさらに深めます。

 11日(木)は市役所の収集業務課の方に来ていただきました。「かがやく豊橋」で勉強している4年生が、豊橋市のごみの処理についてお話を聞きました。

 ごみの分別は細かく分けられていますよね。

 後半は外に出て、ごみ収集車にごみの投入体験をしました。日頃見なれている収集車ですが、ちょっぴり緊張の面持ちです。

 収集中の安全を守るために、車の操作機器に工夫がされていることも知りました。

 12日(金)は、栄養教諭の齋藤先生が6年生の家庭科の授業に来てくださいました。テーマは「朝食」です。

・赤:体をつくる

・黄:エネルギーになる

・緑:体の調子を整える

 3色の働きを聞き、毎日自分がどんな朝食を食べているか、栄養バランスを確かめました。

 6年生は、これから家庭科の授業で栄養満点の朝食づくりに取り組んでいきます。単元の最後には、家庭でも調理に挑戦します。どんなおかずを作るのか、今から楽しみです。

うれしい曇り空

11日(木)。空には雲が広がっています。

 暑さ指数は久しぶりの「警戒」領域。休憩、給水に気をつければ運動O.K.です。

 9月に入っても、数値30℃前後の「厳重警戒」で外遊びを中止する日が続いていました。今日も決して涼しい日ではないのですが、それでもなんだか過ごしやすい!ニコニコタイムには、久しぶりにたくさんの子どもたちが運動場に出てきました。

 

  ニコニコタイムのいつもの運動場の光景です。見ているだけでうれしくなる1日でした。

2学期も仲良く

 水曜日はジャンボ放課の日。10日(水)に2学期1回目の縦割り遊びが行われました。このお昼の活動の企画・運営を担っているのは6年生です。6年生の子たちは、この縦割り活動にとても思い入れをもって取り組んでいます。

 「さかなをとるぞ!」?

どんなゲームなのか、体育館をのぞいてみました。

 白帽子の漁師(鬼)に捕まらないように、赤の魚たちが突破していきます。何十人もの魚たちを相手に、6年生の漁師が奮闘していました。

 1年生の教室では、「じゃんけん列車」で盛り上がっていました。

  老津っ子はみんな仲良し。本当にうれしいことです。

「仲良し」の校風を、6年生が誇りをもって守っています。ありがたい限りです。