日誌

行事・日々の様子(R5)

出前講座「応急救護所について学ぼう」の振り返り第2弾

 9月7日(木)5時間目に防災訓練で行った出前講座「応急救護所について学ぼう」の振り返り第2弾です。今日は、2年生と3年生の振り返りを紹介します。

(2年生)

〇避難している際にだれもけがをしないなんていうことはほぼないだろうし、そのけがを病院で治してもらおうとしても病院はもっと重症の患者でいっぱいなので、ここで学んだ応急手当を使って耐えて、応急救護所まで連れていけば完璧だと思いました。

〇これから大きな地震などが起こったら、この授業で学んだことを生かして、少しでも誰かのためになる行動をしたいと思いました。

〇私は応急救護所という場所を知らなくて、最初何のことだろうと思いながらお話を聞いていたら、地震などが起こってけがをしてしまった人が、手当てをしてもらう場所ということがわかりました。また、けがをしてしまった人が、「軽症・中等症・重症」かを見極められるように、腕・足のどちらかにかけるカードがあることを知りました。

〇僕たちにとっては骨折は「重症」だけど、災害時には「中等症」ということもわかりました。実技では、骨折のときの応急手当などを知ることができました。ビニール袋や新聞を使ってできるということがわかったので、災害時のときや災害がないときも、今日身につけたことを生かしていきたいと思います。

(3年生)

〇今日教えてもらったことは、災害以外のけがでも使えるからとても役に立ったと思いました。もし災害が来ても、周りのものを最大限利用することを心がけようと思いました。

〇自分で応急手当できるけがは自分でやって、けが人を見つけた時は、周りの人を呼んで意識確認を行えるようにやれたらいいと思いました。

〇緊急時、今日学んだ手当の方法で、自分自身や周りの人に少しでも助けになるようにしたいと思いました。緊急時だと焦ってしまうと思うので、冷静に対応できるように日頃から大切なことを学んでいきたいです。

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学校訪問がありました。

 9月12日(火) 9月11日(月)は、学校訪問といって1年に1回教育委員会の方々が、学校の様子を見に来る日でした。お客さんを迎えるということで、朝は20分間の掃除タイムがありましたが、その掃除をする姿に感心しました。先生方から何も言われなくても、いつもより時間が長いので自分たちできれいにするところがないかを考えて行動している姿をあちこちで見ることができたからです。残念ながら写真は撮れませんでしたが、手洗い場の水道の蛇口を磨いたり、玄関の靴箱の中まできれいにしたり、掃除道具が入っている棚の下をきれいに拭いたりしてくれました。

授業の様子を参観してくださった教育委員会の方々からは、子どもたちが生き生きとしており、笑顔も多く、表情がとてもよいとほめていただきました。挨拶もしっかりできていて、さわやかな印象を受けたとも仰っていただきました。ご家庭での安定した生活や日頃の声かけのおかげです。本当にありがとうございます。

参観した授業では、子どもたちが問題を解決するために、試行錯誤を繰り返しながら必死で考えたり、グループでお互いの意見を伝え合いながら真剣に話し合ったりする姿がどの学級でも見られ、感心しました。最初はわからなくても、自分がわかるまで、そして、友達がわかるまで、みんなで考えるのが授業です。それを支えるのが教員の仕事です。今後も、そんな「楽しい授業・わかる授業」を目指してがんばっていきます。

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前芝校区防災訓練

  9月11日(月) 9月10日(日)に前芝校区防災訓練「我が身を守り、家族を守る」が行われました。コロナ前は、校区・保小中合同防災訓練を行っていました。今年も残念ながら合同では実施できず、保育園・小学校・中学校・校区がそれぞれ防災訓練を行いました。

当日は、自宅から第一次避難所を経由し、第二次避難所である前芝学校に集合しました。整列後、各町の報告を受け、安否確認と被害状況の聞き取りを行いました。その後、班ごとに、避難所受付設置、避難所の個別パーテーション・ベッド等の設置、炊き出しの機材確認、校内の部屋の配置等の確認などを行いました。最後に、各班で行ったことを発表しました。

 大変暑い日でしたが、とても多くの方々が参加して、それぞれの担当箇所で汗を流しながら組立作業や点検をしたり、情報交換をしたりしている姿を見て、ぜひこの姿を子どもたちに見せたかったと思いました。被災した際には、1年生徒の振り返りにもあったように、中学生は助けられる側ではなく、助ける側になります。地域人材として活躍できるように、学校でもしっかり意識を高めて訓練等に向かうようにしていきたいと思います。

 

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防災訓練「応急救護所について学ぼう」(出前講座)

   9月8日(金) 9月7日(木)5時間目に防災訓練を行いました。
 今日は、市役所健康政策課のかたが2名来校し、出前講座「応急救護所について学ぼう」を実施しました。
 最初に、30年以内に南海トラフ地震が起きる可能性は70~80%であること、そのために今から準備をしておくことの必要性などを話してくれました。そして、災害時に一番大切なことは、「けがをしないこと」と教えてくれました。もし、けがをした場合は、全員が病院に行ってしまうと混乱が大きくなるので、軽症の場合は病院ではなく、「応急救護所」に行くことを学びました。講師の先生が、生徒たちに応急救護所はどこにあるか尋ねたところ、前芝学校が応急救護所になっていることを知っている生徒はほとんどいませんでした。正門付近に看板も設置してありますが、それを見たことのない生徒がほとんどだったようです。
 その後、身近なものを使って応急手当の学習を行いました。バンダナやハンカチを使った止血方法や
骨折した際のビニル袋を使った腕を吊る方法などを実際に体験しました。生徒は、講師の先生の話をしっかり聞き、隣同士で楽しく学ぶことができました。


(おまけの話)今回の出前講座でも、話を聞くときはよい姿勢で、体験が終わって講師のかたが話し始めると、自然に姿勢を正して、話し手を見ることができました。本当に毎回すばらしいです。出前講座の講師の方々も毎回感心して帰られます。

 1年生の振り返りを紹介します。2・3年生は、また後日紹介します。

〇地震が起きてけがをしたら、いつも行っている病院ではなく、まず応急救護所に行くということがわかりました。本当に早く治療しないといけない人に治療が間に合うように、落ち着かない中でもみんなで協力することが大切だとわかりました。

〇骨折すると「重症」になると思っていたけど、「中等症」だと知って驚きました。災害時に正しい判断ができるように、「軽症・中等症・重症」の分け方を覚えたいです。

〇「けが=病院に行く」ではなくて、「けが=まずは応急手当」にしようと思いました。今、身の回りを見てみると、給食のナフキンや、教科書も骨折したときに使えそうと思いました。地震はいつ来るかわからないので、身の回りにあるものを活用しようと思いました。

〇実際、南海トラフ地震が起きたときに前芝中が応急救護所として開設されるので、そのときは先生も言っていたように、中学生も中心となってけが人を助けていきたいです。

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「豊川工廠戦没学徒之碑」の草取り

9月7日(木)前芝中学校正門の左手にある「豊川工廠戦没学徒之碑」の草取りをしてくださっているお二人のかたと今月もお会いすることができました。今日は少し気温が低かったことと、最近の雨のおかげで、夏休みのときより草が抜きやすかったですが、草の量がものすごく多くて、今日も、9時半にお見えになり、12時過ぎまでかかってきれいにしてくださいました。

このお二人は、この慰霊碑だけでなく、地域の他の場所の草取りもしてくださっているそうです。なかなか真似できることではないです。今回も人のために尽くす「美しく生きる」姿をお二人に見せていただきました。本当にいつもありがとうございます!

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