学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

かめはめ波は世界共通語  6年ALT授業最終日

ALTとともに行う英語の授業も今日が最後となりました。最後の授業は、英語ですごろくを楽しみました。すごろくに登場するのは、ディズニーランドのアトラクションやキャラクター。世界に視野を広げてみると、新しい発見がいっぱいあります。そんな意味でも、英語の学習を楽しんでくれればと思います。アーニー先生の背中には「悟」の文字。ドラゴンボールは世界中の人から愛されています。日本人がディズニーを愛すように、世界の人々は日本の文化を愛し、日本にあこがれを持つ人がいっぱいいます。英語の学習も新しい文化、新しい世界に出合う一手段として、希望に満ちた楽しいものであったほしいと常々思っています。

今日、6年生から寄せ書きをいただきました。感謝の言葉をいっぱいいただき、本当にうれしく思いました。同じく寄せ書きをいただいた他の先生方も同じ気持であったと思います。寄せ書きにあるすべての言葉がうれしかったですが、その中に先日行った「スぺコン」についても、感謝してくれた子がいました。6年生の助けになったのか不安もあったので、その一言でほっとしました。6年生には中学校生活が始まる前の余裕があるときに、中学から始まる英語の書き取りの勉強を始めてくれればとも思っています。中学で使う教科書の単語が勉強できるゲームアプリを紹介しました。春休みの遊びに加えてくれればと思っています。楽しく学ぶことが上達の近道かもしれません。「魔法の読み書きアプリ」で検索すれば、ゲームで楽しく学べます。

https://nh21.tokyo-shoseki.co.jp/mapp

 

 

残り4日の思い出づくり

6年生として過ごす学校生活も卒業式を含めて残り4日となりました。やり残したことはないか、言い残したことはないかと、学年の仲間や先生方と濃密な時間を過ごしているように感じられます。

1時間目は卒業式の「別れの言葉」を練習していました。学年主任から、その言葉の意味を考えて、声の大きさや話し出すタイミングをなどを工夫するように指導を受けていましたが、雰囲気はとっても温かく、これが6年生によさだと改めて感じました。子どもたちの反応から、緊張しながら言葉を発する仲間を応援する雰囲気が感じられます。

1時間の練習を終えたあとは、卒業アルバムが配付されました。すてきな笑顔がアルバムいっぱいに広がっていました。3年生の運動会をはじめとして、6年間の中には、失われた学校生活、行事もありましたが、一人で過ごしたその時間も、確実に成長し続けてくれたことを、思慮深さ、寛容さ、たくましさから感じられます。これまでの卒業生とは一味違う魅力ある6年生として、卒業を迎えてくれている子どもたちを本当に誇りに思います。タブレットを活用したプレゼンやデータ編集技能も、信じられないぐらい高いです。新しい魅力、長所を多くもった子どもたちの今後の活躍がとても楽しみです。予想だにしないすごい活躍が見られるのではないかとそんな期待をもっています。

卒業式予行練習

今日は、卒業式の予行練習を行いました。私自身も卒業証書をお渡しする練習をさせていただきました。当日は、一人一人に心を込めて、卒業証書をお渡しすることができたらと思います。

入場は、体育館後方入口より一人ずつ赤じゅうたんの上を歩きます。保護者の皆様には、堂々と歩く姿からも、6年間の成長を感じ取ってもらえればと思っています。ご来賓、5年生児童、教職員とともに、子どもたちを拍手でお迎えいただければ幸いです。

卒業証書授与、校長式辞、来賓祝辞のあとに、6年生の子どもたちによる「別れのことば」が続きます。6年生が全員ステージ前で、これまでの思い出や未来のへの決意などを述べ、合唱曲を歌います。

本番に向けて、伴奏者や指揮者も練習を重ねてくれています。ご家族の方々が陰ながらのご支援いただいていることに、心より感謝申し上げます。

サーティーワン・アルミ缶回収 ボランティア委員会活動最終日

ボランティア委員会の6年生は最後まで立派でした。本年度最後の「アルミ缶回収」は、あいにくの雨の中での活動でしたが、ボランティア委員の事前の呼びかけのおかげで、31人もの子どもたちがこの雨の中、協力してくれました。ありがとうございました。6年生も「たくさん集まった」「5ポイントにしてよかった」と、今日の活動から達成感を味わえたようでした。今日は雨予報で、「明日に延期すればよかったかな?」と少し後悔もしたのですが、そんな判断の迷いも、生き生きと活動する6年生が吹き飛ばしてくれました。今日も子どもたちに救われたと実感しています。こんな素敵な子どもたちと出会えた縁に心より感謝しています。また、子どもたちの活動にご協力いただいた、多くの家庭の方々にも感謝申し上げます。1年間、ありがとうございました。

 

東日本大震災から13年

帰りの会の時間に、東日本大震災により犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表すべく、14時46分から1分間の黙とうを捧げました。震災後に生まれ育った子どもたちにも、震災の大きな犠牲の上に得られた教訓を伝え、自然災害の理解とその対応へといかしてもらえるよう、各家庭と協力して、防災教育に取り組んでまいりたいと思います。

子どもたちの安全と健康を願い、144年余りにわたって守り続けられてきた無患子(むくろじ)の木に込められた思いの尊さと、その思いを継承し、行動することの責任を改めて感じます。

 

 

下品は恥だが役に立つ 4年学年レク「くつとばし」「逃走中」

4年生がクラスごとに企画・運営する学年レク2回目は、先週の雨で明日(3/12)に延期となっていましたが、明日も雨予報ということで、急遽本日開催となりました。企画はすでに先週時点で出来上がっていたので、急の変更も問題なく学年レクが行われていました。

最初の種目は、「くつとばし」でした。それぞれが飛ばした距離によるポイント制でクラスの合計点で競い合います。係の児童の動きもなかなかよいものでした。「校長先生も」と声をかけられ、調子にのってチャレンジしました。1回目は、空中高く上がりすぎて1ポイントでしたが、2回目は日ごろの行儀悪さをいかんなく発揮して、大きな飛躍で7ポイントゲットしました。「校長先生すごい」とほめられ、下品な育ちもたまには役に立つのかなと、ポジティブにとらえることとしました。

後半は、子どもたちが大好きな「逃走中」でした。ゲーム途中に「ミッション」も発動され。よく考えられていました。磯辺小のハンターは赤帽子で頑張ってくれています。「ミッション」があること以外は、私たちが愛した「ドロジュン」と特に変わりはないですが、「巡査」はもう理解されないですよね。黒サングラスのハンターと巡査では、カッコよさが違うようです。天才バカボンの警察官も好きだったのですが…、これが時代の変遷でしょうか。

ミッション発動中です。捕まった子どもたちは、果たして再び逃げることができるのでしょうか。とにかく、楽しそうで何よりでした。

 

 

呼吸法「拾壱ノ型 凪(なぎ)」体得? 1年セカンドステップ最終回

年間10回にわたって行われた地域のボランティアさんによる「セカンドステップ」のレッスンも本日が最終回となりました。1年生では、怒りを抑えるための具体的な方法について教えてくださいました。

1つは、呼吸法です。怒りを覚えたときに、衝動的に行動を起こさないよう、心を落ち着かせる呼吸法を学びました。「鼻から息をゆっくり(3秒間)吸って、2秒とめて、口から「ふ~」とゆっくり(5秒間)で息を吐く」ことを学びました。鬼滅の刃でいえば、水の呼吸「凪(なぎ)」のようなものでしょうか。

もう一つは、「怒りを抑えるスイッチ」です。いずれは、そういったスイッチを心の中に持っておいて、怒りを感じたときに、それを押して、ビデオを止めるように、衝動的な動きを止めるのですが、1年生はそれを視覚的に理解してもらうために、腕に自作のスイッチをはめます。「妖怪ウォッチ」と例えても、1年生はもうわからないように思います。そんな意味でも、ゲゲゲの鬼太郎の偉大さを改めて思い知ります。1年生にとっては、2年生のレッスンがとても楽しみになってきた感じです。この学びを活かして、良好な友人関係、楽しい学校生活を送ってくれればと願います。

 

スーパーボランティア 豊橋市消防団磯辺分団総会

令和5年度の豊橋市消防団磯辺分団の総会に参加させていただきました。団員の皆様は、それぞれお仕事等で忙しい中、いざというときに備えて訓練等をし、実際に火事や災害等があるときには磯辺校区や周辺地域を守っていただいており、本当に頭が下がる思いです。6月2日の大雨のときには警備をいただいたり、本年度も火事で15.6回の出動があったとお聞きしました。心より感謝申し上げます。

磯辺小の子どもたちに一番なじみがあるときは、いそべフェスタのときでしょうか。磯辺小の子どもたちのお父さんも団員にいらっしゃいます。かっこいいお父さんをうらやましく思います。防災等の体験授業等にも、いつでもお越しいただけるとのことでしたので、消防団について学ぶ機会ができたらと思います。そして、大人になったら消防団員になってくれたらとも思います。磯辺分団の皆様、1年間本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

英語で未来の仲間とコミュニケーション 6年交流ビデオ作成

中野小や福岡小の6年生と英語の交流ビデオを作成するため、6年生が校長室を訪れてくれました。目的は、一組は校長の椅子、もう一組は大谷グローブとプロ野球選手のバットでした。これを使って、英語で将来の夢を語るビデオを作成しました。将来の夢が社長や大臣はよく聞きますが、「校長先生になりたい」という人はまれです。自分が今、校長の立場になって、魅力ある仕事だと感じています。校長としての仕事の魅力を子どもに感じ取ってもらい、「将来、校長先生になりたい」という子が出てくるといいなと、本気で思っています。

子どもたちは、他にも、医療、美容、ファッション、教育など様々な仕事に夢を抱いているようです。英語の授業で、夢を語る機会を作ってくれた先生方に感謝しています。夢がなければ、夢は叶いませんから、それが意識できるとってもすてきな企画と思っています。

中学に入ったら入部したい部活動や楽しみにしている行事を伝えるグループもありました。未来を語るってとっても楽しいですね。磯辺小も、来年度は地域の方々、保護者の方々のお力を貸していただいて、より魅力ある体験活動ができるといいなと夢を抱いています。皆さんのアイデアを心待ちにしています。でも、勤務時間を厳守しないと、教員になってくれる人がいなくなってしまいます。難しい世の中です。それでも、磯辺小ではとっても楽しい毎日を子どもたちと過ごしています。ありがとうございます。

 

一斉下校のあとで  防災科研研究員来校

3月7日(木)に一斉下校が行われました。一斉下校は、新学期に給食が始まる前の午前授業等で行うことを想定していますが、運動場が狭くなり集合場所が確保しにくかったり、感染症の流行で密になることを避けたかったりなどの理由で、久しく行われていませんでしたが、6年生がいるうちに引き継いでおきたいことから行われました。5時間授業は、どの子もとても楽しそうに下校していきます。「6時間授業も楽しいですよ。」と若干アピールもしたくなります。

一斉下校のそのあとで、来校された防災技研の方と南校舎長寿命化改修工事の工事現場に立ち入る機会をいただきました。防災科研は、「国立研究開発法人 防災科学技術研究所」の略です。工事中の南校舎を活用して、地震の減災を目的とした実証実験ができないものかと、市役所の方とまずは下見に来られました。もし、磯辺小で実証実験が行われれば、最先端の研究結果をもとに子どもたちに出前授業を行ってくれればとリクエストする予定です。

工事現場に立ち入る機会もなかなかないので、そんな意味でもとても新鮮でした。3階の家庭科室の屋根部分はほぼ工事が終わっておりました、教室の天井は、屋上からの直射日光の熱を抑えるために、新たに断熱材が使われています。廊下の天井にはありません。 

この工事が終わると、南校舎のトイレも洋式と乾式に生まれ変わります。お披露目は9月以降となります。

工事現場で働く方々は、かっこいいですね。機器もどんどん新しくなっています。水平器も、今では緑のレーザー光線が壁に照射されるそうです。

むくろじの木の根元を久しぶりに見ることができましたが、春らしく水仙がいっぱいに咲いていました。工事柵の隙間から見てみるとよいかと思います。

最先端の研究に触れたり、工事現場を見たりするワクワク感を、磯辺小の子どもたちにも味わってもらう機会が作れればと作戦を練っています。