学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

下品は恥だが役に立つ 4年学年レク「くつとばし」「逃走中」

4年生がクラスごとに企画・運営する学年レク2回目は、先週の雨で明日(3/12)に延期となっていましたが、明日も雨予報ということで、急遽本日開催となりました。企画はすでに先週時点で出来上がっていたので、急の変更も問題なく学年レクが行われていました。

最初の種目は、「くつとばし」でした。それぞれが飛ばした距離によるポイント制でクラスの合計点で競い合います。係の児童の動きもなかなかよいものでした。「校長先生も」と声をかけられ、調子にのってチャレンジしました。1回目は、空中高く上がりすぎて1ポイントでしたが、2回目は日ごろの行儀悪さをいかんなく発揮して、大きな飛躍で7ポイントゲットしました。「校長先生すごい」とほめられ、下品な育ちもたまには役に立つのかなと、ポジティブにとらえることとしました。

後半は、子どもたちが大好きな「逃走中」でした。ゲーム途中に「ミッション」も発動され。よく考えられていました。磯辺小のハンターは赤帽子で頑張ってくれています。「ミッション」があること以外は、私たちが愛した「ドロジュン」と特に変わりはないですが、「巡査」はもう理解されないですよね。黒サングラスのハンターと巡査では、カッコよさが違うようです。天才バカボンの警察官も好きだったのですが…、これが時代の変遷でしょうか。

ミッション発動中です。捕まった子どもたちは、果たして再び逃げることができるのでしょうか。とにかく、楽しそうで何よりでした。

 

 

呼吸法「拾壱ノ型 凪(なぎ)」体得? 1年セカンドステップ最終回

年間10回にわたって行われた地域のボランティアさんによる「セカンドステップ」のレッスンも本日が最終回となりました。1年生では、怒りを抑えるための具体的な方法について教えてくださいました。

1つは、呼吸法です。怒りを覚えたときに、衝動的に行動を起こさないよう、心を落ち着かせる呼吸法を学びました。「鼻から息をゆっくり(3秒間)吸って、2秒とめて、口から「ふ~」とゆっくり(5秒間)で息を吐く」ことを学びました。鬼滅の刃でいえば、水の呼吸「凪(なぎ)」のようなものでしょうか。

もう一つは、「怒りを抑えるスイッチ」です。いずれは、そういったスイッチを心の中に持っておいて、怒りを感じたときに、それを押して、ビデオを止めるように、衝動的な動きを止めるのですが、1年生はそれを視覚的に理解してもらうために、腕に自作のスイッチをはめます。「妖怪ウォッチ」と例えても、1年生はもうわからないように思います。そんな意味でも、ゲゲゲの鬼太郎の偉大さを改めて思い知ります。1年生にとっては、2年生のレッスンがとても楽しみになってきた感じです。この学びを活かして、良好な友人関係、楽しい学校生活を送ってくれればと願います。

 

スーパーボランティア 豊橋市消防団磯辺分団総会

令和5年度の豊橋市消防団磯辺分団の総会に参加させていただきました。団員の皆様は、それぞれお仕事等で忙しい中、いざというときに備えて訓練等をし、実際に火事や災害等があるときには磯辺校区や周辺地域を守っていただいており、本当に頭が下がる思いです。6月2日の大雨のときには警備をいただいたり、本年度も火事で15.6回の出動があったとお聞きしました。心より感謝申し上げます。

磯辺小の子どもたちに一番なじみがあるときは、いそべフェスタのときでしょうか。磯辺小の子どもたちのお父さんも団員にいらっしゃいます。かっこいいお父さんをうらやましく思います。防災等の体験授業等にも、いつでもお越しいただけるとのことでしたので、消防団について学ぶ機会ができたらと思います。そして、大人になったら消防団員になってくれたらとも思います。磯辺分団の皆様、1年間本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

英語で未来の仲間とコミュニケーション 6年交流ビデオ作成

中野小や福岡小の6年生と英語の交流ビデオを作成するため、6年生が校長室を訪れてくれました。目的は、一組は校長の椅子、もう一組は大谷グローブとプロ野球選手のバットでした。これを使って、英語で将来の夢を語るビデオを作成しました。将来の夢が社長や大臣はよく聞きますが、「校長先生になりたい」という人はまれです。自分が今、校長の立場になって、魅力ある仕事だと感じています。校長としての仕事の魅力を子どもに感じ取ってもらい、「将来、校長先生になりたい」という子が出てくるといいなと、本気で思っています。

子どもたちは、他にも、医療、美容、ファッション、教育など様々な仕事に夢を抱いているようです。英語の授業で、夢を語る機会を作ってくれた先生方に感謝しています。夢がなければ、夢は叶いませんから、それが意識できるとってもすてきな企画と思っています。

中学に入ったら入部したい部活動や楽しみにしている行事を伝えるグループもありました。未来を語るってとっても楽しいですね。磯辺小も、来年度は地域の方々、保護者の方々のお力を貸していただいて、より魅力ある体験活動ができるといいなと夢を抱いています。皆さんのアイデアを心待ちにしています。でも、勤務時間を厳守しないと、教員になってくれる人がいなくなってしまいます。難しい世の中です。それでも、磯辺小ではとっても楽しい毎日を子どもたちと過ごしています。ありがとうございます。

 

一斉下校のあとで  防災科研研究員来校

3月7日(木)に一斉下校が行われました。一斉下校は、新学期に給食が始まる前の午前授業等で行うことを想定していますが、運動場が狭くなり集合場所が確保しにくかったり、感染症の流行で密になることを避けたかったりなどの理由で、久しく行われていませんでしたが、6年生がいるうちに引き継いでおきたいことから行われました。5時間授業は、どの子もとても楽しそうに下校していきます。「6時間授業も楽しいですよ。」と若干アピールもしたくなります。

一斉下校のそのあとで、来校された防災技研の方と南校舎長寿命化改修工事の工事現場に立ち入る機会をいただきました。防災科研は、「国立研究開発法人 防災科学技術研究所」の略です。工事中の南校舎を活用して、地震の減災を目的とした実証実験ができないものかと、市役所の方とまずは下見に来られました。もし、磯辺小で実証実験が行われれば、最先端の研究結果をもとに子どもたちに出前授業を行ってくれればとリクエストする予定です。

工事現場に立ち入る機会もなかなかないので、そんな意味でもとても新鮮でした。3階の家庭科室の屋根部分はほぼ工事が終わっておりました、教室の天井は、屋上からの直射日光の熱を抑えるために、新たに断熱材が使われています。廊下の天井にはありません。 

この工事が終わると、南校舎のトイレも洋式と乾式に生まれ変わります。お披露目は9月以降となります。

工事現場で働く方々は、かっこいいですね。機器もどんどん新しくなっています。水平器も、今では緑のレーザー光線が壁に照射されるそうです。

むくろじの木の根元を久しぶりに見ることができましたが、春らしく水仙がいっぱいに咲いていました。工事柵の隙間から見てみるとよいかと思います。

最先端の研究に触れたり、工事現場を見たりするワクワク感を、磯辺小の子どもたちにも味わってもらう機会が作れればと作戦を練っています。