日誌

学校日誌

南稜祭

 新型コロナウイルスも少し収束し始め,縮小したかたちで,南稜祭を実施することができました。今年のテーマは「フレッシュ~心をつなげ!みんなで騒げ!南稜魂!!~」です。
午前の部では体験講座があり,午後の部ではグラウンドでの有志発表や和太鼓がありました。

 

 体験講座では22の講座を開設し,生徒一人一人が興味のある講座に参加しました。ふだんの学校生活とは違った姿や表情を見せる場面もあり,生徒のみなさんにとっても貴重な体験になったようです。多くの体験講座を開設することができたのは,ご協力いただきました外部講師の方々のおかげです。本当にありがとうございました。

        


 午後の部は吹奏楽の演奏から始まり,有志発表では,この日のために練習を積み重ねてきた多くの生徒たちの特技(ピアノ演奏,ダンス,お笑いなど)を披露してくれました。見ている生徒たちも一緒に手拍子をする場面や,面白いネタにみんなで笑う場面など,楽しいひと時を過ごすことができました。

      

 全校からデザインを募集し,全校生徒で作り上げたテーマアートを披露しました。


 フィナーレでは,全校生徒が色団ごとに集まって円を作り,「フレッシュダンス」を踊りました。アンコールの声が何度もかかり繰り返しダンスを踊って楽しみました。最後の最後で色団のタオルを上に投げて,心を一つにつなぎました。
 
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競書会

 10月25日(月)、6時間目に競書会が行われました。1年生は『平和』、2年生は『流れる雲』、3年生は『栄光のかけ橋』という文字を書きました。いつもは元気いっぱいの南稜中生ですが、この時間は学校が静寂に包まれました。どの子も真剣な表情で書道に没頭していました。この「静」と「動」のけじめがつけられる南稜中生の姿が、とても素敵でした。

       
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教科学習でもESDやってます!


 
 南稜中学校では,総合的な学習の時間だけでなく,国語や数学などの教科学習でもESDを行っています。その1つが「授業の中にSDGsの視点を取り入れること」です。

 例えば,2年国語「モアイは語る-地球の未来-」では,②飢餓をゼロに⑮緑の豊かさを守ろうについて触れ,イースター島の歴史を根拠に「私たちは,今あるこの有限な資源をできるだけ効率よく,長期にわたって利用する方策を考えなければならない」とする筆者の論理の展開について納得できるかを考え話し合う授業を行いました。納得できるという意見が多い中,「イースター島の歴史が地球の未来に繰り返されるというのは言い過ぎではないか」という意見や,「現代の科学技術の進歩によりイースター島の歴史が同じように繰り返されるとは限らない」という意見も出ました。3年道徳「よみがえれ,日本海」では,⑭海の豊かさを守ろうについて触れ,タンカー船の沈没により流れ出した重油の回収作業に命がけで取り組むボランティアの存在を知り,自分だったら重油の回収作業を継続するかやめるかについて話し合いました。授業後の生徒のふり返りには,「誰かがやらなければいけないことは自分がやるという積極的な思いが未来を変えることになるということがわかりました」「死ぬのは怖いという友達の意見を聞いて確かにそうだなと思いました。でも亡くなるまで頑張ってくれた人がいたなら,自分たちもその人の死を無駄にしないように頑張った方がいいと思いました」「海を汚すのはとても簡単だけど,それを元通りにするのはたくさんの人の助けが必要なんだなとあらためて感じました。今は梅田川もごみであふれているので,またみんなで力を合わせてきれいにできるようにしたいです」と,環境問題を自分事として捉え,身近なところから動き出そうとする思いが感じられました。

 このように,教科ごと,学年ごと,どの単元でどのSDGsを意識するのかということを1枚にまとめたのが「SDGs実践計画表」です。これには行事,委員会活動も含まれ,南稜中ではすべての教育活動においてSDGsを意識した取り組みが実践されています。
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愛知県ユネスコスクール交流会に代表生徒が参加しました

    

   10月16日(土)名古屋のウィルあいちで行われた「愛知県ユネスコスクール交流会」に3年生の代表生徒3名が参加し,総合的な学習の時間に取り組んできた梅田川の環境学習について発表しました。テーマは「梅田川を未来へつなぐ~持続可能な社会の実現にむけて~」です。3人は「鉄炭団子による水質改善」「大崎小学校や地域と協力して実施した梅田川クリーン作戦」「ポスターや動画,すごろくによる情報発信」について,写真を交えたパワーポイントを自分たちで作成し,同じ愛知県内のユネスコスクールである豊田東高等学校,愛知商業高等学校の生徒にプレゼンしました。発表後のディスカッションでは,「今後,鉄炭団子を梅田川に投入する予定はあるか。」という質問に対し,「現時点では安全性を確認している段階なので,今後の活動にご期待ください。」と,堂々と受け答えする姿も見られました。また,会場の様子をオンラインで見てくださった三谷水産高等学校の先生から「本校でもマイクロプラスチック問題について研究をしており,発表してくれた内容が大変興味深かった。」とお褒めの言葉をいただきました。分科会後,ファシリテーターを務めてくださった中部大学の古澤礼太准教授から,「SDGsの17のゴールを輪状に並べ,その中心に梅田川を置くことで,他にもさまざまな問題に気づくことができる。人と人,人と環境,環境とお金など,さまざまなつながりを意識した教育活動を今後も続けてほしい。」と激励の言葉をいただきました。南稜中学校のESDの取り組みを愛知県内に広く発信することができました。 
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令和3年度後期生徒会役員選挙

 9月30日(木)の6時間目に、生徒会役員選挙が行われました。選挙活動を一生懸命行ってきた立候補者の生徒の演説が、各教室でリモート放送されました。「南稜から笑顔の輪を広げる」「ボランティア活動を活発にさせる」「『コロナ』という視点を加え、新しい行事をつくる」など、各候補者の公約はどれも、この南稜中学校や地域のことを真剣に考えているものばかりでした。このような生徒がリーダーとなって引っ張ってくれる学校生活は、きっとすばらしいものとなることでしょう。

     
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2年生がSDGs出前講座を受けました。

本日5~6限に2年生は,豊橋市役所の未来創生戦略室より講師の先生をお招きし,SDGsの出前授業を行いました。講師の先生は豊橋市がSDGsで取り組んでいる事柄を紹介してくださり,生徒も身近な題材に真剣な態度で耳を傾けていました。授業の中で,自分たちが取り組めると感じたSDGsを少し紹介します。





2「飢餓をゼロに」について考えた生徒からは,
「給食の残食をなくすために,残さず食べる。」

「賞味期限の近いものから食べる。」

「好き嫌いをせずに食事をする。」という意見が出ました。




12「つくる責任,つかう責任」について考えた生徒からは,

「無駄なものを買わないようにする。」

「不要になったものもリサイクルにまわす。」

「食べ残しは次の日に食べる。」という意見が出ました。




14「海の豊かさを守ろう」について考えた生徒からは,

「ポイ捨てをしないようにしたい。」

「海辺に行ってもゴミは持ち帰る。」

「自主的にボランティアに参加する。」などの意見が出ました。


これ以外にも,それぞれの目標に向けて自分たちができる取り組みについて考えることができました。


  
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2年生がSDGsポスターを制作しました

  SDGsとは,Sustainable DevelopmentGoals(持続可能な開発目標)の頭文字からできています。世界の国も地域も企業も個人も,あらゆる人が協力して世界の明るい未来のためにがんばろうと国連で決めた2030年までの17の目標です。今回,2年生が美術の授業でSDGsポスターを制作しました。優秀な作品はコンクールにも応募します。とても上手に仕上がったので,結果が今から楽しみです。作品の一部を紹介します。

         
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地域のかたからの素敵な話

     9月11日(土)に、地域のかたから、こんな連絡をいただきました。
 「植田の商工信用の前で1万円を落としてしまいましたが、男の子3人くらいが、『落としましたよ』と、追いかけてきて渡してくれました。とてもうれしかったです。」
 とても嬉しくて、子どもたちの行動に感動して学校に電話を入れてくださいました。
 こんな素敵な中学生が南稜中にはたくさんいます。
 以前には、こんなこともありました。
 来校した業者のかたが職員室が分からなくて困っていたら、「どうされましたか?職員室ですか?ご案内しますね」と言って、職員室まで案内してくれた生徒もいたそうです。
 制約の多い生活のなかで、こんな温かい行動のできる子どもたちは、やはり素敵です。
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2学期始業式

 夏休みが明けた9月1日、リモートでの始業式が行われました。表彰の後、2年生代表の丹治海斗さんが「2学期に向けての抱負」を立派に発表しました。その後、校長先生のお話がありました。また、安全担当の先生からは、地震などの災害時への備えについて、保健の先生からは新型コロナ感染予防の対策について話をしました。緊急事態宣言下で多くの制約がありますが、2学期も南稜中の全員で協力して、充実した、安心安全な学校生活を送っていきたいと思います。

       
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梅田川クリーン作戦

    
 3年生のごみ問題解決チームの呼びかけで,小学生,中学生,地域の皆様の総勢200名が参加して,梅田川クリーン作戦が行われました。小学生と中学生が一緒に活動できるように分けられた班には「サザエさん」「マスオさん」といった名前がつけられており,お揃いのバッチを胸につけています。今回,大崎橋と植田橋の2か所でごみ拾いを行い,参加者はペットボトルや発泡スチロールなど合計550kgのごみを梅田川から取り除くことができました。活動後,今回の梅田川クリーン作戦を企画した3年生の代表者が参加者にお礼の言葉を述べ,手作りの感謝状とワッペンを手渡しました。また,有志によるダンスの披露も行われ,参加者から温かい拍手をいただきました。参加してくださった皆様,本当にありがとうございました。
【3年生代表の言葉】
・僕たちの呼びかけに大崎小のみんなや地域の方,保護者の方もたくさん集まってくれてうれしかったです。今回だけでは完全にごみをゼロにすることはできなかったので,これからも続けて梅田川をきれいにしていきたいです。
・大崎小のみんな,地域の方と一緒にできてよかったと思います。次はもっとたくさんの方とできたらいいなと思いました。
・大崎小のみなさんは,暑い中,呼びかけた僕たち以上に真剣にやってくださり,とても助かりました。地域のみなさんも,本当にありがとうございました。僕たち中学生がもっとがんばらないといけないなと思いました。
★この活動について、東日新聞で紹介されました(2021.08.05)
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