学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

6年クラスマッチに向けて最終調整

インフルエンザの流行期に入り、発熱、かぜ症状で登校を控える児童も多くなっています。子どもたちの健康状況、登校状況がいつも以上に気がかりな今週を迎えましたが、子どもたちは今日も元気にあいさつをかわしてくれます。

6年生は本日の午後が、クラスマッチ本番になります。教室でリレーの順番を確認し、1時間目は体育館で本番を想定した練習に励んでいます。残念ながらかぜ等で参加できない児童も数名いますが、欠席した児童の思いも受けて、午後はがんばってくれるものと思います。がんばれ6年生!

「愛のダイコン募金」と「アルミ缶回収キャンペーン」にご協力をお願いします。

朝の活動の時間に、3年生の教室では、大根販売の係決めをしていました。元々、栽培した大根の一部を学習の一環で販売にチャレンジする予定でしたが、「能登半島地震」が発生し、収益金は募金することに決めたようです。23日、24日、26日の3日間、6時間目の時間帯に東門付近で児童が販売をするので、ご協力いただければ幸いです。

ポスターも用意しました。磯辺小の校舎や磯辺校区市民館にポスターを貼りました。ポスター掲示のお願いも、子供たちにはよい体験の機会となったようです。あらたまって大人の方に接して、お願いすることはかなりの緊張と成功体験を味わうことができたようです。

 ボランティア委員会は、アルミ缶回収キャンペーンを実施しています。ある家庭では、子どもが、たくさん飲んでと、ある意味、うらやましいお願いをしたとも聞いていますが、無理のない範囲内でご協力をお願いします。集めたアルミ缶は、2月3日(土)のPTA資源回収に拠出します。資源回収にもご協力をお願いします。

1,2年「セカンドステップ」15年間の取り組みの成果

磯辺小では、1,2年生の児童を対象に、アンガーマネジメントをテーマとした「セカンドステップ」の授業が、各クラス年間10回、ボランティアのゲストティーチャーにより行われています。1回の授業は、およそ20分ほどで構成されています。本校は現在1年生4クラス、2年生3クラスありますので、およそ午前中4時間すべてを使って、7クラスで授業を行っていただいています。講師の方はお医者様で、開業されている病院が休診の月曜日の午前中に授業を行っていただいています。「セカンドステップ」は、今年度で15年目になります。この本校の特色である価値の高い教育活動を、これから入学してくる児童にどのように引き継いでいくのか、この方向性を今後2,3年のうちに出すことが、本校の課題であると感じています。

1年生では、スケートボードを行っている相手に、「貸してほしい」と思う子どもがどのようにアプローチするかを考えていきます。1対1の関係性のなかで、どのように解決すべきか、自分だったらどうするかを考えます。「貸してくれない」場合に。怒ってしまうのでなくなく、どのような解決方法に導いていくかうぃ、子どもたちに問いかけます。

2年生は、一緒にうんていで遊ぶ場面を想定して、これまでに学んだ(身につけた)アンガーマネジメントの手法を使って、どのように解決するかを考えます。解決法として子どもたちからは、「かわってと言う」「じゃんけんしようと言う」「先生に言う(先生に助けを求める)」の3つの解決方法が提案されました。それぞれに対して、「よい方法か」「気持ちはよいか(納得できるか)」「フェア(公平)か」「うまく解決できると思うか」などの視点について、子どもたちは「〇」「△」「✕」で評価します。「評価」の基準となるのは、ファイルに綴じてある、「アンガーマネジメント」の手法になります。2年生は、これを手法として身につけつつあります。

これまでも「セカンドステップ」を学んだすべての子どもたちにおいて、学級レクに向けてのルールの話し合いや実際のゲームの最中に、「落ち着いて」次がんばろう」などの声かけが適切になされています。体育やクラスマッチ等の試合では、子どもが審判を行うことがありますが、その審判の対応力(ゲームコントロール)が上手だと感心することが多くありましたが、「セカンドステップ」の学びが生きているのかとも思っています。次回は2月19日(月)の予定です。講師の方にも了承いただき、次回は保護者の皆様にも参観の機会をもてっればと考えていますので、よろしければご予定をご検討ください。

何色の勉強?

土曜日から降り続いた雨も、先ほど止み、日曜日の午後からは晴れるとのことです。月曜日からは、晴天が続くとのことですが、火曜日から金曜日は、予想最低気温が0℃のように、真冬らしい寒い日が続くようです。特に、登校時においては、手袋、ネックウォーマー、使い捨てカイロなどの寒さ対策にご配慮いただければと思います。

金曜日の昼放課に5年生と「たけのこ」へ出かける際に、遊具周辺で元気に遊ぶ子どもたちが声をかけてくれました。「どこに行くの?」「何しに行くの?」と口々に質問してくれるので、「5年生とグループホームのたけのこに福祉の勉強しに行くよ。」などと答えましたが、「グループホーム」「福祉」などの言葉には、当然のごとく「何それ?」の反応が返ってきます。最後に、「いろいろと学んでくるよ、」返答に対しては、「何色の?」の質問が返ってきました。子どもの目線に立った、返答ができておらず、まだまだ未熟だなと反省するばかりでした。、幼稚園・保育園の先生、低学年の担任はすごいなと改めて感じました。

 

6年「なわとびクラスマッチ」1/22(月)いよいよ本番です。

6年生にとっては、最後の?クラスマッチとなる「なわとびクラスマッチ」が1月22日(月)行われます。それに向けて、金曜日の長放課は体育館で練習を行っていました。クラスマッチ本番も、体育館で開催される予定です。当日は、残念ながら予定があり、それを参観することができませんが、本番に向けて、練習に励む6年生の姿をたくさん見ることができたので、その意味ではとても満足しています。6年生が卒業までに多くの思い出を作ってくれるよう、心から願っています。

出場種目は、それぞれの児童が、個人種目1種目、リレー種目1種目の計2種目に参加するとのことです。子どもたちの健闘を祈っています。

「グリーンランナーズ」一週間の成果は?

「むくろじ活動」の「グリーンランナーズ(ランニング教室)」の1週目の活動が終了しました。長放課が、2,4,6年、昼放課が1,3,5年で、15分ほどの活動を4日間にわたって行ってきました。せまくなった運動場での短い時間(15分)の活動ですが、運動量は十分であったと思います。金曜日は「ピストンリレー」を行いましたが、各レースが1人3往復、それがメンバーを変えて、3レースほど行っているので、およそ1人10往復程は走っているので、距離的にも500mは走ることができてます。この長放課のリレーについても、2回目、3回目と回数が増えるにつれて「参加してよい?」と声をかけて、参加する児童も増えていました。平日の長放課(10時25分から10時50分)、昼放課(13時35分から13時55分)の活動時間ですが、2月の上旬には、保護者の方々にも活動を参観、活動に参加いただく機会を設けたいと思いますので、ご都合がつきましたらご来校ください。

バスの来ないバス停 5年グループホーム「たけのこ」訪問

豊橋のいくつかのグループホームに「バスの来ないバス停」が設置されていることは新聞等で知っていましたが、「たけのこ」を訪問し、「バスの来ないバス停」を実際に見て、とっても温かい気持ちになりました。そこはとても日当たりがよく、しばらく座っていたい気持ちになるところでした。2年生の国語の教科書にある「お手紙」の中で、がまくんとかえるくんがかたつむりくんが運ぶお手紙を待つ、そんな場面が思い出されました。時刻表の時刻を示す数字の上に小さな文字で「お茶」と記入がされており、この時刻にそこに座っているとお茶をいただけるそうです。

「たけのこ」からの帰り道に、交通指導員さんに出会い、子どもたちが今日の体験をお話しすると、「今度一緒に行ってみる?」と誘っていただいていました。交通指導員さんも、よく「たけのこ」を訪れるそうです。子ども食堂も開所されているとのことですので、コロナ禍が収束し、以前のように磯辺小の子どもたちの居場所のひとつとなればと願っています。

 

ゲーム選びにセンスあり 5年グループホーム「たけのこ」訪問

5年生がグループ訪問に向けて、準備したゲームは「棒サッカー」「ボーリング」「間違い探し」「じゃんけん新聞紙折り」「コップトランプタワー」「魚釣り」などでした。グループホームを利用される方々は、年齢も、要介護認定も大きな差がありますが、それぞれの方々が参加できて、楽しめるものが用意されていました。何より、ゲームに参加される方々が楽しめることが最も重要ですが、ゲーム自体もおもしろく、盛り上げ方も上手で、感心しました。ゲーム選択は、本やタブレット端末で調べたことと思いますが、学習の成果が、ゲームを楽しむ利用者と子どもたちの姿から感じられました。

「棒サッカー」はスティックを使って、ボールを相手のゴールに入れるものです。ゴールが決まるたびに歓声が沸きあがり、大盛り上がりでした。

 ボーリングもサッカー同様盛り上がっていました。参加される方々の体力あったよいゲーム選択だと、感心しました。

手を器用に動かせる方々には、魚釣りやカップトランプタワーつみで楽しんでいただきました。回数を重ねるたびに釣れる魚の数も増え、タワーも高くなっていきました。介護士さんのサポートの仕方を参考にしながら、利用者の方々と一緒にゲームを楽しんでいました。

会話でコミュニケーションをとることができる方々には、間違え探しやじゃんけんゲームで楽しんでいただいておりました。利用者の方々にヒントを伝えたり、一緒に新聞を行ったりして、交流を深めていました。

 

 

5年福祉体験「グループホームたけのこ」に行ってきました。

5年生は、今日と来週2日間において、学級ごとに駒形町にあるグループホーム「たけのこ」を訪問し、子どもたちが用意したゲームを通して、利用者の方々と交流します。今日は、天気にも恵まれ、10分ほどの道のりを歩いて現地に向かいました。

入室すると施設の方とあいさつし、テーブルを片付けたりして、ゲームの準備をしました、「若い子どもたちが手伝いますから大丈夫です。」とお伝えして、テーブルを片付ける様子を見ていると、「校長先生も若いですよね。」と誘われ、机の移動に参加することになりました。利用者の方々とすぐに打ち解ける子もおり、コミュニケーション力に長けた子どもたちと感心しました。

科学の力とこちょこちょ磨きで、めざせ「100・20(じゅうまるにいまる)」を!

5年生は各クラス1時間ずつ、出前講座「歯の健康」を受けました。私が子どものころは「8020(まちまるにいまる)運動」が盛んで、これは、「80才になっても20本以上の自分の歯を保とう」という運動でした。しかし、今や「人生100年時代」とも言われます。子どもたちには、100才まで20本以上の健康な自分の歯を保ってほしいと願います、いまは「ごしごし」磨きでなくて、「こちょこちょ」磨きを推奨しているとのことです。フッ素入りの歯磨き粉も多く出て、歯ブラシについても進化が見られます。人生100年時代を生き抜く子どもたちには、今日学んだ「歯の健康の最新の情報」を活かして「100・20」を実現してほしいと願います。さらに、磯辺小250周年の年に、「111・20(トリプルスリー・ニイマル」を実現してほしいと願います。

虫歯菌も、現在では、顕微鏡で見るのが普通です。私の子どものころは、3本の剣先をもつ槍をもった頭に2本の角を持つ黒い悪魔が歯を攻撃しているイラストが虫歯菌の説明でよく使われていました。おもしろいけれど、真実味には欠けるものでした。今は、リアルで、怖さを感じます。

今日は、唾液に含まれる虫歯菌の数を色で示すテストも行われました。葉の健康の指導も、ずいぶん進化しています。虫歯菌の見える化が進んでいます。

最後は、こちょこちょ磨きの練習です。大きな歯の模型と大きな歯ブラシを使っての説明は、昔と変わっていなくて、そこにはホッとしてしまう自分がいました。歯医者でも、痛みを感じさせない治療が主流だそうです。科学の力を使って、「100・20」の実現をめざしてほしいと願います。