学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

我らのキャベツの行く末は? 3年キャベツ会議

3年生が夏休みの出校日に種を植え、育ててきたキャベツがいよいよ収穫期を迎えました。収穫の第一弾は、1月27日(月)に行い、1月28日(火)のランランチャレンジに登校される保護者にお買い求めいただきたいとの計画のようです。第2弾は2月3日(月)収穫の、2月4日(火)の入学説明会での販売を考えているようです。

今日のキャベツ会議では、キャベツをいくらで販売するか、どのように魅力をお伝えすることなどに意見が交わされたようです。私も思わず、「農薬を使わないようにするため、手で虫を取り除いたキャベツなので、安売りする必要はないのではないか」と思わず口をはさんでしまいました。「おいしさをわかってもらうために試食をしてもらおう」「チラシを作ってはどか」など、値段設定のみならず、キャベツの魅力をお伝えするためのアイデアが多く出て、白熱した会議となっていました。「磯辺のキャベツ調査隊」の活動を最後まで見守っていただけるとありがたいです。

遊びはやっぱり楽しいぞ! 5年たけのこ訪問

「どこ行くの?」「たけのこ!」「いいなあ~!」といった子どもたちとのやり取りからも、磯辺小の充実した体験学習の成果を感じます。地域の方々に支えられた「体験」や「遊び」からの学びが、磯辺小の子どもたちの楽しい、深い学びに心より感謝しています。

今日も、スタートから山場を迎えました。利用者のリクエストから、予定になかった紙ヒコーキを折って飛ばしたいとのリクエストがありました。子どもたちは戸惑うことなく、利用者さんと一緒に紙ヒコーキを折って楽しんでいました。この柔軟な対応がとってもすてきでした。利用者の方もとてもうれしそうでした。心温まる瞬間がいきなりやってきました。

 今日の交流ゲームで誰もが一番楽しめたのは、風船バレーであったように思います。シンプルな遊びの魅力を感じられました。子どもたちは、風船をどの方にも楽しんでもらえるよう。パスコースを考えていました。子どもたちの中に「みんなで楽しもう」という共通の思いがあることが、子どもたちの動きから感じました。利用者の方々の笑顔がとても印象に残っています。

射的もよくできていました。割りばしでできた発射台を軽く握るだけの、これも簡単なゲームです。安全にも気を使いながら、うまく声かけができているなと感心しました。

魚釣りは、施設利用者の方々も「きれいだね」とお魚のできをほめていました。途中、ゲームをを楽しまれる方がみんな座ってもできるように、魚を海から出して広い場所でゲームができるように工夫してくれていました。こんな機転が利くのもさすがだと感じました。

モグラたたきゲームは、飛び出すののでなく、そこに描かれたモグラの絵を選んで、コップを重ねていくゲームでした。この発想のゲームには初めてでした。絵もかわいく描かれていて、楽しいゲームとなっていました。

ボーリングは、ピンの位置をゲームを楽しむ人によって変えられるのがすてきでした。「私はもっと遠くでチャレンジしたい」のリクエストにも対応でき、難易度を変えられるのがよいと感じました。

わなげも輪の大きさが違うものが用意され、ゲーム中にも難易度が変わるのがとっても楽しそうでした。距離も変化でき、車いすの方も楽しむ子できました。グループホームやデイサービスは、利用者の方々もそれぞれできることや得意なことができるため、それをその場で考え、対応してくれていました。とってもすてきな対応力で、よい学びであったと思います。

子どもたちの工夫が、たくさんの笑顔を生み出してくれ、とてもすてきな交流となりました。1月28日(火)には延期となった学級が訪問します。子どもたちの相手を思いやる行動が見られるものと、とても楽しみにしています。

あ~楽しかった! 3年中消防署見学

3年生は、学校から高師駅まで20分ほど歩き、高師駅から柳生橋駅まで渥美線に乗り、柳生橋駅から中消防署まで再び15分ほど歩き、中消防署での学習に行ってきました。

学校から高師駅までの道のりは、通学路にしている子どもおり見慣れた景色のようですが、社会科の豊橋オリジナル副読本「かがやく豊橋」の「火事からくらしを守る」の学習を兼ねて、道中にある「消火器」や「消火栓」を探しながら歩いたので、見慣れたまちの違う一面にも気づくことができたと思います。

渥美線の乗車が初めてという子も半数ほどいたように思います。愛知大学前駅から小池駅間にあるトンネルもワクワクしたようでした。公共交通の車内では、他の乗客に迷惑をかけないように「おしゃべりはしない」というマナーも守ることができて、初めての渥美線体験にしては、花丸合格であったと思います。

消防署では、消防隊員や救助隊員の方々から、火事の現場で使用する衣服や用具の説明を受けたり、中消防署にある車両の説明を受けたりしました。15キロ以上の装備を背負って、火災現場を全力疾走する隊員の皆様の体力やそれに備えた訓練について、子どもたちも驚いていました。この見学が「将来、消防隊員になりたい」と思うきっかけとなる子もきっといるんだと思いました。みなさんとってもかっこよかったです。

日本一の高さを誇るはしご車(レッドジラフ54)も見学することができました。担任の先生方は果敢にも54m高さまではしご車で登っていきました。子どもたちの前でぶるぶる震えるひざを見せることはできないと思い、はしご車の見学では担任の先生方がハーネスをつけるまでは、他のグループに紛れ込んでいました。「校長先生もどうぞ!」と言われたら、逃げられないと思ったからです。勇気ある担任の先生方に心から感謝しています。

最後は記念撮影を行い、隊員の方々からかっこいい敬礼の仕方を教えてもらいました。私のいのちを守る仕事についてくださっているヒーローの方々から多くのことを学ぶことができ、とってもすてきな「ラーチャレ(ラーニング・チャレンジ」でした。とっても楽しい経験をさせていただいた中消防署の方々に心より感謝申し上げます。

おいしい野菜がざっく、ざっく、ざっくざく! 1年給食ざくざく煮、さばのてりやき

朝ドラ「エール」で演じられた福島市出身の古関裕而さんの妻・金子さんが豊橋市出身である縁で、両市がパートナーシップ協定を締結していることから、給食で福島の郷土料理を食する機会が増えています。今日は、「ざくざく煮」をおいしくいただくことができました。本日のメニューは、ざくざく煮のほかに、さばのてりやき、ごはん、牛乳でした。

1年生は、明日の保育園年長児との交流が楽しみで仕方なく、元気いっぱいの様子です。その元気の源となるのは、給食をおいしく、モリモリ食べていることのようにも感じています。

笑顔いっぱいで給食を食べる1年生に癒されて廊下を歩いていると、3年生が「サバじゃんけん」「牛乳じゃんけん」をやっていました。1年生だけでなく、3年生も「ざくざく煮」の食缶はどのクラスも空っぽになっています。片道30分以上歩いて中消防署に行ってきた3年生はその疲れも見せず、元気にモリモリ給食を食べる姿もとっても頼もしく感じました。

 

カレーの日に! 4年読み聞かせ

今日はカレーの日。1982年に、子どもたちに人気のあるカレーを、全国の学校給食で提供された日に由来するそうです。豊橋の給食には、今日の献立にカレーはなかったそうですが…。

今日は、4年生でおランティアさんによる本の読み聞かせがありました。学校給食に由来するカレーの日にちなんでなのか、学校給食の調理場がテーマとなる本を選んでくださいました。1学期に1回の読み聞かせになるけれど、学年齢やその時期にちなんだ選書をしてくださるので、ボランティアさんの力量には驚くばかりです。

クイズの絵本も読んでくださる学級もありました。子どもたちも「もうひとつ、もうひとつ」と鎌倉ハムのCMみたいに、盛り上がっていました。

子どもたちが、ボランティアさんにどんどん近づいている学級もありました。子どもたちの様子に合わせて、いろんなアプローチで子どもたちを本の世界に招き入れてくださるボランティアさんに心から感謝しています。

あ~しんど! 4日ぶりの「ランチャレ」練習

昨日は雨降りによりグランド状態がよくなかったため「ランチャレ」のトラック練習は中止となり、今日は土日をはさんだので4日ぶりの練習となりました。ずいぶん久しぶりなような感じがして、子どもたちも待ちわびていたようで、準備体操から少しウキウキ気分です。

たった3日間走らなかっただけですが、体は重く、たった6周走るだけなのに「あ~しんど」といった感じです。そんな私を横目に、子どもたちは楽しそうに走っています。「がんばって」の応援が心にしみます。豊橋で一番マラソンが速い先生は、私を1週ごとに追い抜いていきます。私の1周(200m)に対して、彼女は2周(400m)を軽やかに走り抜けます。私は結構本気なんだけど…。一流と名の付く人は違うもんだなと実感しました。勉強になります。本番まであと1週間!がんばります!

 

これからは100(ジュウマル)20(ニイマル)運動がんばろう! 5年出前講座「みんなで守ろう歯の健康」

5年生は、お近くの豊橋市保健所(ほいっぷ)から歯科衛生士さんをお招きし、「歯の健康」をテーマにした講座を各クラスで受けました。これまでは、80歳に20本の歯を残すことをめざした「8020(まちまるにいまる)運動」が主流でしたが、生涯100年時代を生き抜く子どもたちには、100歳に20本の歯をめざしてほしいと願います。

最初に歯の健康について、歯に関する実感やクイズで理解を深めました。サメは生涯で2万本の歯を使いますが、人は1回のみの生え変わりですので、大切にしなくてはいけないことを実感してくれたことと思います。

後半は「こちょこちょみがき」を中心とした、正しい歯の磨き方について教わりました。特に、夜はしっかり磨くことを学びました。今夜から行ってくれているかな?

「大缶」が過ぎた今日も「日々是缶日」  ボランティア委員会アルミ缶回収

毎週火曜日の朝は、ボランティア委員会の児童がアルミ缶回収活動を行ってくれています。今日は雲一つない澄み切った青空で、朝の気温は「大寒」にふさわしいようなひんやりとした、身の引き締まる寒さであったように感じました。ムクロジの春に備えて葉を落とした姿が青空に映えています。

今日も、多くの児童、先生がアルミ缶回収にご協力いただきました。本当にありがとうございました。ボランティア委員の子どもたちのやりがいにもつながっておりますので、ご協力に感謝しております。

インフルエンザの流行はまだ顕著となっていますが、子どもたちが元気な姿を見せてくれる日常にこそ、幸せをいっぱい感じています。

そのやさしいアイデアがすばらしい! 5年グループホームたけのこ訪問

5年生は、今日から1クラスずつ、子ども食堂でもお世話になっているグループホームたけのこで、ゲーム交流を行います。先陣を切って、今日は5年2組がお出かけしました。午後には、雲一つない青空が広がり、陽射しも暖かく。天気も子どもたちの交流を応援してくれているように感じました。

5年生は、「福祉」をテーマとした「いそべ学習(総合」で、赤ちゃん先生、保育園交流、車いすバスケっと体験、高齢者疑似体験など、様々な体験的な学習に取り組んできており、今回の「グループホーム」の交流は、これまでの学びが集約され、子どもたちの姿となって表れてくるものだと思いました。

あやとり、お手玉のチームは、子どもたちが高齢者の方々の近くにより、実技を見せたり、言葉がけをしたりして、一緒に活動を楽しむ姿が見受けられました。お手玉をすることが身体的に難しい方には、あやとりをお勧めするなど、みんなが活動に参加できるような働きかけがすばらしかったです。

すごろくは絵や文字がとっても上手に描かれていました。時間をかけて、ていねいに作成したことが、その出来栄えからうかがい知ることができました。

ボーリングは、スロープを付け、座ったままボールを転がすことができ、よく考えられていると思います。スロープが左右どちらかに傾いていたらピンまでたどりつきにくいですが、そういったこともなく、ていねいに再作したことがうかがえました。これが持ち運びやすいように分解でき、組み立ても簡単なものになっていました。「だれでも、どこでもボウリング」と大山のぶ代さんに行ってもらいたかったなあ。

 わなげも、開始線が移動できるようになっており、高齢者の方々の身体の状況に応じて、開始線を近くして、車いすに座ったまま参加できるよう、工夫がなされていました。

今日のゲームの中で、私が「気づきもしなかった」支援で、秀逸だと感じたのは、すごろくのさいころを受ける箱です。すごい簡単なことだけど、箱を用意することで、誰もがすごろくに参加することができていました。さいころを投げることが難しい方も「箱の中にサイコロを入れてください(置いてください)」で、参加できます。この支援、どこかで調べてのか?それとも自分で考えたのか?子どもたちに尋ねてみたいと思いました。こんな簡単なことで、安全なユニバーサルデザイン化ができることを教えてくれた子どもたちに感謝です。

 今日も「たけのこ」の皆さんが子どもたちを見送ってくださいました。5年生のすごい学びと成長を見る機会をいただけたことに、心から感謝しています。

現在の6年生がお届けしたものも大切に掲示してくださっていました。ありがとうございます。

 

ついつい「なんで」言っちゃうなあ! 2年セカンド・ステップ

ボランティアさんによって月1回程度行われる「セカンドステップ」が、1,2年生の各学級で行われました。16年の長きにわたって行ってくださっているボランティアさんに感謝でいっぱいです。

2年生では、うんていを代わってくれない友達を例に、アンガー・マネジメントやその対応について、みんなで学んでいました。

「怒り」を感じたとき、どうすればよかったか?の問いに、①深呼吸する、②カッとしないと自分いに繰り返し言い聞かせる、③ゆっくり数を数えるなど、これまで学んだことが身についていることが、子どもたちの反応、発言からわかりました。

「怒り」の炎に油を注ぐ発言として、「なんで片付けてないの?」はさらに怒りを増幅させてしまうそうです。「まだ片付けてないようだね」がよいそうです。私にとっても勉強になります。「セカンドステップ」の学びを活かして、庭でよい父となれるよう、精進します。

今日も、子どもたちが考えた具体的な対応策について、「安全か?」「関わる人の気持ちは?」「公平か?」「うまくいきそうか?」の4つの観点で評価していました。コミュニケーション上手な磯辺っ子は、こうして育っているのだと改めて実感しました。