学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

江戸時代といえば…。この答えにセンスあり。 3年出前授業

1月15日に3年生は、豊橋市文化財センターの学芸員さんを講師にお招きし、「豊橋の今とむかし」をテーマとした出前授業を受けました。この授業の山場はいきなりやってきました。学芸員さんからの質問「江戸時代といえばどんな時代?」対する子供の回答に感動しました。

「ヤマサのちくわが創業した時代」

こんなすてきな答えは、ちくわづくりを体験した豊橋っ子しか、出ないことと思います。11月に行ったちくわづくりの体験授業が、今も子どもの学びがしっかり根づいていることがわかり、とってもうれしかったです。感動しました。

昔の地図を見て、気付いたことを共有しました。

道具昔の道具も紹介してくれました。ランプに、石炭アイロンと貴重なものを拝見しました。黒電話が出たときには、少し複雑な思いになりました。「いつまで話しているの?」と親に叱られた、淡い青春時代を思い出しました。

最後は、クイズで復習しました。しっかり学習が身についていることがわかり、ほっとしました。

質問も素敵でした。「昔の方が便利だったものはなんですか?」

ある意味哲学的な質問のように感じました。私もなんだろうと考えました。それは災害のときに気づくのかもしれないと感じました。井戸?汲み取り式トイレ?薪で炊くかまど?いい質問でした。さすが、3年生。

 

「あれから30年」を「これから30年」へ活かす! 阪神・淡路大震災発生の日の誓い

阪神・淡路大震災から30年が過ぎました。30年前の朝、「どしん」という縦揺れで目が覚め、そこから見るに堪えない恐ろしい映像や画像を、数週間にわたってテレビや新聞等で見たことが思い出されます。本日1月17日に半旗を掲げ、この震災で被害に遭われた方々への弔意をお示ししました。

今日も雲一つない青空が広がり、長放課には、子どもたちが運動場に集まってきました。これから先も、子どもたちの笑顔が広がる磯辺小であり続けることができるよう、阪神・淡路大震災から30年で学んだことを活かし、これから30年に80%の確率で発生するといわれている「南海トラフ地震」の被害を最小限にとどめられるよう努めたいと思います。

準備運動の最後のフレーズ「やってみよう」のかけ声とともに、今日も一斉に走り始めました。子どもたちは皆元気です。「子どもに患い(わずらい)の無(な)いこと」の願いを込めて、およそ145年前に植えられた「無患子(むくろじ)の木」にたくされた思いを受け継ぎ、これからも校庭に笑顔がいっぱい広がるよう努めてまいります。

「ランランチャレンジ」で走り終わった下級生があつまり、「ドロケイ」がはじまりました。鉄棒前ではなわとびを楽しむ子どもたちも見られました。校庭で遊ぶ子どもたちは、みな笑顔いっぱいです。この平凡な日常を大切にしていきたい。

みんなの登校を首を長くして待ってま~す! リモート授業

学級閉鎖でなければ、なかなか体験することがない各家庭からのリモート授業ですので、この学習スタイルに新鮮さを感じた子もいたかと思いますが、経験は大切だけれど、2日間で十分と感じた子も多かったのではないでしょうか。初日はタブレット端末からの配信で、Wi-Fi環境で通信が途絶えてしまうこともあったようです。経験から学ぶことは多いと感じました。

2日目の今日はノートパソコンからLANを直接つないで行いました。通常の授業のように挙手。発言をしてくれる子もいて、一定程度の学習効果は得られたのかと感じています。長放課、給食、たわいのない雑談など、リモートでは味わえない楽しみがいっぱいあるのが学校生活かと思います。この2日間の学級閉鎖で、感染拡大がずいぶん予防できました。ま明日から登校再開です。全学級が揃う明日を楽しみにしています。みんなの登校を心待ちにしています!

「君は風を感じたかい?」 「ランチャレ」800mコース試走会

1月28日(火)に開催を予定している「ランランチャレンジ」のチャレンジ部門800m特設コースの試走会を開催しました。今日の試走会には230人を超える児童がエントリーしてくれました。全校児童の半数以上が参加し、想定以上の大盛況となりました。

中校舎と南校舎の間の草地や砂利道を走るため、子どもたちがケガをすることのないように用務員さんが走路整備を行ってくれました。また今日の試走についてはママの会をはじめとするボランティアの方がコースの監視や注意喚起、着順判定までもお手伝いをしてくださいました。

子どもたちは気持ちよく、新鮮な気持ちで800mを走り切りました。おかげで子どもたちも、苦しいはずの800m走もあっという間に終わったと感じられたようです。さわやかな風を感じてくれているといいなと思っています。私はまだ疲労だけしか感じられません。風になりたいなあ。

 

 

 

「やってみよう♪」で一斉スタート! 長放課「ランチャレ」練習 

今日は、昼休みに800mチャレンジコースの試走がありますが、子どもたちは2時間目が終了すると当たり前のように運動場に集まってきます。音楽に合わせて思い思いに準備体操を始めています。

教員からの指示もなく、いつ走り出すのかな?と子どもたちを眺めていると、準備運動曲の最後のフレーズ「やってみよう」で堰を切ったかのように、一斉に走り出します。ある意味壮観な景色です。

子どもたちの中には、自ら進んで、試走コースづくりのお手伝いをしてくれる子もいました。自ら考え、自ら動き出せる磯辺小の子どもたちはすてきです。そんな子どもたちを見守ってくれているむくろじの木がなんだか笑っているように感じられます。