日々の様子

日々の様子

ホワイトでブラックでブルーでピンク





 今日はホワイトデーですね。普段ならそわそわする人もいる日かもしれません。朝から雨が降っています。土曜日の8時30分からは、早めの部活動が開始する時間です。みんなはこんな早くから起きて運動しているんですね。大人だと、仕事で疲れてごろごろしたいなっていう雨の日です。職員室も誰もほとんどいません。運動場にも雨が降り落ち、川ができそうな勢いです。体育館の天井はまだ雨漏りしていませんでしたが、フロアーにバケツを4つセットしました。昭和時代の家みたいです。教育委員会にも相談していますが、びっくりするほどのお金がかかるのでなかなか直せません。
 愛知県下では高校の部活動が再開したところがあります。じゃあ、中学校は!?と思いますが、授業も再開していないのに部活動はできません。なぜかって!?授業あっての学校で、課外活動ですので。全国では、「ブラック部活動」と呼ぶ人もいますが、先生たちはやれる範囲でやろうという気持ちで取り組んでいます。中には、中高時代に部活動の競技の素晴らしさを知り、子どもにも伝えたいと思って先生になった人もいるぐらいですから。最近は、どこの学校でも、生徒数が減少し、先生の数も減少し、部活動の数も減らす方向にあります。それにもまして、喜ばしいことですがクラブチームが普及し、中学校ではなかなかやれないラグビーやスケート、新体操や硬式野球など、小さい頃から取り組めるようになっていることもあり、部活動に入部しない生徒も増えています。ホワイトデーなのに、ブラックな感じの部活動が先細っていく感じの話でブルーになりせんか。でも、最後に、卒業生のみなさんを送り出したハナモモは、雨の中でもきれいに咲いていますよ。

スマホ20時間やってない!?


    (令和2年3月10日 中日新聞より)
  「せっかく学校休みなのに、家におらんといかん。ディズニーもUSJも、ナガシマもラグナシアも休業ばっか。勉強やろうと思うけど、どうるさい親もおらんし、宿題としか言わん先生にもラッキー会わん。ひまばっかでつまらんのに、友達とも会えんし遊べん。だったらスマホ!やっぱスマホじゃん!オンラインゲームにYoutube動画だら!」って考えても仕方ないよね。でも、依存症って怖いんだな。最初は、面白くて集中しちゃう。ついついやり過ぎて真夜中を超えて、いつのまにか朝。そんな日が続くと昼夜逆転が当たり前になっちゃう。そうすると、朝ご飯もおいしくないし食べられんくなるし、1日1食でいいなあとか、お菓子とジュースで生きられる気になる。でも、どうなっちゃうんだろう。目が悪くなるのは当たり前。それがスマホ老眼。40過ぎのおじさん、おばさんといっしょだよ。当然、先生ともいっしょ。今どんどん若者や小学生にまで増えとる。首も痛くなり頭痛がしたりする。それがストレートネック。体がいつもなんとなくだるい。それよりも、他のことが全てやりたくなくなる。人にも会いたくなくなる。「めんどくさい」が口ぐせになったらヤバイよ。ゲーム依存症と診断された人は、朝起きられない(76%)、学校などを休む(59%)、物を壊す(51%)、人に暴力をふるう(27%)といったことが出ちゃう。一回、保健の先生の作った下のチェック表やってみりん。
ネットとのつき合い方をふりかえろう.pdf

やめられない怖い依存症!脳に異常が起きるゲーム障害の症状 ...www.nhk.or.jp/kenko/atc_883.html


学校とは


         (令和2年3月13日 朝日新聞より)
 学校ができることは何だろうか。それを考えさせられた2週間でした。とにかく、生徒がいなければほとんどのことはできません。通知表を作ったり、教室を片づけたり、学校の環境整備をしたり、ホームページで情報発信するのみです。電話や家庭訪問をして、子どもの様子の把握はしていますが、毎日顔を見て、教え、話し、笑い、悩みを聴き、保護者と同じ気持ちで一緒に育てることができていません。
 中学校時代に、勉強は苦手だけれど、給食の献立は1か月分暗記してすらすら言える友達がいました。子ども心に「すごいなあ」と感心しました。運動できるのや勉強できるのと同じで、友達の得意なことを見ると憧れたものです。学校は先生が授業を教えるだけの所ではありません。友達と楽しく遊んだり話したりすることも大切です。授業だけでなく、行事や掃除、部活動など、みんなで一緒に考えたり、体験したりすることも大切です。給食も子どもにとっては、心身の成長のためには、特に大切です。
 そんな中で、「子ども食堂」がさまざまな地域で活躍してくださっていることを聞いています。休日のみの運用であったのを増やしている所もあります。感謝の思いしかありません。学校が休業になり、行き場所に困った子どもたちを、学童保育などで対応していただいています。衛生面に気をつかいながらの対応ということで、本当に頭の下がる思いです。
 そして、特に、不登校の生徒、虐待されている生徒、いじめなどの人間関係で悩んでいた生徒がこの臨時休業中に、どのように過ごしているのかが心配です。更には受験中の生徒もいます。大人でさえ、マスクやトイレットペーパーが買えないだけでパニックを起こしているのに、全ての子どもが、不安を抱えていることが予想されます。
 世間では、現在の臨時休業中の授業を夏休みに授業を行えばよいとの意見も聞こえてきます。教師は夏休み中は基本的に、生徒と同じように休みではありません。昨年、教員に夏休み期間中に「休日をまとめ取りせよ」という通称「変形労働時間制」法案が導入されたばかりですが、授業をすることは可能です。ただし、教員研修や免許更新、部活動の大会は夏休み中に行われますので、独断ではなく慎重に考えなければなりません。それよりも、この臨時休業中、不要不急の外出を避けていたまじめな生徒が、夏休みにストレスをためないか、学校を余計嫌いにならないか心配です。
 臨時休業前に、子どもの目線で考えた対策を行えていたのか、保護者の目線になって説明を行えていたのか、文部科学省のQ&Aを見ていて思いました。

今日も洗濯日和



 今日も温かくなり、よい天気です。運動場は人影は全く見えませんが、洗濯日和です。保健体育の先生が、ハチマキを洗濯して干しています。体育祭は5月です。それまでに一生懸命に体を鍛えておきましょう。伝統のソーラン節の練習もしておいてください。

外で遊ぼう!


           (令和2年3月13日 中日新聞より)
 先日、テレビで、共働きで仕事を休むことができないご家庭のニュースを見ました。小学生高学年の児童が『一人で留守番できるから大丈夫だよ。』と言っていたけれども、1週間もすると『学校に行きたい。』と泣きながら不安に母親に訴えたというものです。
 総理も「子どもの命を守る」という一言で、説明はありませんでした。先生も、学校が突然臨時休業になるものだから、大混乱で説明できませんでした。大人なのに、冷静に全てを対処できませんでした。まるで「学校は危険な場所」、「友達と遊ぶのは危険」、「子どもが死ぬ危険な病気」という印象しか残らなかったでしょう。本当ならば、学校が突然臨時休業になってしまう理由、修了式や卒業式はどうするのか、残った授業をどうするのか、新学期をどう迎えるのか、新型コロナウイルスの説明と対処法、不安や困ったときの対処法、家での食事や栄養面についてなど、本当はたくさんのことを話し、説明し、みんなの不安に答えながら一緒に学ぶ機会があるべきでしたが、全てなくなってしまいました。
 人は不安な時に、一人で悩んでいると、考えが狭くなりよくないことばかり考えてしまいます。こういう未知だった病気、保護者もいない、先生も、大人もあてにならないような不安な状況では特にそうです。よくないことばかり考えるのは、子どもも大人も同じです。大人も仕事で新しことを突然任されたり、上司に無理な指示をされたりすると悩んだり、鬱病などの病気になったりします。そんな時に、わからないのに意地を張ったり、イライラして自暴自棄になったりすると、周りとの関係を壊してし、自分自身もメチャクチャになってしまいます。大人の社会だと壊れる規模が大きくなり、会社が潰れたり、社会規範がなくなったり、国が破綻したりしてします。だからこそ、
 「外で遊ぼう!」「友達と遊ぼう!」ただし、手洗いはしっかりしてね。
 「悩みや不安はぶちまけよう!」友達や家族、専門家でも、下のような電話相談でも。
 「せっかく学校で勉強できないのだから、やれることをやろう!」我慢ばかりでは心が壊れるから。

チャイルドライン® 18さいまでの子どもがかけるでんわ childline.or.jp/

 

教育相談こころの電話 - 愛知県教育・スポーツ振興財団

リーファ


(令和2年3月13日 東日新聞より)
 二川校区の豊橋総合動植物公園で明日から人気のレッサーパンダが公開となります。ぜひ見に来てください。

パンデミック


       (令和2年3月13日 朝日新聞より)

 ようやくWHOがパンデミック宣言を出しました。1月中旬には、パンデミックという事態にはならないだろうとの見解を出していたのにもかかわらず。中国からの情報が少なかったのと、各国が封じ込めに失敗していることが原因と考えられます。新型コロナウイルスが発生したと言われる中国の死者が一番多く3000人を上回っていますが、元々人口の一番多い国ということも考えなければなりません。そしてイタリアでは死者が1000人を超えました。(13日現在)
 しかし、新型コロナウイルスは未知の病気で、日本でも死者が出てからは、恐れすぎていたように思われます。新型コロナウイルスは、8割の方にとっては普通の風邪レベル。特に若者にとっては、普通の風邪のように家で安静にしていれば治るそうです。特に、注意しなければならないのは、高齢者と、年齢にかかわらず重篤な疾患を抱えている方。循環器系や心臓に疾患を持っている方や、また成人病と呼ばれる糖尿病の方などです。国内の子どもへの感染は稀で家庭内感染が多いです。今の感染の広がりは、成人の感染者からの伝播によるものですので、保育所、幼稚園、学校などへの通園、通学を自主的に控える理由はないそうで、隣の浜松市のように授業を再開する郡市があるのも事実です。ウイルスを広めているのは普段の生活を続けていた大人とも言えます。手洗いと咳エチケットに気をつけましょう。エネルギーのあふれる子どもは元気に乗り越えましょう。仕事ばかりでストレスの溜まってお疲れ気味の大人、イライラして怒ってばかりの大人、独断で周りのことを考えなず暴走する大人は、遊びまわらずに安静に過ごしましょう。
参考:公益社団法人 日本小児科医会 www.jpa-web.org/

藤田医科大学 医学部 微生物学講座・感染症科www.fujita-hu.ac.jp/~microb/

ハンカチマスク


(令和2年3月12日 中日新聞より)
 簡単なマスクの作り方がこれも中日新聞に載っていました。ぜひ、ご家庭で参考にして見てはどうでしょうか。ちなみに、専門家の見解では、カゼやインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症は、感染している体調の悪い人が咳やくしゃみなどをして飛沫を飛ばさないためであり、健康な人の予防にはあまり意味がないそうです。手洗いをしっかりとすることが大切だそうです。医者の方も、病院で患者を診察する時や、人込みにどうしても行かなくてはいけない時だけはマスクをするが、街を普通に歩く時にはマスクをつけないと述べていました。今のマスク不足は、本当に必要な医療従事者や、体調不良者に行き渡らなくなる問題を引き起こしているとも述べていました。花粉症の方でお困りの方や、マスクをしていないと不安な方は、マスク作りをご家族でぜひ取り組んでみてはどうでしょうか。