校長室便り

校長室便り

1年生が自然体験学習を行いました

 10月17日(木)・18日(金)の1泊2日の日程で、愛知県野外教育センターで、自然体験学習を行いました。 天候にも恵まれ、計画通りの体験活動をすることができました。 

 初日は、本宮山の登山に挑戦しました。時間差をつけて班ごとに出発し、協力しながら山頂を目ざしました。つらくなったときは、班の仲間で励まし合いながら、急な上り坂や階段を一歩一歩登って行きました。「苦しい時もあったけど、班の子に励まされて、がんばれました」と振り返る様子からも、仲間の大切さを感じたと思います。

 野外教育センターに到着後、すぐに飯盒炊飯の準備にかかりました。調理、釜での火おこし、配膳、片づけと分担しながら手際よくこなしていました。自然豊かな中で、4月からの新たな友と「美味しいね」と話しながら食べる「カレーライス」の味は、きっと格別だったと思います。 

 キャンプファイヤーは、各クラスの出し物、有志によるソーラン踊り、実行委員の企画と内容も盛りだくさんでした。スローガン「心を燃やせ」の通り炎を囲み、みんなで盛り上げたキャンプファイヤーとなりました。 

 2日目も予定通り、朝食の「カートンドック」づくりに挑戦しました。この日は、オレンジパークでのみかん狩りの体験もしました。

 1泊2日を通して、生徒一人一人のがんばり、学年集団のまとまりを感じることができました。中学校の生活を半年経て、随分と成長した姿を見ることができ、うれしく思いました。これからの成長をさらに期待しています。

 

3年生が修学旅行に行ってきました

 9月3日(火)から、2泊3日の日程で、静岡県伊東市の伊豆高原と東京都内で体験活動やテーマ別、学級別の分散活動などを行いました。

 台風10号の影響のため、交通手段や現地の状況等も心配されましたが、計画通りに実施することができました。あいにく、初日の目的地である伊東市は雨が降っており、体験活動は室内のプランに変更しました。しかし生徒たちにとって、陶芸体験、オルゴール作り、ガラス工芸など初めてのものばかりで、工房のかたから説明をしっかりとお聞きし、工夫を凝らして制作活動に取り組んでいました。その様子から、思い出に残る体験となったと思います。出来上がった作品が、後日学校に届くのが楽しみです。

 その後は、宿泊先のペンションに分かれ、それぞれのオーナーさんの温かいお人柄にふれながら、夕食、クラスの仲間との団らんを楽しみ、心に残るひと時になったと思います。

  2日目は東京方面にバスで移動し、テーマ別に分かれて分散活動した後、東京ディズニーランドで合流しました。アトラクションに乗ったり、お土産を購入したりと、あっという間に時間が過ぎました。園内は班別での行動でしたが、全員が集合時刻を守る姿には感心しました。

 3日目は、国会議事堂の見学、学級別分散活動を行いました。2日目以降は、天候にも恵まれ、計画通りの活動を終えることができました。

 「レッツ、エンジョイ」をテーマに掲げ、だれもが楽しめる修学旅行にしようという思いと願いのもと、日頃の学校生活で大切にしてきた規律あるふるまいで、心に残る修学旅行になったように思います。

 3年生のみなさんと3日間を過ごし、頼もしさを目の当たりにすることができ、うれしく思いました。

           令和6年9月17日

                     豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合体育大会の「選手激励会」

   6月28日(金)の5・6限に、総合体育大会の選手激励会を開催しました。

 吹奏楽部の迫力のある演奏が体育館に響きわたる中、ユニフォーム姿の選手が入場してきました。

    選手の「決意表明」から、日々の練習で各部の目指してきたことや意気込みが力強く伝わり、南部中の代表らしい頼もしい姿が見られました。

  そして、体育館の全校生徒の耳に届くキャプテンの選手宣誓には、日々の努力の積み重ねや切磋琢磨し合うことで高め合ってきた自信が感じられました。

   どの部もチームワークのよさを生かし「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」の精神で、粘り強く戦い抜くことを期待します。

   3年生は、最後の大会になります。3年間の集大成となるよう、市内各会場で、南部中学校の生徒が活躍する姿を期待しています。

                                      令和6年7月12日 

                          豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行

「南丸祭・体育の部」を開催しました

   5月11日(土)、天候に恵まれ、本校グランドにて、「南丸祭・体育の部」を開催しました。

 始業式の翌週、生徒執行部から「私たちとって忘れられない最高の南丸祭を全校で盛り上げていきましょう」と全校へメッセージがありました。各種目の練習はもちろんのこと、実行委員の募集、スローガンの決定、さらには、オープニングやエンディングの企画など盛りだくさんでしたが、わずか1か月という短い期間の中で、準備を進めてきました。

 

体育の部のメインである、縦割りの団による応援合戦では、3年生の団長を中心にリーダーシップを発揮し、「団」という大勢をまとめあげた姿は、最高学年としての風格を感じました。

授業後の「南丸タイム」では、自分たちが考えた演技構成、振り付け、隊形等を、同じ団の後輩たちに教え、伝えている様子から、南部中の新たな文化がつくられていると感じました。

3年生の活躍する姿は、2年生、1年生にとって、今は憧れでありますが、1年後、2年後の自分たちの目ざす姿に映ったことと思います。

 

スローガン「笑・魅(えみ)~笑顔と魅力あふれる南部~」のように、会場では笑顔や、生徒たちの魅力があふれ、躍動する姿をいたるところでみることができました。

また、自分たちの団だけでなく、他の団の演技を応援し、仲間のかけ声にのって一緒に盛り上げていく姿から、生徒会執行部のメッセージの通り、全校で盛り上げた「南丸祭・体育の部」になったと思います。

 

当日は、多くの保護者、地域の皆様がたにご参観いただき、厚くお礼申し上げます。

また、PTAの販売活動にもご協力していただきまして、ありがとうございました。

令和6年5月20日

豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行

「感謝の気持ちをこめて」

  

   4月15日(月)に、2,3年生が本校体育館に集まり、「退任式」を開催しました。

 転任された8名の先生がた、お一人お一人から、お話をいただきました。南部中学校での思い出、生徒たちへの期待など、心温まるメッセージをいただきました。

 

    先生がたより、あらためて南部中の生徒のすばらしいところをたくさんほめていただいたことで、これからの学校生活をさらに充実したものにしようと気持ちも高まったようです。

    この後に、学年での退任式、部活での退任式が引き続き行われ、生徒たちは今までお世話になった感謝の気持ちを伝えることができ満足できました。

以下、本日の退任式で先生がたからいただいたお話の一部を紹介します。

 

「命を大切に、自分の命だけでなく、あなたたちがかかわった人すべての命も」

「仲間が伝えようとしていることをわかってあげられる人になってください」

「しんどい時もあるけど、ちょっとだけがんばってみてください」

「いやなことがあっても、ポジティブな言葉を使っていれば、がんばってみようと思って、一歩踏み出せるよ」

「こころが変われば、行動が変わる。行動が変われば目標に近づく」

「自分で聞いていた印象だけでなく、いろいろな見方、考え方があるんだよ」

「苦しくなったり、悩んだりする時は、自分で自分に大丈夫と声をかけてあげてください」

「みなさんの力で、南部中を新しくしていってください」

 

転任された先生がたの南部中への愛情を感じました。

令和6年4月22日 豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行