学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

「早起きは三文の徳」その2 アメリカの小学生とのオンライン交流

5,6年生の有志児童によるアメリカの小学生とのオンライン交流が、今朝7時から行われました。夜明け前の静かな朝に、「むくろじの木」を見上げると、神聖さがより一層増すように感じます。深夜なら、「モチモチの木」のように、輝いて見えるのかもしれません。

 このオンライン交流を通して、私自身も学ぶことが多いあります。早朝からがんばって参加してくれる子どもたちのおかげで、新たな出会い、新たな学びをいただいています。

UCLAで講師で、交流プログラムのコーディネーターをして下さっている先生は、「ご存じのように」と、アメリカの小学生の1/4が家庭で英語を話していないことを教えていただきました。この事実は、語学教育に携わる人にとっては常識なんだと、とても勉強になりました。(以下のメール文参照・一部抜粋)

ご存知のようにアメリカは人口の4分の1が家庭では英語以外の言語を話していて、日本語イマージョンプログラムの保護者の中にはスペイン語、ポルトガル語、アルメニア語が母語の方がたくさんいます。日本側の先生方のご好意により、アメリカの授業時間内にこのような交流ができること、誠に感謝しております。さまざまな言語や文化の背景を持つ子供たちが英語と日本語というお互いの共通言語を使って交流ができるのはとても有意義なことだと思っております。

磯辺の子どもたちにも、今年度の6年生に引き続き、ぜひチャレンジしてもらいたいと願っています。

 

三連休は一緒に食器洗いはいかがでしょうか? 1年生活科

2階から足音がしたので、家庭科室をのぞいてみると、1年生の各家庭が待ち望んでいた?食器洗いの実習の日でした。先日の洗濯物たたみに続く、お手伝いシリーズでした。

学級担任のお隣には、ミニ先生が登場して、楽しい授業づくりに貢献してくれています。この温かい雰囲気すてきです。

1年生でも手慣れたものです。陶器やガラスは手がすべって割ってしまう可能性はありますが、習ったことを家庭でも行うチャンスがいただければと思います。でも、高価な食器はお互いが悲しい思いになるので、避けていただけた方がよいと思います。

「顔も洗おうかしら?」ユーモアセンスは、すでにグローバル社会に出ても通用しそうです。こんなすてきな子どもたちの成長場面を身近で見られ、日々幸せです。

健康な体を作り、日本の農業と酪農を守る給食の取り組み!

水曜日に栄養教諭がお昼の放送で、最近の給食では牛乳が1日7リットルほど配膳室に戻されるとお話しされました。給食の時間に各教室に見回っているときに「残食ゼロ」の学級が多いと感じていたので意外に感じ、早速、各学級の様子を見に行きました。

幸い、前日の栄養教諭からの呼びかけもあり、ここ最近よりずいぶん牛乳を残す人や残す量が減ったとのことでした。楽しく牛乳を飲む姿も見られてよかったです。銭湯の湯上りのように、腰に手を当てて、ビンに入った牛乳をぐびぐびと飲むことは叶わなくなりましたが、チャンカワイさんなら「惚れてしまうやろ~」と言ってくれそうな、よい飲みっぷりが多く見られました。打てば響く反応のよい子どもたちを誇りに思います。

ちょうどそのとき、TV放送では、給食委員会が作成した、「好き嫌いなく野菜を食べて、健康な体づくりをしよう」をテーマとしたドラマ仕立ての動画が放映されていました。給食委員の調べでは、「ナス」「トマト」「ピーマン」が子どもたちが嫌いな野菜ベスト3だそうです。。動画は、病気を引き起こす悪魔たちを、正義の味方「ナス」「トマト」「ピーマン」がやっつけるストーリーです。見事に勝利しました。これからは、ウルトラマン、アンパンマン、ピーマンが日本の三大正義の味方になってくれそうです。今後も、給食を通して、健康な体を作り、日本の農業と酪農を守るため、磯辺っ子は楽しく給食を食べますので、ご家庭でも食育へのご協力をお願いします。

特別で温かい学びの空間を、ありがとうございました。 「ネコの日」の授業参観日

本日の授業参観日は、11月に行われた「学習発表会」以来の保護者の方々に子どもたちの学びの成果をライブで見ていただく機会でした。雨が断続的に降り続く中、多くの家族の方に足をお運びいただき、ありがとうございました。

今日は、保護者を参観者と見立てて、学習の成果を発表する学習活動が多くありました。子どもたちは、この2週間ほどかけてこれまでの学習をまとめ、発表の準備をしてきました。そして、いつもとは違った緊張感を味わいながら、発表を終え、達成感を味わうことができたようです。。特別でありながら、温かい雰囲気のある学習空間を作っていただいた保護者の皆様に心より感謝申し上げます。中学の部活動においては、練習試合、公式戦を通して、大きな成長を感じることがありますが、今日の授業はそれに匹敵するぐらい大きな成果と成長を子どもたち自身が実感できる機会であったように思います。ありがとうございました。

ひまわり学級は、学級園で栽培した野菜を販売する活動を行いました。保護者の方々にお客さんになっていただき販売した経験は、勤労の成果が実ったことの喜びや人とコミュニケーションをすることの楽しさを味わえた特別な機会であったことと思います。今後も学校生活のできごとを家庭で話題にしていただき、子どもたちの学びを家庭でも支えていただけるようお願いします。このブログが、学校生活を家族で語らう一助になることも願っています。

 

The early bird catches the worm.  アメリカの小学校との国際交流練習会

2月24日(土)の朝7時から、カルフォルニアにある小学校で日本語を勉強している子どもたちと磯辺小、八町小の有志児童とのオンライン交流が行われます。日本とアメリカ・カルフォルニア州との時差は17時時間なので、日本の子どもたちは各家庭からzoomにアクセスします。日本の児童にとってはまさに「早起きは三文の徳」の世界です。

12月、1月にも同様の国際交流を行いましたが、画面を通じての会話は、話し出すのに対面以上に勇気が必要で、ついつい話すタイミングを逃してしまいがちでした。そこで、同じ交流プログラムに参加する八町小の児童と、オンラインで英語による意見交流の練習を行いました。昨日は、その練習会の八町小の会場に東日新聞の取材があり、その記事が今朝(2/22)の東日新聞に掲載されています。東日新聞のホームページでも一部、見ることができます。

https://www.tonichi.net/news/index.php?id=107012

英語の学習方法も、日々進化を続けているように感じています。今日の授業参観に向けた、3年生の英語劇の練習場面を幾度か拝見しましたが、発音が上手な子ばかりです。子どもたちの話す力の急激な変容を、この磯辺小でも感じます。こうした時代の潮流に乗り遅れないよう、子どもたちと一緒に、英語のコミュニケーション力を伸ばしていけたらと願っています。

ちょっと見せ 授業参観日(2/22)にお越しください。

明日、2月22日(木)は、世間的には「ネコの日」ですが、磯辺小にとっては、保護者の皆様を学校にお迎えする大切な「授業参観日」です。各学級担任には「日ごろの授業の一幕をお見せしてください。」とお願いしましたが、「子どもたちのがんばった成果を、この機会に、保護者の方々に見ていただきたい。」と、明日に向けて準備をすすめている学級もありました。言い換えると、子ども自身の「家族に見てほしい」という思いをもとに、授業づくりをすすめた学級もあるということです。

3年生は、「いそべ学習」で取り組んだダイコンの栽培に関する個人及びグループ学習の成果発表に向けて準備をすすめていました。他の学級で予行演習して、明日を迎えます。楽しみにしてください。45分でできるのか心配になるぐらい内容が盛りだくさんで、子どもたちの張り切り具合がうかがえました。

2年生は、生活科で「2年生でできるようになったこと」の発表に向けて、学級で予行練習をしていました。「がんばれ」の声援や拍手がとっても温かくて、発表する子どもだけでなく、それを応援する仲間の姿にも注目してほしいと思っています。比較的強い雨が降ることが予想されていますが、ぜひお子様の学級にお立ち寄りいただき、がんばる子どもたちに熱いエールをおくっていただくよう、お願い申し上げます。

 

 

のべ300人に本の世界の魅力を伝えていただきました。 ひまわり学級本の読み聞かせ

本日、ひまわり学級の会をもって、令和5年度の図書ボランティアさんによる「本の読み聞かせ」が終了いたしました。「本の読み聞かせ」は、通常学級19学級✕5回及びひまわり学級単独3回が行われましたので、少なくとも、のべ288人のボランティアさんに参加、ご協力いただきました。実際は、2名以上のボランティアさんが学級に入っていただいたり、小さなお子さんが一緒に参加し、癒しの空間を演出してくれたので、のべ300人を超える方々にお世話になったこととなります。この数字を考えただけでもすごいことだと思いますし、この環境を幸せに思います。

今日の最後には、ボランティアさんから、6年生の3名に向けて、「卒業おめでとう」のメッセージもいただきました。一人一人の子どもたちに対して、「本の読み聞かせ」や「図書室の環境整備」などを通じて、心温まるメッセージを届けていただけたことに、心より感謝申し上げます。

調理実習で各家庭のサポートをたっぷり味わうことができました。 5年みそ汁づくり最終日

昨日の5年生のみそ汁づくりの実習で、4年「おにぎり」、5年「みそ汁」、6年「20分で2品のおかず」の調理実習を終えることができました。9クラスの実習を終えて改めて、各家庭のご協力を本当にありがたく感じています。子どもがある意味こだわって食材を選択し、そのリクエストに各家庭がこたえていただいたおかげで、子どもたちがいつくしむように自分が作った料理を味わう姿が多くみられたと感じています。中には、事前の練習にお付き合いいただいた家庭もあったと聞きました。様々なサポートがあって、特別な調理体験ができたように感じています。これは、学校が一律に用意した食材では、できない体験、子どもたちの姿であったのかと感じています。これからも、各家庭に協力いただきながら、一人一人の思いがこもった特別な体験を味わってもらうことができればと、子どもたちのすてきな笑顔を見ながら感じました。ご協力ありがとうございました。

 

霧中の日に、本に夢中 1年「なんでもポケット」最終回

1年から3年の児童を対象に行われてきた、本の世界に親しむ活動「なんでもポケット」が、本日の1年生で本年度の活動は終了となりました。今日もバラエティに富んだ活動を用意していただき、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。

「モチモチの木」の紙芝居は、光の陰影によって、絵本の世界が目の前に広がっていました。物語のメインでもある夜に輝くモチモチの木がリアルに再現されていました。

耳を傾けて聴く「素話」、作者が「なんでもポケット」のメンバーにいらっしゃる「おにのあんころもち」、子どもたちが大好きな童謡「おにのパンツ」と楽しい時間が過ぎていきます。

木製の動物パズルを使ったお話も、手袋の形をした外枠に、動物たちが「入る」「入らない」と大変盛り上がりました。ボランティアさんのご厚意で、学級担任と私も1ピースをはめさせてもらいましたが、なかなか難しく、子どもたちが「そこ、そこ」と教えてくれたので、ようやく役目を終えることができました。この盛り上がりはドリフの「志村、うしろ!うしろ!」と叫ぶ子どもたちのようでした。

最後は絵本「あー、あー」で元気に声を出して終わりとなりました。またひとつ、1年生の思い出の1ページをいただきました。

休み時間になり、本の好きな子どもたちがどっと押し寄せました。6年生は今日も、当番の仕事を責任もって取り組んでくれています。こうした子どもたちも、「本の好きな磯辺っ子」を支えてくれています。