学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

5年福祉体験「グループホームたけのこ」に行ってきました。

5年生は、今日と来週2日間において、学級ごとに駒形町にあるグループホーム「たけのこ」を訪問し、子どもたちが用意したゲームを通して、利用者の方々と交流します。今日は、天気にも恵まれ、10分ほどの道のりを歩いて現地に向かいました。

入室すると施設の方とあいさつし、テーブルを片付けたりして、ゲームの準備をしました、「若い子どもたちが手伝いますから大丈夫です。」とお伝えして、テーブルを片付ける様子を見ていると、「校長先生も若いですよね。」と誘われ、机の移動に参加することになりました。利用者の方々とすぐに打ち解ける子もおり、コミュニケーション力に長けた子どもたちと感心しました。

科学の力とこちょこちょ磨きで、めざせ「100・20(じゅうまるにいまる)」を!

5年生は各クラス1時間ずつ、出前講座「歯の健康」を受けました。私が子どものころは「8020(まちまるにいまる)運動」が盛んで、これは、「80才になっても20本以上の自分の歯を保とう」という運動でした。しかし、今や「人生100年時代」とも言われます。子どもたちには、100才まで20本以上の健康な自分の歯を保ってほしいと願います、いまは「ごしごし」磨きでなくて、「こちょこちょ」磨きを推奨しているとのことです。フッ素入りの歯磨き粉も多く出て、歯ブラシについても進化が見られます。人生100年時代を生き抜く子どもたちには、今日学んだ「歯の健康の最新の情報」を活かして「100・20」を実現してほしいと願います。さらに、磯辺小250周年の年に、「111・20(トリプルスリー・ニイマル」を実現してほしいと願います。

虫歯菌も、現在では、顕微鏡で見るのが普通です。私の子どものころは、3本の剣先をもつ槍をもった頭に2本の角を持つ黒い悪魔が歯を攻撃しているイラストが虫歯菌の説明でよく使われていました。おもしろいけれど、真実味には欠けるものでした。今は、リアルで、怖さを感じます。

今日は、唾液に含まれる虫歯菌の数を色で示すテストも行われました。葉の健康の指導も、ずいぶん進化しています。虫歯菌の見える化が進んでいます。

最後は、こちょこちょ磨きの練習です。大きな歯の模型と大きな歯ブラシを使っての説明は、昔と変わっていなくて、そこにはホッとしてしまう自分がいました。歯医者でも、痛みを感じさせない治療が主流だそうです。科学の力を使って、「100・20」の実現をめざしてほしいと願います。

10秒チャレンジ!お待ちしてます! 2年「九九検定」ラスボスより!

2年生で学習する算数の一番の難関で、山場は「九九のかけ算」です。これがマスターできたものとして、3年生以降の算数、そして中学、高校の数学は進んでいくので、家庭・学校が強力タッグを組んで、「九九の表」の完全マスターに向けて取り組んでいるところです。ほとんどの小学校で、最終関門になるのが、校長による「九九検定」になります。今日はそのラスボス検定の初日でした。5人の2年生が、校長室への出入りのノックから、挨拶の礼儀作法まで心がけて、九九検定にチャレンジし、全員見事に合格しました。

ラスボスとして、初めての「九九検定」に臨み、スラスラと九九を話す子どもたちを見ながら、「さらに巨大なラスボスとして君臨したい。」という欲がわいてきました。いずれの段も10秒以内で言えるんじゃないと期待が膨らみました。「10秒チャレンジ」は、あくまでも希望制ですが、これから九九検定で校長室に訪れる2年生は、ぜひ「10秒チャレンジ」に、挑戦してみてください。2年生の勇者たちの、挑戦をお待ちしています!

 初日から見事に7の段を「8秒92」のタイムでクリアした子どももいました。2年もすごいぞ!磯辺っ子!

 

 

やっぱり、ローストビーフと夏がいいかな?

3学期始業式のなぞかけは、「磯辺小の先生方の今の気持ちとかけまして、ラジオパーソナリティーの気持ちととく、そのこころは、「みなさんの『とうこう』を心待ちにしています。」でした。今週は、その心境がいつも以上にあてはまる一週間となりました。月曜日にいつもより多くの児童がかぜ症状等により欠席することとなりました。そのため、毎日、インフルエンザの拡大を心配しながら朝を迎えましたが、各家庭のご協力のおかげで、わずかながらに減少傾向を保ったまま、週末を迎えることができました。6年生にとっては、残り40日余りの登校日になり、1日1日の学校生活が貴重な時間となっています。今後も、できるだけ平常時の教育活動が進められるよう、感染防止拡大に努めてまいりますので、皆様のご協力をお願いします。

今週は、ドキドキしながら各教室をまわっておりますが、登校している子どもたちは元気いっぱいそのものです。本当にありがたい限りです。今日も「お話タイム」を行っている学級を見かけました。

「おせち料理は何が好き」を、その理由とともに話しあっています。このトピックも子どもたちが決めたそうです。話し合いの盛り上がりをみるとよいトピックを選んだものと感心しています。「かまぼこ」「伊達巻」などの定番な食材に加えて、「えび」「かに」などの豪華おせちの食材も板書にあり、、うらやましいと思いました。私は、自分のあこがれとして「ローストビーフ」に1票入れさせてもらいます。食べたことないですが。

別のクラスでは、「夏と冬、どちらが好き?」で話し合っていました。私も答えを求められ、理由とともに「どっちも好き」と答えましたが、優柔不断な態度は許されず、結局、「誕生日が夏なので、夏が好き」と答えたところ、「やったあ」という歓声が上がりました。その反応からも、話し合いを楽しんでいる子どもの姿がうかがえ、1年の成長を感じました。実は、「冬」が好きな子どもは2/3ほどおり、気候変動により夏が暑すぎる結果のあらわれとも感じました。昔は夏休みの方が長いから、夏が好きって子どもが多かったようにも思います。

4年生では「能登半島地震」の中学生の他地域への避難をうけて、「あなたならどうする」というテーマで話し合いがなされていました。赤白帽子で、「他地域に避難する」「避難しない」の意見を示しています。この話し合いの価値の高いところは、意見が揺れ動いたり、変わったりする児童がいることです。「自分ごと」としてこの問題をとらえ。実際に同様の問題に直面したときの適正な判断材料の下支えとなる想像力を磨くことができています。

飼育体験をしているスターくんのお家を掃除したり、来週の「歌声集会」で歌う今月の歌を元気に歌ったり、「なわとびクラスマッチ」の準備をしたりと、活動は様々ですが、「雨ニモマケズ、かぜニモマケズ、冬の寒さニモマケズ」とうこうし、アクティブに活動をしてくれている子どもたちに感謝、子どもたちを支えてくださっているご家族、地域の方々に感謝しています。

3年クラブ授業見学 シナモンロールじゃないんですね。

木曜日6時間目に月1回程度を目安に行われてきた4~6年生のクラブの授業も残り2回となりました。そこで、来年度4年生ととなる現3年生に、クラブ選択の参観としてもらうために、各クラブの活動を見学してもらいました。

ボードゲームクラブは、人生ゲーム、オセロ、トランプなどのゲームを楽しんでいました。6年生は男女対抗で「トランプタワー」を作っていました。今日の戦いは、女子チームの圧勝でした。

実験クラブは、揚力に関する実験を行っていました。風船、紙風船、ピンポン玉などをドライヤーの風をあてて、空気中に浮かべていました。簡単そうに見えますが、実はピンポン玉を空気中で静止させることは結構難しいのです。

手芸クラブは、それぞれでお気に入りのマスコット等を作っていました。みんな手先が器用で感心していました。知ったかぶりして、「このシナモンロール上手に作ったね。」と話しかけたところ、「シナモロールです。」とやさしく訂正してくれました。「えっ?」50歳を過ぎても。日々学ぶことばかりです。

ボールゲームクラブは、雨で運動場が使えず、屋内の活動になることも多かったようです。今年度はこれで4回目だそうです。2月のクラブ最終回はぜひ晴れてくれるよう祈っています。盛り上がりは最高潮でした。

かか