日々の様子

日々の様子

学校再開はいつ


  (令和2年4月25日 東愛知新聞より)

  (令和2年4月25日 東日新聞より)
 5月31日までの臨時休校期間の延長が決まりました。2月27日にニュースに愕然としましたが、再び繰り返される延長に愕然としています。保護者の不安や心配も大きいと思います。再開に向けての、計画の練り直しと、今後の対策を考えていきます。

自立する時


  (令和2年4月24日 中日新聞より)
 「学校への依存をやめよう!」とは、なかなか学校の先生からは言いにくいものがあります。しかし、3月から始まった一斉休校が初めは3週間のみということで、新年度から再開できるとばかり思っていました。しかし、ようやく4月8日から入学式・始業式を始められると思った瞬間に、4月20日までの2週間の臨時休校。そして愛知県独自の緊急事態宣言がすぐに出されて、現在5月6日までの休校と更に2週間と延びています。少しずつ延びるのは、真綿で首を締めるように苦しいものです。フランスでは3月下旬の段階で9月までの休校、イタリアでも4月上旬に6月までの休校を実施すると決まりました。世界中で一斉休校を行っている国も多いですが、その3分の2が、オンライン授業を実施しています。日本は経済では世界をリードし、先進国と自負しながらも、教育環境的にはオンライン授業を実施していない3分の1側の後進国です。愛知県の高校でも、ようやくオンライン授業を行おうとしている段階です。政府の専門家会議も、先日、人と人との接触を8割減らすための「10のポイント」を示しました。オンライン帰省、オンライン買い物(通販)、オンライン飲み会、オンライン勤務(テレワーク)、オンライン筋トレの活用を訴える前に、オンライン授業を強調してほしいです。話は戻って、生徒のみなさん、自分たちには縛られない自由な一定の時間があります。何ができるのか、何がやりたいのか、自分で長期の目標を決めて、そして一日のタイムテーブルを作りましょう。

思い出のコーナーⅡ
























 2年生のみなさん元気にしていますか。1年前の4月24日はオリエンテーション合宿最終日でしたね。先輩と同じ日程です。びっくり。今年度からは、野外教育活動として、10月に行う予定です。

ハナミズキ



 「僕の我慢がいつか実を結び。果てない波がちゃんと止まりますように。君と好きな人が百年続きますように。」
 正門前に、ハナミズキの花がきれいに咲いています。平成27年3月に卒業していった生徒たちが植えた卒業記念樹です。今春、成人式を迎え、20歳になっていることでしょう。大学生、社会人として過ごしているでしょうか。今、世界中のみんなが我慢を強いられています。みなさんが100歳になった時に、困難を乗り切り、よい社会、よい世界を創り上げてくれていることを願っています。

「ハナミズキ」一青窈
https://www.youtube.com/watch?v=TngUo1gDNOg
https://www.youtube.com/watch?v=73w8J-o9614

臨時休校いつまで?


   (令和2年4月24日 朝日新聞より)
 愛知県教育委員会は、県の公立高校の5月末までの臨時休校を決めました。市町村にも延長を要請するとのことです。豊橋市教育委員会はどう判断するのでしょうか。夏の総合体育大会や、夏休みについての対応なども知りたいところです。

一人だけで悩まない


    (令和2年4月22日 中日新聞より)
 夜に物事を考えると悪いことばかり浮かんでしまう、と一般的に言われています。精神的にも疲れていたり、肉体的にも疲れていたり、脳も疲れていると、まともに考えることができなくなってしまうのでしょう。今、新型コロナウイルスの感染拡大で、危険や不安が増大しています。自分一人で考えてもよい答えが浮かばない時には、いったん考えるのをやめたり、他の人に聞いたりしてみましょう。人に話すだけで楽になることもあります。

ソーシャルディスタンス


  (令和2年4月22日 朝日新聞より)

 ソーシャルディスタンスは、日本語では「社会的距離」という意味になります。新型コロナウイルスの感染を防止するために、他人との距離の目安として示されました。元々、人にはパーソナルスペース(個人的空間)というものがあります。他人に近づかれると不快に感じる空間のことで、一般的には1m程の距離になります。「相手は気づいていないようだけど、友達が近すぎてやだな」と思ったことはありませんか。それがあなたのパーソナルスペースです。しかし、ごく親しい人に対してはパーソナルスペースは短くなり、知らない他人と話をする時には2m程の距離になります。陸上競技の男子100m走や200m走、400mリレーなどで金メダルを多数獲得したボルト選手が足が速かったのは、他人が苦手でパーソナルエリアが広かったせいでしょうか。いいえ違います。ボルト選手が自身のSNSに「Social Distancing」と公開した北京オリンピック金メダルを獲得した100m走のゴールの瞬間の写真です。

人の心の痛みのわかる人に


  (令和2年4月23日 朝日新聞より)
 子どもの頃、友達にひどいことを言ってしまった経験があると思います。しかし、最近は大人が、差別や非難をしていないだろうかと思われます。大人が幼稚化していないでしょうか。そもそも「大人」は、「一人前の年齢に達した人」と辞書にあります。また、「一人前の人間として、思慮分別があり、社会的な責任を負えること」ともあります。成人年齢も、つい数年前に20歳から18歳に改正されたばかりです。日本人の平均寿命は、江戸時代前までは30歳前後、戦前までのは、50歳だったとあります。今でこそ平均寿命も80歳まで延び、高齢社会となっています。知識量や身長などは飛躍的に伸びましたが、精神的には飛躍しているのでしょうか。誰かを攻撃しないという当たり前の思慮分別をもつ大人になりたいです。