日々の様子

人の心の痛みのわかる人に


  (令和2年4月23日 朝日新聞より)
 子どもの頃、友達にひどいことを言ってしまった経験があると思います。しかし、最近は大人が、差別や非難をしていないだろうかと思われます。大人が幼稚化していないでしょうか。そもそも「大人」は、「一人前の年齢に達した人」と辞書にあります。また、「一人前の人間として、思慮分別があり、社会的な責任を負えること」ともあります。成人年齢も、つい数年前に20歳から18歳に改正されたばかりです。日本人の平均寿命は、江戸時代前までは30歳前後、戦前までのは、50歳だったとあります。今でこそ平均寿命も80歳まで延び、高齢社会となっています。知識量や身長などは飛躍的に伸びましたが、精神的には飛躍しているのでしょうか。誰かを攻撃しないという当たり前の思慮分別をもつ大人になりたいです。