日誌

4年生

百人一首で盛り上がっています!

12/16

4年生では,国語や書写の授業で百人一首の短歌や遊びに親しむ学習があります。9月から本読みカードで暗唱を進めてきました。いざ,遊んでみると勝ったり負けたりして,子どもたちの闘争心に火がつきました。一句でも覚えて早く取ろうと,休み時間に札を見て暗記をしたり,友達に詠んでもらい,とる練習をしたり,子どもたちの熱気が,冬の教室を温めています。来週末には,学級対抗の百人一首団体戦が行われます。どのチームが優勝の栄冠を手にするのでしょうか?!いまから,担任たちもわくわくしています。

写真タイトル:百人一首で,冬の教室も熱気むんむん!

子どもの成長は,今が旬

 4年生では,国語の授業で「聞いてほしいな 心に残った出来事」という作文やスピーチの勉強をしました。クラスの中で発表を行い,代表者を決めて,校内放送で全校に向けてスピーチをしました。話す工夫として,声の表情や大きさ,間の取り方など,人に気持ちを伝えるためにはどうしたらよいか考えました。これは,大人が人前で話すときにも通用する内容です。子どもたちは,この実りの秋に,少しずつ大人へと成長しています。また,理科では,実験用ガスコンロやアルコールランプの使い方も練習しました。これからものを温めたり,燃焼したり,火を扱う実験が高学年でも行われるようになります。そういった実験の基礎となる実験器具の扱い方も学習しました。この4年生の後半で,ぐっと高学年らしくなっていきます。ご家庭でも,学校での出来事などの会話を,夕飯のおかずに加えていただき,家族の団らんの中で,お子さんの成長を感じていただけら,幸いです。

豊川水質調査

環境教育の一環で,水質調査に取り組んでいます。子どもたちは,もっとも身近な学校の池の水を自作の透視度計を用いて調査しました。すると,水道水とは違いずいぶんと濁っていることに気づきました。しかし,その中でも水生生物が豊かに暮らしていることに疑問をもち,パックテストを行って科学的な検査にも挑戦しました。子どもたちの関心は,生活になじみのある豊川にも広がっていきました。そこで,今日は豊川へ出かけて同様の検査を行いました。カモが泳いでいたり,大きな魚が跳ねたり,豊かな自然を目の当たりにして,改めて豊川のすばらしさを感じたと思います。反面,空き缶や古タイヤが川床に横たわっているのを見て,残念に思う子どもたちもいました。すばらしさと残念に思う気持ち,相反する気持ちがぶつかり合って,子どもたちは新たな願いを誕生させることでしょう。また,ここから学習がスタートしていくのです。


緊急事態宣言の中で

9月17日(金)

 緊急事態宣言の延長に伴い,学校教育現場でも,さまざまな制限がかけられています。その中で,子どもたちが前向きに学習に参加したり,友達と関わり合ったりできるように,ネットワークを活用した授業を行っています。
 また,少しでも本物に触れられるよう,十分な感染症対策を行ったうえで,講師を招聘し,専門家から話を聞いたり,実験の様子を観察したりして,学びが深まるようにしています。
 一日も早く,子どもたちの安全が確保され,のびのびとした生活が送られるようになることを願っています。



本物にふれよう!

7月5日
 4年生では,市役所の河川課や収集業務課の方を講師に招き,水質調査やごみ収集体験を行いました。担当の方から専門的な話を聞いたり,体験的な活動を行うことで,水質環境の保全やリサイクルの大切さに気づくことができました。学校では,教室で座って学ぶ時間が多いです。しかし,このように本物にふれるとき,子どもたちの目の輝きやひらめきの素晴らしさを改めて感じさせられます。百聞は一見に如かずとは,まさにこのことだと思います。