校長室便り
1年生が「自然体験学習」、2年生が「職場体験学習」を行いました。
出発式、入所式、退所式、解散式は、すべて自分たちで取り回しをしました。みんなに聞こえる声で、堂々と話をする姿に頼もしさを感じました。
飯盒炊飯では、美味しいカレー作りに協力しながら取り組んでいました。「自分たちの班のカレーライスが一番美味しい」と自慢し合う生徒たちの様子も楽しそうでした。
キャンプファイヤーでは、200名を越す大勢で、炎を囲みながら、元気よく歌ったり、楽しく踊ったりしました。係の生徒たちが、プログラムを考えすすんで掛け声をかけたり、踊ったりして、リードしながら盛り上げていました。
宿泊棟では、ルールをしっかりと守り、集団活動を行うことができました。
1泊2日でしたが、活動を通して一人一人の成長していく場面をたくさん見ることができました。
この経験を、学校生活に生かしていってほしいです。
10月18日(水)に、2年生が、蒲郡市のラグナシアにて、職場体験学習を行いました。働いているかたから直接学ばせていただくことで、自分の将来への夢や職業、働くことのすばらしさ等、自分の生き方について考えるキャリア教育としての貴重な体験ができました。
実際に接待の体験をすることで、お客様に夢を与え、楽しんでいただけるように働いているラグナシアのかたがたの工夫、苦労、やりがいに気づき、一人一人が体感することができたと思います。
将来の夢、自分の生き方について、さまざまな視点から、今の自分を見つめ直すよい機会になったと思います。
令和5年10月27日
豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行
南丸祭(文化の部)
9月15日(土)に、南丸祭(文化の部)が開催されました。
暑さ対策、感染症対策から、1学年ごとに体育館で発表し、他の学年は教室でリモートの参観となりました。
開幕式で、「南丸祭(文化の部)を全体で、全力で楽しんでいきたい」という生徒会長の言葉を合図に、みんなで思い出となる『文化の部』にしようという雰囲気の高まりを感じました。
前半の文化部の発表では、コンピュータ部の企画、吹奏楽部の演奏、美術部の作品展示等、日頃の活動の成果を披露しました。各部のすばらしい発表のおかげで盛り上がり、文化の部の今後の活動にとっても、励みになったと思います。
後半の学級パフォーマンス企画では、見ている側が楽しくなるように演技や発表が工夫されており、自分たちの学級にできる、最高のパフォーマンスに挑戦している勇姿を見ることができました。
それぞれの学級のよさや個性があふれる発表になったと思います。
テーマ「最彩(もっと いろどり)」の通り、それぞれの場面での生徒の躍動する姿で、南丸祭(文化の部)が彩られていき、南部中の新しい文化が創られたように思いました。
令和5年9月20日
豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行
南部清掃隊【地域の環境を守りたいプロジェクト】
南部清掃隊【地域の環境を守りたいプロジェクト】
~なまず池を守り、地域へ還元~
8月4日(金)の8時30分から約1時間程度の時間で、地域にある公園、学校内の敷地の清掃活動に取り組みました。
ボランティア活動でしたが、200名を越す生徒が参加しました。
「南部清掃隊」は、平成12年に「なまず池をきれいにし隊(通称:なま隊)」として発足しました。「なまず池を守る会」という団体に、当時の生徒会役員が清掃活動を一緒に行いたいと依頼したことがきっかけで、始まったボランティア活動です。
当時の『なまず池をトンボが飛びかうようなきれいな池にしたい』という生徒の思いが、30年近くも受け継がれている南部中の伝統ある活動です。
今では活動範囲が広がり、中山田池公園の清掃活動も行っています。今年度は、2,3年生がなまず池(柱第二公園)と中山田池公園、1年生が南部中の敷地内の清掃を行いました。
生徒たちは軍手をはめて、池の周りに落ちていた空き缶やビニールなどの汚れたゴミを嫌な顔をせず、汗をかきながら拾っていました。また、熊手でかき集めたたくさんの落ち葉をゴミ袋に詰め、地域のかたがすごしたくなる公園になりました。
集めたゴミの中には、自転車のヘルメット、弁当のパック、携帯の充電用のコード、野球のボール、ドッチボールなどもあり、拾いながら公共の施設を使うときのモラルについて考える機会になりました。
最後に集合し、活動後の感想を発表し合いました。「みんなの力で、いろいろなところがきれいになり、よかったです。またやりたくなりました」と、仲間と一緒に地域貢献できたことに満足した様子でした。
また、地域のかたが、「公園のゴミが多いのは気になっていた。こうやって中学校の生徒さんが清掃していることは、とてもうれしく、頼もしく思います」と話されていました。このような暑い中でも、きれいな公園にしようと自主的に集まり活動する中学生の姿を地域のかたがたに知っていただくことができました。
これからも、『地域へ還元』できる南部中生の姿が見られることを願っています。
令和5年8月23日
豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行
広がる、あいさつの輪
広がる、あいさつの輪
~「おはよう南丸くん」・「社会を明るくする運動」~
7月4日(火)から4日間、「おはよう南丸くん-南部中・福岡小・栄小 あいさつの輪を広げよう-」を実施しました。このあいさつ運動は、南部中学校区の小中学校一貫教育の取り組みの一つです。4日(火)、5日(水)は栄小学校、6日(木)、7日(金)は福岡小学校を
会場に、本校の人気キャラクター南丸くんと、生徒会執行部、生活委員が出向いて、あいさつ運動を行いました。
通用門で、登校してくる小学生と元気よくあいさつを交わしていると、「南丸くん、おはよう」「わー、南丸くんだ」「かわいいね」と、
小学生が南丸くんに駆け寄ってきました。南丸くんを囲むように、小学生の笑顔が集まります。
小学生たちがうれしそうにしている姿を温かなまなざしで観ている本校の生徒たち。いつの間にか、互いのあいさつが心の交流の場に
なりました。
また、「社会を明るくする運動」として、7月11日(火)の登校時、校区の保護司、更生保護女性会のかたがたが生徒といっしょに通用
門で、あいさつ運動をしてくださいました。
登校してくる生徒に、「おはようございます」とあいさつをしながら、携帯用のテッシュや絆創膏を配りました。
生徒たちは受け取りながら、元気にさわやかなあいさつを返していました。
このような活動を通して、南部中学校から小学校、地域へと、あいさつの輪が広がっていくことを期待しています。
令和5年7月14日
豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行
総合体育大会の「選手激励会」
総合体育大会の「選手激励会」
6月30日(金)の5・6限に、総合体育大会の選手激励会を開催しました。全校生徒が一同に集まって行う選手激励会は、3年ぶりでした。
体育館の扉や窓をすべて開けて大型扇風機を使って換気をしたり、各自水筒を持ち込んで水分補給をしたり、また、途中で一斉に休憩時間を設け、感染症、熱中症対策を取りながら会を進めました。
生徒会執行部の開会の言葉の後、吹奏楽部の『栄冠は君に輝く』の迫力のある演奏が体育館に響きわたる中、ユニフォーム姿の選手が入場してきました。
決意表明では、各部の目標や大切に取り組んできたことが発表され、それぞれの部の意気込みと受け継がれている伝統を感じました。
その後、2年生有志による「応援団演技」が披露され、選手の活躍を願う力強いエールが送られました。
選手宣誓では、部長が選手団の前に集まり、大会にかける熱い思いを一人ずつ発表しました。
市内各会場で、南部中学校の生徒が活躍する姿を期待しています。
令和5年7月7日
豊橋市立南部中学校長 芳賀 俊行