学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

わかっちゃいるけど…。  雨のあとの下校

今朝降っていた強い雨も、下校支度をする11時ころには止み、空には少しばかりの青空も見えてきました。「それだったら、登校前にやんでくれればいいのに…。」と不満も抱いてしまいますが、入学式も上々の天気であったし、都合いいことばかりでないと、思い返しました。

今日は運動場に並ぶことができないので、通学団の班長が1年生の教室まで出向き、一緒に帰る方式で1年生は下校しました。こうして半日日程で、一緒に帰ることができるときに、雨が降ってくれたので、よい雨の日の登校練習になったと改めて考え直しています。令和6年度も、子どもたちが交通事故に遭うことなく、楽しく通学してくれればと願うばかりです。保護者の皆様、地域の皆様、子どもたちの安全な通学のために、これまで同様にお力添えをよろしくお願いします。

個別最適な・・・ 5,6年生の学級活動、休み時間

始業式から今日で3日が過ぎました。それぞれどんな活動をしているのかなと各教室をのぞいてみました。5年生の廊下では、簡易的な視力検査が行われ、教室の児童は、4月15日(月)の退任式でお渡しする、転出された先生方へのお手紙を書いていました。隣のクラスでは、1時間目の5年生の学年集会で説明を受けた「自主学習ノート」に説明用紙等を貼っていました。「自主勉ノート」が、新しい学習指導要領(2020年~)のキーワードの一つとなっている「個別最適な学び」を実感できる取り組みの一つとなるとよいと思います。しかしながら、「わからないことが、わからない。」のが人の常であるので、家庭学習で「自主学習ノート」を使った学習しているときは、保護者の皆様からのアドバイスをいただければと思います。

 

6年生は、4月12日(金)に行う「1年生を迎える会」に向けて、廊下でその実行委員が役割分担をはじめとする話し合いを行っていました。6年生の実行委員が放つ輝きがまぶしすぎて、写真が逆光になってしまいました。以後、気をつけます。この話し合いは、新しい指導要領でいう「協働的な・・・」になるのでしょうか。「個別最適な」「協働的な」が今の学校教育のトレンドでもあります。

他の児童は休み時間をどのように過ごしているかと教室を訪れてみると、3月に児童に紹介した、ベルマークで交換していただいた「トランプ」と「UNO」で、「個別最適な遊び」に取り組んでいました。中には、自作のカードゲームで遊んでいる子もおり、感心しました。自分たちでルールを決めて、自作カードで仲よく遊ぶ姿は「協働的な遊び」ともいえるかもしれません。のんびりしたスタートとなっていますが、このぐらいの余裕があってちょうどよいかとも感じています。

 

「雨天時は1列」で安全登校 

始業式から3日目にして、雨の登校日となりました。1年生にとっては、初めての雨天にもかかわらず、本降りの雨となりました。昨日、「通学団会」で確認・練習した「雨の日は1列」がきちんと守られていました。1年生を安全に連れてきてくれている上級生に感謝しています。また、保護者の皆様についても、雨傘の他に、雨合羽や長靴などをご用意いただくとともに、子どもたちに声をかけていただき、ありがとうございました。

悪天候時の自動車での送迎については、ホームページの「緊急時の対応・送迎時の駐停車」の紙面(PDFデータ)でご確認ください。東門付近での駐停車は徒歩通学をする児童と重なり、危険を伴いますので、避けていただくよう、お願いします。改修工事により正門(体育館横)から児童昇降口にアクセスが悪い現状においては、朝時点では、市民館駐車場を利用していただき、プレハブ前駐車場の進入口となる西門からご入場いただくのが、徒歩通学児童にとっても安全で、スムーズです。

なお、学校正門から南に向かう道路については、冠水しやすいので、ご注意ください。

工事2件終了しました。  東門設置、校舎前砂利駐車場整備

年度末から続いていた東門の設置工事が、ほぼ終了しました。検査が終えてから使用再開となりますが、引き続き南校舎改修工事の工事車両の進入路となりますので、徒歩での通行についても十分お気を付けください。朝になかった門扉が、下校時には設置されています。早業でした。

仮設校舎前の砂利駐車場ですが、通路について整備しました。こちらについても、自動車の進入や駐車等により人身事故や接触事故等がないように十分お気を付けください。これも雨が降り出す前に完成し、早業でした。プロの仕事はすごいですね。

安心してください!咲いてますよ! 2年チューリップ、桜、すてきな笑顔

2年生が12月に植えたチューリップが見事に咲いています。子どもたちにとっては何色の花が咲くのか、咲いてからのお楽しみで、それぞれの花に個性が感じられて、とってもすてきです。まだまだ、固いつぼみのものもあり、楽しみはしばらく続きそうです。

校庭のブランコの前のソメイヨシノも満開となりました。校長室から満開の桜のもとで、個人写真を撮影したり、遊具で遊んだりする子どもたちを見かけました。笑顔いっぱいの子どもたちの様子を見ながら、春を感じ、楽しむことができました。これから明日(4/9)の午前中までは本降りの雨が降る予報なので、今年のサクラも今日で見納めかもしれません。3月19日の卒業式前から、4月4日の入学式まで「いつ咲くか?」と数週間にわたって楽しませていただきました。学校の子どもたちと桜は縁深いものと感じました。

 

 

晴れたら2列、雨なら1列  第1回通学団会

今日は通学団会を開催しました。班長さんが1年生を教室まで呼びに行き、各教室に1年生を案内してくれました。常にやさしく、温かく1年生の世話をしてくれる上級生が本当にありがたく、心より感謝しています。通学団会では、各地区の通学団の団長さんを紹介したり、通学団名や通学団会の教室名を連絡帳に書いたりしたあと、危険個所や通学するときの並び順を確認しました。明日(4/9)の登校時は雨が降るようですので、早速、今日確認したことが、明日の安全な登校に生かされればと願っています。

1年生が連絡帳に通学団名や集合する教室を記入するときには、上級生が記入を手伝ってくれています。

磯辺小では、晴れの日は2列、雨の日は1列といったように、道路幅や歩道の有無、天候によって並び方を変更しています。2列のときには、車道側を上級生、内側を下級生が並ぶようにしています。班長をはじめとする上級生が下級生の面倒をしっかり見てくれるので、本当に頼もしく、ありがたく思っています。

 

頼りになるなあ。 始業式の日の一斉下校

始業式の行われた4月5日は、1年生にとって、初めての通学班での登下校となりました。子どもによっては、30分近くもかけて徒歩で通学する児童もいるので、いきなり結構ハードな通学となっています。そんな1年生に疲れを感じさせないように、上級生は明るく、1年生のサポートをしてくれています。「頼りになるなあ。ありがとう。」と思わずつぶやいてしまいます。自分が上級生から受けた恩を、新入生にお返しするということが、自然に行われているように思います。「倍返しだ!」という心の叫びが聞こえてくるようで、やさしい磯辺小の子どもたちにはいつもほっこりさせられます。

給食始まるまでは一斉下校で、みんなで1年生の下校をサポートしてくれます。1年生をやさしく通学班に呼んでくれています。

メンバーが揃ったら、下校、児童クラブとそれぞれ向かいます。交通指導員さんから、「はじめてなのに、予定通り、時間通りに下校ができて立派だね。」とお褒めの言葉をいただきました。高学年児童、さすがです。

楽しそうだなあ。 始業式の日の新たな出会い

始業式の日の昇降口で新しい学級と出席番号を確認して、子どもたちは教室に入りました。その黒板には、新しい学級担任からのメッセージが書かれていました。子どもたちは「始業式の態度で成長した姿を見せてください。」というメッセージをしっかり受け止めてくれたようで、始業式ではとっても立派な姿を見ることができました。

メッセージを書いた、新たな学級担任が教室に入って来たときには、温かい拍手がわいていました。校長の立場もやりがいを感じますが、学級担任も楽しそうです。私も60才を超えた後に、役職定年となり、学級担任に戻る日がやがて来ます。そのときのために、子どもたちとうまくやる術を学んでおこうかなと思った始業式の1日でした。

 

もしものために!  緊急時対応研修

4月4日(木)の入学式に、新1年生とその家族の方々をお迎えし、教職員一同は改めて、子どもたち一人一人の命を守ることの大切さを実感しました。入学式の午後は、教職員で食物アレルギー対応研修を行いました。養護教諭及び栄養教諭を講師として、基本的な知識と対応について、再度確認し、事故発生時のシミュレーション研修を行いました。

教職員としての知識、技能を高めるのと同時に、家庭との連携をより強固なものとし、子どもたちの命を守り抜きます。

 

子どもたちの思い、校長の思い 令和6年度新任式、始業式 

令和6年度のスタートにあたって、本年度から磯辺小に見えた教職員を紹介しました。教頭先生をはじめとした8名の教員と2名の支援員が登壇し、子どもたちと対面しました。新しいメンバーを含めた教職員およそ48名で、子どもたちの成長と安全をしっかりサポートしていきます。

引き続き、始業式を行いました。次第は、主に、校長式辞、担任等紹介、児童代表の言葉、校歌斉唱でした。

校長式辞では、今年度の校長としての目標を子どもたちに伝えました。559人の子どもたちの日々の成長を見て、感動を味わったり、児童・保護者・地域の方々・教職員と一緒に夢のある学校づくりを主体的に行ったりすることのできる「校長」という立場、役割のやりがいを発信・共有し、「校長」という仕事が、子どもたちにとって、あこがれの仕事と感じてもらえるようにがんばりたいと伝えました。恒例?のなぞかけは、「写真撮影のときの子どもたちが笑顔で出すピースサインとかけて、パーを出した校長先生とみんなとのじゃんけんとときます。その心は、ここにいる一人一人に『かち』があるでしょう。」としました。「令和6年度も、安全に、健康で、この1年をともに走り切りましょう。そして、みんな笑顔で卒業式・修了式を迎えたい。」との思いを伝えました。

続いて、学級担任、教職員の紹介をしました。すべての紹介のあとで子どもたちからもらった、「お願いします。」の気持ちがこもった拍手は、私が声をかけるまで、ずっとやむことがありませんでした。私たち教職員に対する子どもたちの期待がひしひしと伝わってきました。こうした子どもたちの思いに応えるよう、教職員で心ひとつにしてがんばっていきます。

児童の言葉では、6年生の児童が「六年生でがんばりたいこと」を話してくれました。「下級生があこがれる6年生になりたい。」と決意を述べてくれました。新しく6年生になった子どもたちのこれまでの姿、行動から、同じ思いが伝わってきています。以下に、そんな子どもたちの思いを代表する文を紹介します。(一部変更しています。)

「6年生でがんばりたいこと」

私は、今年、磯辺小学校の最高学年になります。

下級生から「あんな6年生になりたい!」と思われる6年生になりたいです。そのためにがんばりたいことが、3つあります。

一つ目は、磯辺プライドを意識した生活を送ることです。

「すすんで大きな声であいさつをしよう。」

「時間を守って行動しよう。」

「3S(スリーエス)を守ろう。」

「友達を考えて行動しよう。」

このプライドをきちんと守り、みんなのお手本となる6年生になりたいです。

二つ目は、勉強です。6年生になると勉強内容が難しくなります。先生の話をよく聞いて、授業を受けたいです。また、苦手を克服するためにも、家で授業の復習をして、中学に向けて、勉強する習慣をつけていきたいです。

三つめは、むくろじ活動です。むくろじ活動は、磯辺小学校にとって、大切にしていきたい活動です。最高学年となった私たちが、むくろじ活動をどうしていけばいいのか、学校生活を充実させ、楽しくできるよう、どんなことができるのか、気づき、考え、実行していきたいです。

いよいよ小学校生活最後の1年。

委員会活動に進んで取り組んで学校をよりよくしたい。

体育発表会、学習発表会に全力で取り組み、盛り上げたい。

みんなと宿泊できる修学旅行を、思いっきり楽しみたい。

そして、下級生からあこがれるやさしい6年生になれるよう、がんばっていきたいです。

式の最後に、2~6年生で校歌を斉唱しました。「早く1年生に仲間になってほしい。」との思いを感じるすてきな歌声でした。創立150周年の1年であった令和5年度以上の、充実した学校生活を築いてくれそうなそんな予感がする新任式・始業式での子どもたちとの出会いでした。