日々の様子

日々の様子

運動場



 土曜日の運動場。軟式野球部も、サッカー部も、陸上競技部も、ソフトテニス部も、ハンドボール部もいません。普段ならば、生徒の声が響き渡り、元気に活動を始めている頃ですが、がらんとしています。心に穴がぽっかりと開いたようです。学校部活動禁止となっているためしかたありません。ある都市では、スポーツジムでの感染が広がったとのニュースがありました。密閉された室内や、人が多く集まる所は危険かもしれません。しかし、広い郊外で体を動かしたり、人が密集しない山や森などを散歩したりなどは大丈夫かもしれません。1月中旬には、新型コロナウイルス感染症はたいしたことがないというニュースや専門家の見解が報道されていました。しかし、今では、多くの生徒や家族の方など、生活に多大な影響を与える状況となっています。様々な情報があふれる中で、何が正しいのか、何が危険なのかを、自分でしっかりと考え、意見交換し、自分で正しく判断して行動することが大切ではないでしょうか。今、私達の情報リテラシーが試されています。

思い出づくり

















 7時間目、3年生は卒業アルバムが配られ、懐かしい写真を見たり、寄せ書きを行ったりと最後の思い出づくりを行いました。仲間へのメッセージを送ったり、学年主任に感謝を伝えたりする学級もありました。そして、最後には担任の先生の話を真剣に聞く姿がありました。あとは、3月3日の卒業式を残すのみとなります。

1,2年生最後の学級活動































 掃除後の7時間目、学級で最後の時間を過ごしました。来週から突然の臨時休業の為、掲示物を外し、机や椅子やロッカーのネームラベルをとり、賞状や写真類を配り、学習プリント類を配り、自分の持ち帰る荷物の整頓をし、3年生へのメッセージを作るだけでほとんどの時間が終わってしまいまいた。生徒の1年の振り返りや感謝の言葉、担任の先生からの言葉も短く、あっという間の別れ、慌ただしい最後の学級活動となりました。

風雲急を告げる






 「風雲急を告げる」=「事態が急変し、大事件が起きそうな様子となる」。まさにそんな一日であり、最後の掃除の時間の二川中学校上空の雲でした。昨日までは、当たり前のようにあった日常。それがたった一日で非日常となってしまいました。3月の3週間で予定していた授業、考えていた行事や生徒の活動が、全て吹き飛んでしまいました。「一寸先は闇」という諺もありますが、昨日はそんな日でした。しかし、「一寸先は光」でもあります。突然、今日、学校登校日の最終日を迎えながらも、当たり前のように掃除を行う姿を見ました。これから、夏休みのように長い春休みが始まりますが、生徒たちが毎日を充実して過ごすことを期待しています。4月、みなさんと元気で再会できることを楽しみにしています。

6時間目



 6時間目、3年生は、卒業式で合唱を行わないこととするという、豊橋市教育委員会の決定を受けて、式典で歌えなくなった合唱曲「友」を3年生の廊下に集まって、全員で歌いました。1年生、2年生はそれぞれの教室や廊下で、静かに合唱を聴き入りました。合唱が終わると、自然を拍手が沸き上がりました。思いのこもった歌、心のこもった歌を、保護者の皆様にもお届けしたかったです。