日誌

2024年10月の記事一覧

今週の花「ダリア」

 花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「ダリア」です。メキシコではダリアが国花になるほど愛されています。ダリアはそれほど美しいのですが、美しいがためにいざこざも起きています。ナポレオンの妻ジョセフィーヌはとてもダリアを愛しており、たくさんのダリアを育てていました。ある日、貴婦人がダリアを譲ってほしいと現れましたが、ジョセフィーヌは断ります。そこで貴婦人は、庭師を丸めこみ球根を盗ませます。このことはすぐにバレて、怒ったジョセフィーヌは、貴婦人と庭師を追放します。この事件がきっかけで、「裏切り」という花言葉がついたそうです。また、ダリアの花言葉にはポジティブなものもあり、今回届けていただいた紫のダリアは、「気品」「栄華」があります。エピソードを聞いて納得できるほど、ダリアは美しい花です。

全校集会(表彰と後期認証式)

 10月の全校集会で、表彰と後期認証式を行いました。表彰は、「水上ビルにあったらいいな」というお店を子どもたちが立体作品にして提案する、sebone実行委員会が主催するものです。子どもたちは、ペットボトルやモール、紙粘土などを使って、ユニークなお店を提案していました。「作品のようなお店があったら、行ってみたいな」と思うものばかりでした。「まちなかデザイン賞」「水上ビル賞」「子ども建築家賞」など、多くの賞をいただきました。その後は、後期の委員長、副委員長、学級代表に認証状を渡しました。後期の代表は、その学年の最後を締めくくり、新しい学年へとつなげる大切な役目があります。みんなの気持ちを受け継いで、これまでよりバージョンアップできるようにがんばってほしいです。また、前期の代表の子は、新しい学年の始まりのなか、みんなをリードしていくことは簡単ではなかったと思います。がんばってくれたおかげで、いい委員会、いいクラスができました。ありがとうございました。後期も、みんなで代表の子をしっかり支えて、全員のチームワークで、よい学級・学校をつくってほしいと思います。

6年 家庭科「だし」の学習

 6年生が、家庭科で、和食の基本となる「だし」について学習しtています。「校区にある、だしを使った飲食店がどこにあるか知っていますか」と聞いたところ、「『東京庵のうどんは、だしがきいていておいしい』ってお母さんが言っていたよ」と発言したことから、「だしについて、よくわからないことがあるな」と疑問をもちました。そこで、このお店と連絡を取り、飲食店の専門家からだしやうどんについてお話を聴く機会を設けました。実際にお店に行くと、お客さんが座る席に案内され、子どもたちの学習意欲が一層高まりました。このお店では、だしに通常のしょう油等を加えた赤つゆと、白しょう油等を加えた白つゆがあり、メニューにより使い分けていることがわかりました。一人一人にうどんを出してもらうと、ふだんは何気なく食べているうどんをよく観察したり、においを嗅いでみたりして、ゆっくり味わって食べていました。お客さんにおいしく食べてもらうために、お店の大将が全国を回って味を開発しているというお店の努力も知り、納得した様子でした。子どもたちは、だしを用いることでうま味が増すという、だしの役割について実感することができました。

5年 校区の防災調べ ~防災マップ作り~

 5年生は、総合的な学習の時間に、市役所のかたや元自治会長のかたを招いて、地震や防災のことを学習しています。子どもたちの意識が、校区の防災に向かっているので、校区探検をして調べることになりました。学級を5つの班に分け、それぞれの班が責任をもって調査します。PTAや職員がそれぞれの班に同行して、さあ出発です。道中で見つけたもの(消火器、消火栓、防火水槽、備蓄倉庫、AED、自動販売機、地震の際に倒れてきそうなもの)は、地図に書き込んだり、タブレットで画像を撮ったりしました。また、コンビニエンスストアやドラッグストア、理髪店や防災会長のお宅を訪ねてインタビューをしました。そのなかで、「近所に住む高齢者や体の不自由なかたに声をかけて、助け合っていくことも防災の一つだと思う」という、新しい視点のお話を聴くことができました。ご協力いただいた校区のかたがた、ありがとうございました。この後の授業で、各班で調べたことを発表します。

今週の花「秋桜(コスモス)」

 今週の花一さんから届いた「今週の花」は、「コスモス」です。秋の風物詩ともいえるコスモス。秋晴れの日に、風に吹かれてゆらゆら揺れている淡いピンクや白色の花のコスモスを見ると心が癒されます。名前はギリシャ語の「kosmos」からきていて、「装り」「美しい」という意味があります。(また、この意味から、星が美しく瞬く宇宙のことを「cosmos」と呼ぶようになりました)コスモスの和名「秋桜」は、コスモスの花が秋に咲くこと、花びらが桜を連想させることから名付けられました。今は「秋桜」とかいて「コスモス」と読みますが、コスモスが日本に渡来した明治初期頃は、そのままの訓読みで「あきざくら」と呼ばれていました。「秋桜」が「コスモス」と呼ばれるようになったのは、昭和52年、山口百恵さんが歌ってヒットした『秋桜』という曲の歌詞で、「秋桜(あきざくら)」を「コスモス」と読ませたことがきっかけのようです。♪淡紅の秋桜(コスモス)が秋の日の 何気ない陽だまりに揺れている♪ その後の歌詞の展開が、心をジーンとさせます。