日誌

6年 家庭科「だし」の学習

 6年生が、家庭科で、和食の基本となる「だし」について学習しtています。「校区にある、だしを使った飲食店がどこにあるか知っていますか」と聞いたところ、「『東京庵のうどんは、だしがきいていておいしい』ってお母さんが言っていたよ」と発言したことから、「だしについて、よくわからないことがあるな」と疑問をもちました。そこで、このお店と連絡を取り、飲食店の専門家からだしやうどんについてお話を聴く機会を設けました。実際にお店に行くと、お客さんが座る席に案内され、子どもたちの学習意欲が一層高まりました。このお店では、だしに通常のしょう油等を加えた赤つゆと、白しょう油等を加えた白つゆがあり、メニューにより使い分けていることがわかりました。一人一人にうどんを出してもらうと、ふだんは何気なく食べているうどんをよく観察したり、においを嗅いでみたりして、ゆっくり味わって食べていました。お客さんにおいしく食べてもらうために、お店の大将が全国を回って味を開発しているというお店の努力も知り、納得した様子でした。子どもたちは、だしを用いることでうま味が増すという、だしの役割について実感することができました。