日誌

R7学校日記(2学期)

6年 公演鑑賞事業「王子と少年」

 6年生がとよはし芸術劇場PLATで行われた劇団四季ミュージカル「王子と少年」を鑑賞しました。物語は、王子として生まれた少年と、町で貧しい暮らしをする少年が偶然出会い、立場を入れ替えて生活してみることから始まります。豪華な暮らしがある一方で、厳しい生活がある現実を体験することで、本当に大切なものは何かと気づいていくというものです。子どもたちは、迫力ある歌声や演技に引き込まれていました。終了後、子どもたちは「姿や形で決めつけるのはよくない」「大切だと思ったことは、はっきり伝えていきたい」などと感想を言い合っていました。舞台を通して味わった感動が、これからの学校生活や仲間との関わりに生かされていくことを願っています。今回の鑑賞は、子どもたちにとって忘れられない貴重な経験となりました。

第2回 学校運営協議会

 先日、本校で学校運営協議会を開催しました。地域や保護者の代表の委員のかたがたにご参加いただき、令和7年度前期学校評価について話し合いました。協議では、授業や学習に関することとして、今年度から始まった民営プールでの水泳授業についての意見が出されました。また、運動会などの学校行事、暑さ対策や木製遊具の活用といった学校生活に関わることなど、保護者の皆様から寄せられたさまざまな声をもとに、活発な話し合いが行われました。学校運営協議会は、地域と学校が一緒になって子どもたちのよりよい学びや成長を考える場です。保護者や地域の考えを柔軟に取り入れることもあれば、学校側の考えを丁寧に説明し、ご理解いただくこともあります。これからも、学校と地域が同じ方向を向き、子どもたちのためにできることを具体的に考え、行動に移していきたいと思います。

3年 新川分団(器具庫・詰所)見学

 3年生が社会科の学習の一環として、地域を守る消防団の活動を知るために、校区の消防団が管理する器具庫・詰所の見学に出かけました。はじめに、市内の消防団の組織や仕事の内容について説明を受けました。火事や災害が起きたときに出動するだけでなく、日ごろから地域の安全を守るための訓練や防火活動を行っていることを知り、子どもたちは真剣に聴いていました。説明の中では、「お父さんが消防団員になりたいときには、ぜひ声をかけてくださいね」という、微笑ましいお話もありました。その後、分団にある消防車を見学しました。長いホースやハシゴ、さまざまな装備を間近で見て、子どもたちは目を輝かせていました。実際に運転席に乗ったり、マイクで話してみたりすることで、消防団の活動をより身近に感じることができました。防災への意識を高めることができました。

今週の花「すすき・おみなえし」

 花一さんから届いた「今週の花」は「すすき・おみなえし」です。秋の風景を想像すると、すすきとおみなえしを思い浮かべます。すすきは、細長い茎の先にふわふわした穂をつけ、風にそよぐ姿が印象的です。お月見のお供えにも登場して、豊作を願う気持ちが込められています。おみなえしは、黄色い小さな花が集まっていて、とてもきれいです。「おみな」は女性、「えし」は圧倒するという意味があり、「女性をも圧倒するほど美しい花」と言われていたそうです。昔から日本では、この二つを一緒に飾り、秋を楽しんでいました。秋の夜、月明かりの下、秋の虫の声を聞きながら、すすきやおみなえしなどを飾ってみるのもいいですね。ちなみに、今年の「十五夜(中秋の名月)」は、10月6日です。

クラブ活動(バドミントン)

 2学期はじめてのクラブ活動がありました。今回は、バドミントンクラブを参観しました。バドミントンは、オリンピックなどでも女子ダブルスや混合ダブルスの活躍が目立ち、子どもたちにも親しまれているスポーツです。活動のはじめには、クラブ長が準備してきたトーナメント表を発表し、いよいよ試合開始です。見た目以上に運動量が多く、子どもたちは汗をかきながら一生懸命にラケットを振っていました。途中でこまめに水分補給をしながら、熱戦が続きます。試合のない子は、友達どうしで練習をしたり、先生とラリーを楽しんだりして順番を待っていました。私も子どもたちに誘われてラリーに挑戦しましたが、すばやい動きに翻弄され、防戦一方でした。決勝戦は、6年生の男女対決。力が拮抗しており、ラリーが続く白熱した試合となりました。活動が終わるころには、勝った子も負けた子も満足そうな笑顔を見せていました。クラブ活動は、仲間と協力しながら好きなことに打ち込める場となっています。