2022年10月の記事一覧

平野町の火の見やぐら

校区の石巻平野町で、昔使われていた火の見櫓(ひのみやぐら)が再生されました。これを記念して、8日に平野町自治会のみなさんの主催で式典が行われました。


平野町の火の見やぐらは、次のように使われていたものです。


再生された火の見櫓は、頂上部分のおよそ5メートル分です。地域の方が板金や塗装を施して、こんなにきれいに生まれ変わりました。


いちばん上の屋根につり下げられているものが半鐘(はんしょう)です。実際に火事があったときには、この半鐘を打ち鳴らして火事を知らせたということです。てっぺんの矢印は風向きを示すもので、火がどちらに広がりそうかを知る目安となっています。


式典の中では、平野町の子どもたちが「火の用心」と呼びかけ、拍子木を打ち鳴らしました。


式典に来ていた子どもたちも、やぐらの完成に大喜びでした。


こんな仕掛けもありました。


これはもう、将来の消防団員ですね。


地域の歴史や、消防の仕事など、学校の勉強に役に立つ立派なものができました。みなさん、ぜひ見に行ってみてください。

伊丹サイエンス教室

8日の土曜日、4,5,6年生対象の校区市民館講座の一つとして、伊丹サイエンス教室が開かれました。
前校長の伊丹和彦先生が講師となって、子どもたちに「空気のふしぎ」についてたくさんの実験をしてくださいました。
右がおなじみの伊丹先生、左は助手の近藤先生です。


これは空気砲の実験。段ボールを横からたたくと、空気のかたまりが押し出されます。前に積んであった紙コップが、空気の勢いで倒れました。


今回はこんな空気砲を準備してくれました。空気のかたまりが煙で見えるようになっています。すごい!


参加した子どもたちは目が釘付けです。クイズ形式で、結果がどうなるかを予想して考えていました。


この実験は、何をしているのでしょうか?光っている電球がどうなるのかな?


次は、液体窒素(えきたいちっそ)が登場です。何とマイナス196℃という超低温の液体です。あやしい煙がいっぱい出てます。


液体窒素の中で何か光っていますね。どんな仕組みで光っているのでしょうか?うーん、むずかしい。


伊丹先生、何をしたんですか??こんなに煙が上がっちゃって大丈夫?
大丈夫です。これも液体窒素を使った実験の一つです。


これは竜巻発生装置。冷たい空気と暖かい空気との混じり合いで起こるそうです。筒の中に白い渦で見えているのがミニ竜巻です。


最後の実験は熱気球を飛ばす実験でした。ふわっと上がって大成功でした。


とっても楽しくて不思議な実験をたくさん見せてもらいました。どうもありがとうございました。

修学旅行に行ってきました!その2

お待たせしました。修学旅行の日記その2です。
夜はどのように過ごしたのでしょうか?よく寝ましたか?早くに目が覚めましたか?
ともかく2日目が静かに始まりました。
始めに、清水寺へ朝の散歩を兼ねて出かけました。朝の空気が気持ちよかったですね。


ここが清水の舞台。本来は、能を演じる舞台です。決して飛び降りるための舞台ではありません。


清水寺からは、京都の街も見えました。京都、最高ですね。


旅館に戻って朝食です。メニューは、オムレツとウインナー、ハッシュドポテトとサラダにクロワッサン。洋食です。


一日の元気の源、みんなたくさん食べていました。


旅館を出発して、見学に出かけます。出発前に旅館の方へお礼のあいさつをしました。「おいしい料理や部屋のお世話をありがとうございました。」


旅館を出てから銀閣寺へ向かいました。本当は慈照寺銀閣というんですね。銀閣には、形の美しさがあります。


次は二条城です。コネタが今回の旅行で初めて知ったこと、それは、うぐいす張りの廊下は侵入者を知る目的ではなかったということ!
あまりの衝撃的な事実に「そんな理由なの?」でした。


次は金閣寺。鹿苑寺金閣というのが正式名称です。金箔の張り替え工事が少し前に終わって、鮮やかな金色の建物になっていました。


ここまで回ったところでお昼です。金閣近くの「錦鶴」(きんかく)さんでお昼ごはんです。京都のおばんざい料理をイメージした食事でした。


午後には、最後の見学地、宇治平等院鳳凰堂に行きました。建物は、鳳凰が羽を広げたイメージで建てられているということで、鳳凰のポーズでパシャリ。


楽しかった修学旅行が終わり、学校へ戻りました。すっかり暗くなっていましたが、最後の帰着式を終えてすべての日程を終了しました。


お迎えに来ていただいた家の方、ありがとうございました。おみやげ話はいっぱい聞かせてもらったでしょうか?
コロナの心配がある中、感染防止や事前の準備のご協力ありがとうございました。
全員が参加でき、とてもいい旅行をすることができました。

5年生での研究授業

5年生で、算数の研究授業を行いました。授業の課題は「多角形の面積の求め方を考えよう」です。


「福井」「北海道」とあるのは、都道府県の形を簡単に表した図形にしているからです。今回は、このような形の面積の求め方を考えました。
授業では、タブレットを使って考えをまとめたり発表したりするスタイルです。まずは、隣同士のペアで考えを確かめ合いました。


考えに自信をもったら、全体で発表して考え方を広げます。
自分のタブレットの画面を大型テレビに映して発表しています。


次は、「北海道」。五角形の形です。どのように面積を求めるといいでしょうか?
また、隣同士で考えます。タブレットにも書き込みをしていますね。


こちらの子は、別の考え方をしています。


自分の考えと隣の人の考えを確認し合いました。自分では思いつかなかった考え方を知ることができるときです。


さらに、全体に発表して、いろいろな考え方を学びました。


算数って、答えは一つかもしれないけど、いろいろな考え方があるんですね。その考え方を学ぶいい授業でした。


みんなの考えがたくさん発表された授業になりました。どの考え方でも面積は求められますが、いちばん早い方法は何かということも大事な勉強です。
みんなで考えを寄せ集めて、いい結論が出るといいですね。

競書大会

今日は全校一斉に校内競書大会が2時間目に行われました。1・2年生は鉛筆で、3~6年生は毛筆で書きます。この時間は、校内がとても静かになりました。

1年生は、初めての競書大会。お手本を見て、ゆっくりていねいに書いていました。


2年生は、漢字が増えた課題文になっていました。難しい字も落ち着いて書いていました。


3年生からは毛筆です。3年生の課題は「正月」。たて画・横画がはっきりした字です。まっすぐな線を大きく伸び伸びと書いていました。


4年生は「元気」。大きな「はね」と「はらい」がポイントです。筆を大きく動かして、大きなはね・はらいを書いていました。


5年生は「初春」。筆の使い方が一気に難しくなった字ですね。一画一画、集中して書いていました。


6年生は「理想」。へんとつくりのバランスが難しい字です。字形のバランスを考えた筆づかいができていました。


みなさん、とても集中して取り組んでいました。どんな作品になったか、見るのが楽しみです。
作品は、10月19日(水)から26日(水)まで、校舎の2階渡りに展示します。26日の学校公開日の折には、ぜひご覧になっていってください。