平野町の火の見やぐら

校区の石巻平野町で、昔使われていた火の見櫓(ひのみやぐら)が再生されました。これを記念して、8日に平野町自治会のみなさんの主催で式典が行われました。


平野町の火の見やぐらは、次のように使われていたものです。


再生された火の見櫓は、頂上部分のおよそ5メートル分です。地域の方が板金や塗装を施して、こんなにきれいに生まれ変わりました。


いちばん上の屋根につり下げられているものが半鐘(はんしょう)です。実際に火事があったときには、この半鐘を打ち鳴らして火事を知らせたということです。てっぺんの矢印は風向きを示すもので、火がどちらに広がりそうかを知る目安となっています。


式典の中では、平野町の子どもたちが「火の用心」と呼びかけ、拍子木を打ち鳴らしました。


式典に来ていた子どもたちも、やぐらの完成に大喜びでした。


こんな仕掛けもありました。


これはもう、将来の消防団員ですね。


地域の歴史や、消防の仕事など、学校の勉強に役に立つ立派なものができました。みなさん、ぜひ見に行ってみてください。