学校日誌
1年生みんなで盛り上がりました!~第2回N-ナンバー1決定戦~
12月12日(月)の6時間目に,1年生の有志が集まり,得意なダンスやお笑いを披露したり,自分で編集したショート動画を発表したりするN―ナンバー1決定戦,略してN-1を行いました。当日はステージ部門に5組,動画部門に8組が出場し,体育館を大いに盛り上げました。動画部門では,企画内容の面白さに加え,テロップやコンピュータ音声による実況を入れるなど,今どきの中学生の技量の高さに感心しました。ステージ部門では,南稜祭で活躍したお笑いメンバーがさらにパワーアップして登場し,クオリティの高さに驚きました。また,新たにネタを考え,N-1に初挑戦してくれた男子グループやノリノリなダンスを披露してくれた女子グループも,大変すばらしい演技でした。司会の呼びかけに,元気よく声を返してくれる温かい観客の姿は,みんなで学年を盛り上げていこうという1年生のよい姿が現れていたと思います。大勢の観客の前でも恥ずかしがらずに堂々と発表できる子や自分の思いが伝えられる子を行事で育てていきたいと思います。
南稜ESDサミット
12月9日(金)の5・6時間目に,1・2年生合同で南稜ESDサミットを開催しました。講師に中部大学の古澤礼太准教授をお招きし,各学年の総合学習についての指導助言と「持続可能な社会の実現に向けて大切なこと」と題し,ESDやSDGsについての講演をいただきました。
各学年の代表生徒は,パワーポイントを用いて,これまで総合学習で取り組んできたことを発表しました。水質の調査結果を表にわかりやすくまとめたり,発表の途中にクイズや劇を交えたりするなど,各学年の工夫が感じられました。また,代表者の大きな声で堂々と話す姿に練習の成果が表れていました。
その後の質疑応答の時間には,多くの生徒が積極的に挙手をし,自分の思いを語る姿が見られました。「プラスチックはなくせない。だから,どう共存していくかを考えないといけない。」「一度マイクロプラスチックになると回収するのは難しい。マイクロプラスチックになる前にどうにかしなくてはいけない。」という意見は,持続可能な社会の実現を考えていくうえで,非常に重要なポイントだと思いました。
講師の古澤礼太准教授からは,「梅田川に落ちているプラスチックごみを効率的になくすのは難しい。家庭から出るごみを効率的に回収すること,回収後はどこかへ飛んでいかないようにすることなど,ふだんの自分の生活の中で,ごみは捨てたら終わりじゃないし,最初(ものを作るときや買うとき)から最後(捨てるとき)まで考えることが大切」と,今後の総合学習につながるヒントをいただきました。また,講演会の中では,SDGsができた経緯や目的,これからの社会で必要なことなどを,具体的な事例を挙げて説明していただきました。特に「今だけ 金だけ 自分だけ」という利己的な考えを見直していかなければいけないと思いました。
南稜ESDサミットでは,梅田川の学習を通して,生徒が自ら学び,伸びていこうとする姿が見られ,とてもすばらしい時間となりました。1年間の学習のまとめであるとともに,次年度への始まりとして,今後の総合学習につなげていきたいです。
第7回東三河ユネスコスクールフォーラム
12月3日、愛知大学にて第7回東三河ESDユネスコスクールフォーラムが開催されました。本校からは、2年生の代表生徒4名が参加し、「私たちにできるSDGs~梅田川の水質調査を通して~」というテーマのもと、総合的な学習の時間で取り組んできたことを発表しました。梅田川の水質調査のきっかけや調査方法、結果を具体的な数値などをまじえながら報告しました。また、調査結果から自分たちなりの考察をまとめ発表し、最後には「梅田川を含め、自然環境を汚しているのは私たち人間であり、きれいにしていくためには、私たちがまずごみを自然の場所に捨てないこと、またごみを捨てようとしている人がいたら止めること、ごみをみつけたらできる範囲で拾うこと。大事なのは、継続し続けること」と会場全体に訴えかけました。講評では、上流~下流複数の場所の調査をし、具体的な数値を述べ比較することで、説得力のある調査だという評価をいただきました。
2年生での学習で梅田川のさまざまな課題が見えてきたので、この課題を解決していくための方法を今後は考えていきたいと思います。
あいプロ第6弾
南稜校区へあいさつの輪を広げよう!
あいプロ第6弾 あいさつ川柳
4月から「豊橋1あいさつのできる学校へ」をスローガンにあいさつプロジェクト略して「あいプロ」に全校で取り組んできました。あいプロ第6弾では、大崎小、大清水小、植田小、野依小、南稜中であいさつ川柳を作成しました。そして、優秀作品の交流を行いました。
11月28日(月)~12月9日(金)の2週間を4小1中であいさつ強化週間を設けています。南稜中では、生徒会が中心となりあいさつ運動&パワーカードキャンペンを行っています。来週より南高校ともあいさつ交流を行います。
第2回学校保健員会
そして、大きなストレスがかかった状態になったときには、信頼できる人に相談してほしいとアドバイスをしていただきました。
大崎校区の文化祭・敬老会
11月6日(日)に大崎校区の文化祭・敬老会が大崎小学校の体育館で行われました。そこで、南稜中学校吹奏楽部の有志22名が出演させていただきました。オープニングに「宝島」、2曲目にYOASOBIの「群青」、3曲目に「ディズニーメドレー」を演奏しました。「宝島」・「ディズニーメドレー」では、ソロパートを立派に披露し、盛大な拍手をいただきました。「群青」では、かわいい振り付けをしながらの演奏に、手拍子を打ちながら一緒に楽しんでいただきました。会場からのアンコールに応え、「マツケンサンバ」を演奏しました。会場には、この曲を知っているかたも多く、身体全体でリズムをとりながら盛り上がることができました。
今年は、豊橋吹奏楽祭がコロナで中止になり、学校以外の場所で演奏する機会が少なかったので、生徒たちは演奏を聞いてもらえることに大きな喜びを感じることができました。
南稜祭
初日はオープニングと合唱コンクールがありました。
オープニングでは生徒会による劇や全校アートのお披露目がありました。合唱コンクールではこれまでに練習してきた曲を一生懸命歌い,学級の団結力やつながりの強さを感じることができました。そして,特別支援学級の「スマイル」の発表では,今まで練習してきたダンスを披露し,そのダンスを3年生が一緒に踊り,大いに盛り上がりました。
2日目は午前中に体験講座が行われ,午後からは有志発表がありました。
体験講座では地域の方々や保護者の方に講師をお願いし,学校生活では経験できない素晴らしい体験をすることができました。有志発表では,今日まで練習してきた出し物を全校の前で披露し,個性豊かな発表や特技を生かした発表に大きい声援や拍手を送るなど大いに盛り上がることができました。
体験講座では保護者の方をはじめ,多くの方のお力によって無事終えることができたことを,この場を借りてお礼申し上げます。
PTAによるミニバザーでは,南稜ファイルやタオル,制服を販売し,26,300円の売り上げがありました。ありがとうございました。
1年生梅田川現地調査
10月19日(水),1年生が総合的な学習の時間に梅田川の現地調査に出かけました。川の水をバケツで採取し,パックテストを用いて水の汚れのめやすとなる「COD」「亜硝酸態窒素」「りん酸態りん」の濃度を測定しました。その結果,「亜硝酸態窒素」と「りん酸態りん」の濃度から【やや汚れている水】,CODの濃度から【汚れが多い水】と判定されました。また,川岸にはペットボトルや発泡ポリスチレンなどのごみが大量に落ちており,出前授業で聞いた海ごみの悲しい現実を目の当たりにしました。ごみ拾いをはじめると,とても1日では拾いきれない量に,生徒もショックを受けていました。そんな中,葦の間に小さなカニがたくさんいるのを見つけ,捕まえた生徒は「このカニを守っていくためにも,僕たちが梅田川をなんとかしくてはいけない」と話していました。学びの多い1日となりました。
2年生出前授業「みんなが防災マンになる授業」
10月14日(金),2年生の総合的な学習の時間に出前授業「みんなが防災マンになる授業」を実施しました。「どのような防災対策をすることが必要か」や「災害が起きたときに,自分たちにできることは何か」という疑問を解決するため,生徒たちは講師にお招きした豊橋市役所防災危機管理課の職員のかたの話を真剣に聞きました。「地震が発生したとき,家具の固定などの防災対策がされていないとどうなるのか」を検証した映像を見たときには,あまりの被害の大きさに驚きの声があがりました。また,南海トラフ地震が発生した際の,豊橋市の死者数や建物被害の状況予測では,4小学校区ごとの被害予測も発表され,自分たちの身近なところでも被害が起きることを理解しました。「自分の命は,自分で守る」「自分から声を出して動く」ことの大切さを学び,防災に対する意識を高めることができました。
【授業後の生徒たちの感想】
・40年以内に90%の確率で大地震がくると言われているので,今のうちから防災対策をしておくことが大事だと思いました。
・自分たちの住んでいるところでも災害の被害があるので,災害が起きたときのために家族としっかりと話しておこうと思いました。
・自分の命も大切だけど,周りの人の命も大切なので,中学生の自分でもできることを頑張ろうと思いました。
1年生出前授業「海ごみについて」
10月14日(金),1年生が総合的な学習の時間に出前授業「海ごみについて」を実施しました。「梅田川に落ちている大量のごみはどこからきたのか」「マイクロプラスチックとは何か」という疑問を解決するため,生徒たちは講師にお招きした愛知県環境局資源循環推進課の職員さんの話を真剣に聞き,「愛知県の海ごみは,内陸部で出たごみが,川などを流れて海にたどり着いたものが多い。南稜校区の梅田川は河口部に位置し,潮の満ち引きによってごみが海と川の間を行ったり来たりしている。」ことを学びました。「海ごみをなくすために,みなさんは何ができるでしょうか」という講師の問いかけには,多くの生徒が挙手をして発言し,環境問題に対する意識の高さが感じられました。今後は水質調査や生物調査を行いながら,梅田川の生態系を未来に残すために自分たちにできることを考え,実践していきたいと思います。
【生徒の考えた海ごみをなくすためにできること(一部抜粋)】
・いつでもごみ拾いができるように,ビニル袋をかばんに入れて持ち歩く。
・買い物をするときには,本当に必要なものか考えてから購入する。
・ごみを捨てた人を見つけたら,そのごみを拾う。
・魚が食べても問題ない素材でトレイなどを作る。
・バスケットゴールのように,ついついごみを入れたくなるごみ箱を設置する。
・ごみのポイ捨てに関する法律を強化する。
・ローカル番組や新聞で海ごみのことを伝える。
・マスコットキャラクターをつくり,TVやイベントで訴える。
修学旅行
1日目
バスで富士緑の休暇村へ移動し,昼食を食べました。午後から自然体験学習を行い,夕方にペンションへと移動しました。ペンションではオーナーさんとの語らいの時間があり,普段聞けないような話をうかがうことができました。
2日目
朝はペンションから出発し,富士山をバックに学級写真を撮り,忍野八海で食べ歩きをしました。その後,富士急ハイランドへ移動し,夕方まで班別行動でアトラクションを楽しみました。宿泊先の時之栖(ときのすみか)での夕食はビュッフェ形式でおなかいっぱい食べることができました。
3日目
修学旅行最終日は時之栖での朝食から始まりました。2日目の朝より出発時間も早かったのですが,とてもうれしい出来事がありました。それは退室したあとの部屋に残っていた手紙でした。この手紙にはホテルへのお礼の手紙でした。手紙には「きれいな部屋で気持ちよく過ごせました。」や「一生に一度の思い出になりました」など,生徒から時之栖の方々への心温まるメッセージでした。宿泊先からは,学級ごとにそれぞれの方面へ向かいました。サファリパークへ向かったクラスや,清水港や沼津港で散策をするクラスなど,それぞれの方面で学級の絆を深めました。
9月10日持ち寄り資源回収、ありがとうございました!
SDGs将来世代創造フォーラム2022に参加しました
2学期始業式
2年生の代表生徒より2学期に向けての抱負が語られ,新学期も躍進していこうという気持ちが全校へと伝わっていきました。生徒会執行部からも南稜祭に向けて,それぞれの実行委員が動き出すことや今後の流れについて説明があり,次に目指す行事を確認することができました。
くすなん会
1年生の総合的な学習の時間では,「誰もが暮らしやすい社会をつくろう」と題し,持続可能な社会の実現に向け,自分たちにできることは何か考え,行動できる生徒の育成を目ざしています。SDGsのゴール 10 は「人や国の不平等をなくそう」ゴール 17 は「パートナーシップで目標を達成しよう」です。「誰もが暮らしやすい社会をつくっていくためには,南稜中の生徒とくすのきの生徒が,お互いのことを理解し合い,関係を築いていくことが大切である」という生徒の意見から,15 日(金)にくすなん会が開催されました。各学級の実行委員が中心となって作成した学校紹介の動画をくすのきの同級生に見てもらい,「楽しい動画をありがとう」「がんばっていることが伝わってきた」と感想をいただきました。今後もくすのきとの交流を通して,お互いの理解を深めていきたいと思います。
社会を明るくする運動
保護司の市川さんからは、「こんなにたくさんの子たちがボランティアとして協力してくれる南稜中は素晴らしい学校ですね。そして、生徒さん一人一人の挨拶もとてもさわやかで気持ちがよいものでした。」とお褒めの言葉をいただきました。
今年は、生徒会を中心に南稜中はあいさつ運動に力を入れています。生徒のあいさつで南稜校区がますます明るくなるようにがんばっていきます。ご支援とご協力を今後ともよろしくお願いいたします。
南稜学校いのちの日
講話を前に,4年前の事故で亡くなった南稜中生の冥福を祈り,黙とうを行いました。講話では,坂田先生の実体験を伺い,遺族のかたの気持ちや横断歩道は安全な場所ではないことを教えていただきました。話を聴く生徒たちは,真剣なまなざしでモニターを見ながら話に耳をかたむけていました。また,授業後には「いのちの部屋」に多くの子が訪れ,メッセージを残してくれました。生徒たちのふりかえりには,「通学路での危険について今一度考えたい」「交通事故は他人事ではないのでしっかりと考えたい」「信号のない交差点などではしっかりと止まって安全を確認したい」など,命の尊さを実感する日となりました。
授業後には、多くの生徒が「いのちの部屋」に足を運び、亡くなった生徒の冥福を祈る言葉や、自分の交通安全に対する強い決意をメッセージカードに残しました。
あいプロ第3弾~Eyeタッチ運動~
生徒会執行部を中心に声かけを行い,全校で331人もの参加者が集まりました。色団ごとに日にちを決めて東門,正門,西門に分かれて登校してくる生徒に向かって挨拶活動を行いました。朝から元気のあるあいさつが飛び交い,活気のある学校生活がスタートしました。
市内中学校総合体育大会の選手激励会
代表選手たちは,堂々とした行進で入場し,部活動ごとに大会への抱負を全校生徒に伝えました。2年生を中心にした応援団からも大声援のエールが贈られ,選手たちもひきしまった顔でエールにこたえていました。