学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

あっという間の最終回 3年「なんでもポケット」

3年生にとって、本年度最後の「なんでもポケット」が行われました。磯辺小では、1~3年生を対象に、お話を楽しむ活動「なんでもポケット」を行ってくださっているので、3年生にとっては、今日で卒業となります。今回の終わりにその事実に気づき、「やだ、やだ」「来年もお願い」と子どもたちが口々に懇願するのもよくわかります。大人ですら、くぎ付けになりますから…。

絵本「あー あー」 絵本に合わせて、いろんな「あー」を大声で言ったり、抑揚をつけたり、伸ばしたりして楽しみました。

素話「エパミナンデス」 ボランティアさんが、3年生にとって最後の会で。子どもたちに語りたいお話とおっしゃっていました。次々と変わる展開が頭に浮かんで、思わず微笑んでしまう、ユーモアいっぱいの語りでした。失敗を繰り返しながらも、素直な生きる主人公の姿に、学ぶことも多いように感じました。絵本の世界の高倉健のようなすてきな主人公でした。

民話「おにとあんころもち」 この物語の作者本人が語ってくれました。西三河に口伝で伝わる民話を、小澤征爾さんのお兄さんのおざわとしおさんとともに書き記してくださいました。子どもたちが、作者本人が語ってくれていた事実に、いつの日か気づくことがあるでしょうか。

童謡「おにのパンツ」(振り付き) 今日も楽しく歌い、踊りました。体を動かしながら、ストーリーに親しむ活動は、子どもたちの大人気です。

大型英語絵本「A Color of His Own」(日本題「じぶんだけの いろ」) 

きれいな英語の発音に子どもたちも聞き入っていました。内容はわからなかったと言いつつも、「色」は聞き取れたと話していました。「色」が英語で聞き取れれば、100点満点です。外国語の響きを楽しみました。

 人形劇「さんまいのおふだ」 人形劇を楽しみました。劇の終わりには、みんな拍手喝采していました。「なんでもポケット」で見聞きしたものすべてが、楽しい思い出として、ずっと子どもたちの心に残っていくことと思います。

 最後の会となったので、子どもたちからお礼の言葉をお伝えしました。会が終わったあとは、人形劇に出演したおしょうさんややまんばさんと触れ合ったり、そこで使われた楽器の音色を楽しんだりしていました。すてきな体験と思い出を子どもたちにくださり、本当にありがとうございました。 

 

 

ドジャースに負けない豪華メンバー 1.5年生本の読み聞かせ

今日は、1,5年生にとって、今年度最後の「本の読み聞かせ」がありました。各教室を見回りながら、本の読み手として参加してくださっているボランティアさんの豪華さに、身震いがするほどでした。「よくぞここまでお揃いで。」と、驚くばかりです。大谷選手、山本投手が加入したLos Angeles Dodgersに匹敵するぐらいの豪華さに感激しました。

5年生は、行儀よく語りを聴き、読み手が伝える本の世界に魅了されている様子でした。「おにとあんころもち」は、作者自身が語ってくださっており、こうした貴重な経験ができる磯辺の子どもたちは、幸せだと感じました。

1年生は語り手が演出する空間、雰囲気に浸り、楽しんでいるようでした。毎回、幼いお子さんを連れて「本の読み聞かせ」に参加してくださるボランティアさんも多くいらっしゃいます。低学年の子どもたちは、思い思いの姿勢で、リラックスして語りに耳を傾けているようで、実は、連れてきてくださっているお子さんが目に入り、「お兄さん」「お姉さん」であることを意識しているように感じます。家族と一緒にいるような温かい空間のなかで、絵本の世界を楽しんでいるように感じます。こうした本に親しむ温かい環境を子どもたちに味わってもらえることも、磯辺小の自慢のひとつと思い、感謝しています。本好きな子どもたちは、こうして育っていきます。

 

磯辺小で大人気!ピーマン、たまご、磯辺あげ! 6年調理実習

6年生の「20分で2品作る調理実習」も、ラスト1クラスとなりました。自由献立ですが、食材で多く見かけたのは「ピーマン」や「ニンジン」でした。さすが、給食を好き嫌いなく、残さず食べることができる6年生だと、食材選びにも感心しました。各家庭の食育が充実していることがうかがえました。ピーマンのシーチキン詰め、一度やってみようかな。

調理も中々上手です。目玉焼きやオムレツなどの卵料理は、ファミレスで出てきてもおかしくない出来栄えのものもありました。子どもの練習にお付き合いくださった家庭も多くいたようです。ありがたい限りです。

最後は、豊橋市立磯辺小学校らしく、「ちくわの磯辺あげ」も見かけました。食材選びと料理の腕前に、センスを感じる調理実習でした。においもとってもおいしそうでしたし、きっと味もよかったことと思います。食べることは今日も叶いませんでしたが…。磯辺の磯辺あげなんておしゃれですね。

いいにおい出汁!おいしそう出汁! 5年みそ汁調理実習

5年生は、今日から「みそ汁」の調理実習にトライしています。結構、水加減に苦労していたように感じています。煮ていると、結構水が蒸発していくのです。そんなことも経験として学んでいきます。いずれにしても、部屋中とってもいいにおい。ブログでにおいも届けることができれば、子どもたちのがんばりがもっと伝えることができるのにとちょっぴり残念に思います。

コロナ禍後の調理実習ですから、基本的に自分で調理したものは自分で食するのが原則です。多く作りすぎても、「味見させて!」と安易にお願いできない今日この頃です。「今度、家で作って、お母さんに合格もらえたら、それからみそ汁を作らせてもらえる。」と話す男の子もいました。すてきな教育されているなと感心するとともに、洗い物を押し付けあう我が子たちの実態を残念に思う今日この頃です。みんな上手に仕上げました。すばらしい!

 

安心してください!元気ですよ! 長放課外遊び

家族と楽しい時間を過ごした子が多かった連休明けですが、子どもたちは変わらず元気に登校してくれています。2,3時間目の間の長放課には一斉に運動に飛び出して、なわとび、鬼ごっこ、ドッジボールなどで遊ぶ姿が、これまでと変わらず見ることができます。

なわとびは相変わらず人気です。これだけ人気ならば、なわとび王者決定戦のようなものをやってみたくなります。

おにごっこで遊び子どもたちに、おにへの警戒心は、まったく感じられません。おにはどこで、なにをしているのでしょうか。少なくとも「写真を撮って」と頼まれている私は、鬼ではありません。

ドッジボールも、運動場いっぱいに3面ほどのコートを使って、楽しまれています。「ずっと外野で、内野に戻りたい。」と頼まれても、「がんばって相手を当ててね。」と、励ますしかアイデアが浮かびません。お隣の外野の子も「見ててください!側転ができます。」とスゴ技を見せてくれました。「どこでならったの?」と聞いたところ、「ふつうにできた」とのこと。天才とは、こういったものかもしれません。2人ともドッチボールの外野の最中です。磯辺っ子は今日も元気です。