学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

いいにおい出汁!おいしそう出汁! 5年みそ汁調理実習

5年生は、今日から「みそ汁」の調理実習にトライしています。結構、水加減に苦労していたように感じています。煮ていると、結構水が蒸発していくのです。そんなことも経験として学んでいきます。いずれにしても、部屋中とってもいいにおい。ブログでにおいも届けることができれば、子どもたちのがんばりがもっと伝えることができるのにとちょっぴり残念に思います。

コロナ禍後の調理実習ですから、基本的に自分で調理したものは自分で食するのが原則です。多く作りすぎても、「味見させて!」と安易にお願いできない今日この頃です。「今度、家で作って、お母さんに合格もらえたら、それからみそ汁を作らせてもらえる。」と話す男の子もいました。すてきな教育されているなと感心するとともに、洗い物を押し付けあう我が子たちの実態を残念に思う今日この頃です。みんな上手に仕上げました。すばらしい!

 

安心してください!元気ですよ! 長放課外遊び

家族と楽しい時間を過ごした子が多かった連休明けですが、子どもたちは変わらず元気に登校してくれています。2,3時間目の間の長放課には一斉に運動に飛び出して、なわとび、鬼ごっこ、ドッジボールなどで遊ぶ姿が、これまでと変わらず見ることができます。

なわとびは相変わらず人気です。これだけ人気ならば、なわとび王者決定戦のようなものをやってみたくなります。

おにごっこで遊び子どもたちに、おにへの警戒心は、まったく感じられません。おにはどこで、なにをしているのでしょうか。少なくとも「写真を撮って」と頼まれている私は、鬼ではありません。

ドッジボールも、運動場いっぱいに3面ほどのコートを使って、楽しまれています。「ずっと外野で、内野に戻りたい。」と頼まれても、「がんばって相手を当ててね。」と、励ますしかアイデアが浮かびません。お隣の外野の子も「見ててください!側転ができます。」とスゴ技を見せてくれました。「どこでならったの?」と聞いたところ、「ふつうにできた」とのこと。天才とは、こういったものかもしれません。2人ともドッチボールの外野の最中です。磯辺っ子は今日も元気です。

 

新入生のみなさん!「安心してください!待ってますよ!」 通学団会

2時間目に通学団会を行いました。磯辺小では3月1日から、主に現5年生が班長となる令和6年度の通学班で登校を始めます。6年生は、3月中は、それがうまくいくようにサポートに回ります。今日はそれに向けて、6年生が抜け、新たに新1年生を入れた班の編成を行いました。その後、集合場所や集合時間などを記入した、新1年生へのお手紙を書いたり、1年生を場所を決めて、登校列の並び方を練習していました。これから1か月練習して、新1年生を迎える準備をします。

新入生が3人も入ってくれる班もあれば、新入生がゼロの班もいます。6年生が3人抜け、残すは4年生3人だけといった班もあり、それぞれです。新入生へのお手紙は、6年生がアドバイスをくれたり、複数いる班は分担したりして書いていました。いずれも心を込めて書いてくれていました。

並び方も、1年生の入る場所を決めて、並んでいました。歩道の状況によって、2列を1列にしたり、列の順番を入れ替えるなど、1年生が1番安全な場所で登校できるように工夫していました。磯辺小の子どもたちは、6年生も含めて、新1年生の入学を心待ちにしています。

話し合いのスキルはすでに大人なみか、それ以上です。 5年お話しタイム

5年生のお話しタイムのテーマは、「宿題って必要?」でした。「必要」も、「必要じゃない」も、大人が論ずる意見と同じか、それ以上なものばかりです。話し合いのスタイルも挙手、指名ではなく、意見のある人がタイミングを見て、話し始めていました。さすが高学年です。突然、「校長先生はどう思いますか?」と振られ、「人それぞれだと思います。」と、今日もまた、煮えきれない意見を発してしまいました。大人のずるさが染みついているようです。

 宿題の及ぼす学習効果が、体験的に語られており、話し合いのスキルが高いことが感じられます。宿題の有無については、これまでは保護者から意見を伺うことが多かったですが、高学年なら十分有意義な話し合いができそうです。話し合いを聴きながら、ラーケーションもスタートしましたし、夏休みなどはこれまでの学習の形を変える時期が来ているかもしれないと考えたりしました。

 

サクラとイチョウ、感性が豊かです。 2年生お話しタイム

2年生の「お話しタイム」では、「春と秋どちらが好き?」をテーマに話し合いが行われていました。それぞれの季節で見える景色やその時期の思い出などが理由としてあげられています。板書を見ても、豊かな感性が感じられます。春はいちご、秋は焼き芋、梨、干し柿、桃、巨峰で、秋の勝ちなんて意見が思い浮かんだ自分が恥ずかしく感じてしまいます。

インフルエンザにならないや日焼けどめをぬらなくてよいなど、現代社会を反映した意見もありました。新しいクラスになれるのに時間がかかるといった意見も聞かれ、大人ではなかなか気づいてあげれない子どもたちの思いに触れ、勉強になりました。日々思慮深い子どもたちの意見を見聞きし、感心するばかりです。