日誌

2018年1月の記事一覧

眼鏡 校長だより

きっかけ

  先週は、健全育成会の皆さんによるあいさつ運動が行われました。大人の勢いに触発されてか、校門ではいつも以上のあいさつの花が咲いていました。ありがとうございました。

あいさつといえば、私が声をかけてもいっこうにあいさつを返してくれない中学生がいました。何か訳があるだろうと思い、気にもとめなかったわけですが、新年を迎えたある日、声をかけると、「おはようございます」と小さな声が返ってきたのです。私は、思わぬその声に、驚きとともに、清々しい気持ちでいっぱいになりました。彼女に何があったのかわかりません。ただ何かきっかけとか、タイミングとかがあって、あいさつを返してくれたのでしょう。

子どもが変わるときは、あたかも偶然のように見えます。が、その近くにはいつもきっかけが寄り添っているものです。九九が言えるようになったのも、リコーダーがふけるようになったのも、25メートル泳げるようになったのも、そこにはきっかけを仕かけた大人の存在があることを忘れてはなりません。

今本校では、縄跳び大会にむけて練習がスタートしました。わんぱくタイムには、運動場一面に長縄に挑戦する子どもたちであふれています。体を摺り寄せながら、順番を待つ子どもの瞳が輝いています。長縄の波は、子どもの心に打ち寄せ、成長のきっかけとなって、ひとつくぐるごとに自信や友情を育んでいくことでしょう。

成人式で和太鼓部演奏

1月7日(日)に、本校の和太鼓部が校区成人式に参加。
演奏を披露し、成人をお祝いしました。