日誌

2024年9月の記事一覧

今週の花「菊」

 花一さんから届いた「今週の花」は「菊」です。平安時代の歴史書物の中に菊の歌が載っていたことから、貴族の中で菊が人気の花になったそうです。そして、鎌倉時代の後鳥羽上皇が自分の刀に菊の紋を入れたことで、皇室の紋章として用いられるようになりました。江戸時代には、菊を食用として食べるようになり、風邪をひいたときの漢方薬としても使われました。また、「菊」といえば、「電照菊」を連想するかたも多いのではないでしょうか。電照菊とは、花芽ができる前の時期に灯りで照らし、人工的に日照時間を長くすることで開花時期を遅らせた菊のことです。お隣の田原市は、日本一の電照菊の生産地となっています。電照菊のハウスの灯りがイルミネーションとなり、とてもきれいです。菊はとても身近な花で、エピソードにこと欠きません。

校区大運動会

 8日(日)に、台風10号の影響で延期となっていた「校区大運動会」が新川小学校運動場で行われました。出場した町は「魚町」「大手町」「小畷町」「呉服町」「神明町」「新吉町」「第二向山町」「中世古町」「札木町」「船原町」「前田町」「前田一丁目」「前田二丁目」「吉田町」です。歴史を感じさせる町名がずらりと並び、それを見ているだけで「すごい校区だな」と感じ入ります。競技では、幼児等が参加した「がんばれチビッコ!」、キレのよいダンスを披露した新川P・LATS、1.2.3年生がスピードとパワーを発揮した「棒取り合戦」、4.5.6年が梯子や網などの障害を攻略した「新川大障害」は、楽しく応援することができました。町内のプライドをかけた「綱引き」「玉入れ」「男女混合リレー」は、楽しくも真剣に戦う姿があり、応援にも熱が入りました。あらためて、新川校区の力強さを感じさせられる校区行事でした。

夏休み児童作品展

 夏休み児童作品展を開催しました。夏休み中に子どもたちががんばって作り上げた自由研究、歴史や社会科の内容をまとめたもの、Sebone「お店をつくろう」作品、工作、絵画などが展示されました。自由研究では、ふだんの生活の中で思っていた疑問を調べ学習で知識を得た後、実際に実験して解明するものが多かったです。Sebone「お店をつくろう」の作品は、「本当にこんなお店があったら楽しいだろうな」と、実現してほしいお店ばかりです。微笑ましい作品、時間をかけて取り組んだことが伝わってくる作品、アイデアのすばらしい作品、家族との思い出が表現されている作品など、時間がたつのを忘れて見入ってしまいました。

第1木曜日は「なかよし班」活動の日

 毎月の第1木曜日には、「なかよし班」で遊ぶ時間を設定しています。「なかよし班」とは学年の枠をこえて6年生から1年生まで入る異学年の班です。今回は、上級生が考えた遊び「ハンカチ落とし」「はじめの一歩」「ばば抜き」「イラストしりとり」「歩いて鬼ごっこ」「爆弾落としゲーム」「椅子取りゲーム」などをしました。低学年でも楽しめるようにルールを工夫してあり、どの班からも笑い声が絶えませんでした。夏休みが明けて初めての「なかよし班」活動。異学年の友達とかかわって遊ぶことの楽しさを実感していました。

2学期の給食開始

 2学期の給食が4日(水)から始まり、学校生活のリズムも戻ってきました。子どもたちは、給食の時間が待ち遠しかったようで、「給食だ~」「お腹、すいた~」の声が聞こえてきます。給食当番はテキパキと配膳を行いました。1年生の給食当番も1学期でやったことを覚えていて、あっという間に配膳を終わらせていました。今日の主な献立は、サーモンフライ、茹で野菜、すまし汁です。サーモンフライは人気の献立で、おいしそうに平らげていました。すまし汁もだし・醤油・塩のバランスがちょうどよく、おかわりしたくなるほどおいしいです。給食に関わる多くのかたがたに感謝しながら、「いただきます」「ごちそうさま」

避難訓練(地震)

 夏休み中の8月8日、九州の宮崎県で震度6の地震が起き、そのあと「巨大地震注意」が発表されました。そのことを受け、当初は不審者対応の避難訓練を計画していましたが、地震を想定した避難訓練に変えて実施しました。地震後の火災発生場所(仮定)の関係から、通常時には使わない非常階段を利用しての避難でした。各学級では、揺れたときは物が「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」ところで頭を守ることの大切さ、そして、避難するときは「押さない、走らない、喋らない、戻らない」ことの大切さを指導しました。ふだんから、『地震が起きたらこうしよう』と避難行動を考えておくことは、命を守るために必要なことです。学級でも折を見て話をしていきます。ご家庭でも地震が起きた場合の対応について、何度でも話し合う機会をもっていただければと思います。

今週の花「リンドウ(竜胆)」

 2学期になり、花一さんが早速お花を届けてくださいました。今週の花は「リンドウ(竜胆)」です。「敬老の日」など秋の行事でよく見られる花です。花言葉は「勝利」「正義感」で、リンドウの根は漢方薬として使われることがあり、「病に打ち勝つ」という意味からきています。また、リンドウの根がものすごく苦いことから、「まるで竜の胆のように苦い」という意味で「竜胆」(リュウタン)と名づけられました。そして、長い間に「リュウタン」「リムタウ」「リンタウ」「リンダウ」「リンドウ」と変わっていったそうです。

 夏休みが明けたばかりの掲示物の少ない教室に、青色のリンドウがひときわ目立ち、子どもたちを元気よく迎えています。

2学期スタート

 今年は9月2日が2学期始業の日です。登校時の子どもたちは少し眠たそうでしたが、教室で友達に会うと、楽しそうにおしゃべりをしている姿があちこちで見られました。始業式では、3年生と4年生の代表の子が、「目標に向かって挑戦したい」「行事をがんばりたい」と2学期の目標を発表しました。堂々と発表する姿に、しっかりと準備をしてきたことが伺えました。その後は、待ちに待ったPTAの皆さんからの「あずきアイス」の差し入れがありました。子どもたちは「おいしい~」と、うれしそうに口にしていました。「さぁ、2学期もがんばろう!」、そんな気持ちにしてくれた1日でした。