日誌

R7学校日記(2学期)

3年 シンボル並木パートナー講座

 3年生は、市役所のかたを招いて「シンボル並木パートナー講座」に取り組みました。1回目の学習では、校区内にある道、レインボータワーから豊橋公園方面へと延びる「くすのき通り」の歴史を教えていただきました。市街地整備に合わせて中央帯にくすのきが植えられ、市民に親しまれている並木道です。子どもたちは、「どうしてくすのきが選ばれたの?」「何本くらい植えられているの?」などと質問しながら、楽しく学びました。2回目は、実際にくすのき通りの一角で花植え活動を行いました。ガザニアンクイーンと彼岸花の苗を丁寧に植え、「きれいに咲くといいな」「通る人が喜んでくれるといいね」と思いを込めて作業しました。地域を大切に思う気持ちが育まれる時間となりました。

今週の花「デルフィニウム」

 「花は『花一』」さんから届いた「今週の花」は、「デルフィニウム」です。デルフィニウムといえば、まず目にとまるのは、その澄んだ青色です。実は、「青い花」は自然界ではとても少なく、植物が青を作ることはとても難しいといわれています。青色を作るには、花の中でいくつもの「特別な条件」がそろわなければならず、なかなかうまくいかないそうです。デルフィニウムは「奇跡の条件」が重なって青色の花を咲かせたということになります。青色は、見ているだけで気持ちが落ち着いたり、前向きな気持ちになれたりする色です。ヨーロッパでは、お祝いのときにデルフィニウムを飾ることが多く、「幸せを呼ぶ花」として結婚式などでも人気があります。青色の花の魅力を子どもたちにも知ってほしいです。

4年出前授業「地球温暖化を防ごう」

 4年生は総合的な学習の時間で、市役所のかたを招き、「地球温暖化」について学びました。講師のかたから、温暖化の原因には目に見えない二酸化炭素が関係していることを教えていただきました。特別な液体に二酸化炭素を通すと色が変わる実験では、子どもたちから「本当に空気の中にあるんだ!」と驚きの声があがりました。電気をつくることやゴミを燃やすことなど、便利な暮らしの中で二酸化炭素が増えることを学び、遠い国ツバルでは海面上昇によって土地が失われている現状があることを知りました。授業の最後には、「自分たちにできること」を考えました。ごみのリサイクル、電気の節約、使わないときのコンセントを抜くことなど、子どもたちから多くの意見が出ました。市の取り組みとして水素自動車を紹介してもらい、実物を見たときは目を輝かせていました。「一人一人の力は小さくても、みんなで取り組めば大きな力になる。」授業の振り返りにあった言葉です。

5年 総合的な学習の時間~元・防災指導員のかたをお招きして~

 5年生は総合的な学習の時間で「防災」をテーマに学習を進めています。その中で、地域で防災指導員として活動されていたかたが、同級生のご家族であることを知り、ぜひお話を伺いたいとお招きすることになりました。講師のかたは、東日本大震災の際にボランティアとして東北地方を訪れた経験を話してくださいました。物資不足に困る人々の姿を見て、「水や食料などを日頃から備えておくことの大切さ」を実感されたそうです。また、災害時に「この家は無事です」という目印として、玄関に「無事」と書かれたタオルを掲げる取り組みを始めたことも紹介されました。子どもたちは「その黄色いタオル、見たことある!」と興味津々。地域の防災訓練で使われていた理由を知り、納得した表情をしていました。この取り組みが地元のケーブルテレビで紹介され、他の校区にも広がったと聞き、「すごい!」と感心していました。授業の終わりには、「自分たちも、黄色いタオルに負けないような工夫を考えてみたい」と意欲を高めていました。

6年 出前授業「租税教室」


 6年生が社会科の学習で「租税教室」を行いました。講師にお迎えし、税金がどのように集められ、どのように使われているのかを教えていただきました。はじめに、税金の種類や使い道について説明を受けた後、「もしも税金がなかったらどうなるか」というビデオを観ました。子どもたちは最初、「税金がなければ自分のお金が減らないからいい」と考えていましたが、映像の中で、信号が止まり事故が多発したり、警察や消防が有料になったり、道路が壊れたままになったりする様子を見て、表情が変わっていきました。税金は、私たちの安全や暮らしを支える大切なしくみであることを実感しました。子どもたちは、社会の一員として、自分の生活を見つめ直す貴重な学びを得ることができました。

2年 生活科~「四九の市」の見学~

 2年生は生活科の学習で、校区に昔から続く「四九の市」の見学をしました。教室で学んだだけでなく、「本物を見てみたい」「どんなお店があるのかな」と話し合い、質問したいことを決めて、楽しみに出かけました。会場に着くと、野菜のお店、洋服のお店、切り花を売るお店、だんごの香りがするお店など、たくさんの店が並んでいました。舗道の端で小さくお店を開く人の姿にも気づき、「どうやって準備をするのだろう」と興味津々。子どもたちはお店のかたに「何時から開いていますか」などと丁寧に質問し、教えてもらったことをメモしていました。普段利用するスーパーマーケットとは違い、人と人との会話があり、温かさがある市の魅力に気づいた2年生でした。

今週の花「モカラ」&「モンステラ」

 「花は『花一』」さんから届いた「今週の花」は、南国らしい鮮やかな花「モカラ」と、大きく個性的な葉「モンステラ」です。モカラは、東南アジア原産のランの仲間です。鮮やかな紫色やオレンジ色の花を咲かせ、現地では「太陽の花」とも呼ばれます。「気品」「美しさ」といった花言葉をもち、見る人の気持ちを明るくしてくれます。一方、モンステラは中南米の熱帯雨林に育つ植物です。葉にあいた切れ込みが特徴的で、強い雨や光をうまく逃がすための自然の工夫だといわれています。ハワイなどの地域では、幸運を呼ぶ植物として大切にされてきました。教室に飾られた花や葉をきっかけに、子どもたちが「植物から学べること」に目を向けてくれたらうれしいです。

強化マラソンが始まりました

 12月9日(火)の新川マラソン大会に向けて、11月25日から12月8日まで、朝の「さわやかタイム」を使い、全校で強化マラソンに取り組んでいます。健康観察を終えた子どもたちは運動場に元気よく集合し、準備体操の後、7分間の走り込みを行います。はじめの数分は担任を先頭にジョギングペースで集団走をし、その後は一人一人が自分のペースで走ります。走り始めて間もない今は、どんなスピードで走ると力を発揮できるのか、子どもたちも手探りの状態です。最初から飛ばし過ぎて後半に失速する子もいれば、慎重に入り過ぎて思うようにタイムが伸びない子もいます。これからの練習を通して、自分に合ったペース配分を見つけ、達成感を味わえる走りにつながっていくことを期待しています。また、ご家庭では体調管理へのご協力をお願いいたします。睡眠や食事をしっかりとり、元気に走れる状態で参加できるとうれしく思います。体調がすぐれない場合は、どうぞ遠慮なく学校へお知らせください。

3年生 ティーズ見学

 3年生が総合的な学習の時間で、校区にある豊橋ケーブルネットワーク(ティーズ)を見学しました。大きなカメラやスイッチのたくさん並んだ機械など、子どもたちにとって初めて見るものばかりで、「すごい」「こうやって番組が流れているんだ」と目を輝かせていました。ティーズのかたからは、番組作りやFM放送など、地域の暮らしを支える多くの仕事について教えていただきました。お話の中で「地域の皆さんに、ティーズのことをもっと知ってもらいたい」という願いを伺い、子どもたちの心に「自分たちが伝えるお手伝いをしたい」という思いが広がりました。これからの学習では、見学で学んだことをもとに、学習の進め方について話し合っていきます。

今日はお休み。「県民の日学校ホリデー」

 明治5(1872)年11⽉27日、当時の愛知県と額田県が合併し、現在の愛知県が誕生しました。令和4(2022)年に、県政150周年を迎えたことをきっかけに、この日を「愛知県民の日」と定め、合わせて県民の日を含む1週間のうち一日を「県民の日学校ホリデー」として学校を休業日にすることになりました。今年度は11月21日が学校ホリデーにあたります。この日は、子どもたちが学校を離れて、家庭や地域で「いつもとは少し違う時間」を過ごすことをねらいとしています。忙しい毎日の中で、保護者の皆様にはなかなか時間をつくることが難しい場面もあると思いますが、短い時間でも、近所を散歩したり、図書館に出かけたり、一緒に料理をしたりと、ささやかな体験が子どもたちにとって大切な思い出になります。学校ホリデーが、子どもたちの視野を広げ、新しい発見や家族との温かい時間につながる1日となればうれしく思います。

今週の花「ユーカリ」&「カンガルーポー」

 「花は『花一』」さんから届いた「今週の花」は、「ユーカリ」と「カンガルーポー」です。オーストラリア原産の植物、ユーカリとカンガルーポー。どちらも個性的で、世界の自然の豊かさを感じさせてくれる植物です。ユーカリはコアラの食べ物としてよく知られていますが、オーストラリアの先住民アボリジニの人々にとっても身近な存在でした。葉の香りは虫よけや傷の手当に利用され、燃やした煙で体を清める儀式に使う地域もあります。カンガルーポーは西オーストラリアに自生する花で、その名の通り「カンガルーの手」に似た形が特徴です。鮮やかな色がよく目立ち、「訪れた人を明るく迎える花」として大切にされてきました。私たちの身のまわりにある植物とは姿や育つ環境が違いますが、現地の人々の生活に根付いてきました。世界の広さに思いを寄せるひとときになればと思います。

学習発表会(3/3)

 最終回は6年生の発表です。6年生は「新川校区のためにできること」をテーマに、1年生から「帰り道で怖い思いをしたことがある」と聞いたことをきっかけに、付き添い下校を実施。しかし、継続が難しいことを知り、市に要望書を届ける活動へと発展しました。内容の不備や予算、緊急性などの課題を学び直し、新しい提案へとつなげた姿は、最高学年としての成長を感じさせました。最後は「翼をください」を合唱し、小学校生活最後の発表会に思いをこめて歌いました。一人一人が主役となり、これまでの学びを形にした学習発表会。どの学年も力を出し切り、聴く人の心に残る時間となりました。今後も地域の皆様と共に、子どもたちの成長を支えていきたいと思います。

学習発表会(2/3)

 学習発表会の続きです。3年生は「新川わくわく探検隊」として、地域の飲食店や企業の“ひみつ”を調べた学習を発表しました。地域のかたから出された宿題に、子どもたちなりの考えで答える姿は、微笑ましくもたくましさを感じました。最後はリコーダーと歌で発表をまとめました。4年生は、「地球の環境を未来につなぐ」をテーマに、海、水、ものの使い方、今できる行動の4部構成で発表しました。「水をこまめに止める」「コップを上手に使う」など、暮らしにつながる提案が多く、聞いている側も「今日からできること」を考えさせられる内容でした。5年生は防災学習の成果を発表しました。講師のかたから教わった「まず自分の命を守る」という大切な考え方を、実際に防災テントを組み立てながら紹介し、保護者にも意見を聞く場面がありました。学校にある耐震貯水槽や防災アンケートの結果も示し、「家庭でも防災について話してほしい」とメッセージを届けました。次回は6年生の発表と全体のまとめを紹介します。

学習発表会(1/3)

 今年も、子どもたちが4月から積み重ねてきた学びを披露する「学習発表会」を開催しました。保護者や地域のかたに見守られ、どの子も晴れやかな表情でステージに立ちました。ひまわり学級は、音楽に合わせて踊ったり、太鼓を元気いっぱい叩いたり、きらきらの棒を使って踊ったりと、会場が思わず笑顔になる発表でした。1年生は、入学してできるようになったことを「サラダでげんき」に合わせて紹介しました。アサガオの観察、生活科のクイズ、鍵盤ハーモニカの演奏、力いっぱいの歌声と、成長がいっぱい詰まった発表でした。2年生は、生活科と国語・算数を合わせた学習を紹介しました。夏野菜の育て方、公園探検での発見、ダンゴムシの観察、四九の市の見学など、生活の中での「気づき」を自分の言葉で伝えていました。九九の歌も堂々と歌い、自信が伝わってきました。明日は、中学年の発表を紹介します。

 

ごきげん集会⑤

 今回の「ごきげん集会」では、はじめに放送委員会から、11月の生活目標「廊下は静かに歩こう」についての発表がありました。自分たちで台本を作り、廊下でぶつかる様子を動画に撮影。大型スクリーンで上映したあと、「どうしてけがをしたのか」「防ぐにはどうしたらよいか」というクイズを出し、楽しみながら安全への意識を高めました。続いては「一芸披露」。ピアノが得意な子は「となりのトトロ」を演奏し、優しい音色が体育館に響きました。次のコント発表では、「手に入れたデスノートに、自分の名前を書いてしまった!?」というユーモアあふれる一人芸に、会場中が笑い声に包まれました。最後は「APT.」という曲を歌い、その後ろで3人のダンサーが歌に合わせて踊り、会場は盛り上がりました。最後に、全校で「夢の世界を」を歌い、笑顔と拍手に包まれた集会となりました。

今週の花「ストレリチア」「パンパスグラス」

 「花は『花一』」さんから届いた「今週の花」は、「ストレリチア」と「パンパスグラス」です。鮮やかなオレンジと青紫の花を咲かせる「ストレリチア」。南アフリカ原産で、その姿がまるで鳥が羽を広げたようだと言われ、“Bird of Paradise(極楽鳥花)”とも呼ばれています。自由や祝福の象徴ともされ、見た人の心を明るくしてくれます。次に、背の高い芦のような葉の中からふわふわの穂が顔を出すパンパスグラス。南米の高原が原産地で、風になびく銀白色の穂が季節の移り変わりを知らせてくれます。子どもたちが、花を通して「世界にはこんな形や色の植物があるんだな」と植物の不思議に気づくきっかけになればと思います。

5年 災害と防災~消防団のかたのお話を聞きたいな~

 5年生は、総合的な学習の時間で「災害・防災」をテーマに学習を進めています。これまで、自分たちで資料を集め、災害について調べることから学習を始めました。さらに理解を深めるために、校区の消防団のかたを学校にお招きし、直接お話を伺いました。火事や土砂崩れの現場に出動したときの体験談や、家庭でできる防災の工夫を聞き、子どもたちは災害が決して遠い町のできごとではないことを実感しました。また、近日行われる地域の消防体験についての紹介があり、子どもたちは「AEDを使えるようになりたい」「起震車に乗って揺れを体験してみたい」と、地域の行事に自ら参加しようとする意欲を高めていました。3年生が社会科で「地域を支える消防団のはたらき」を学ぶのに対し、5年生は「防災に向けて、自分たちは何ができるのか」を考える学びをしています。防災を自分ごととして追究していってほしいと願っています。

クラブ活動(ボードゲーム)

 今回のクラブ活動の時間、ボードゲームクラブをのぞいてみました。教室では、オセロや将棋など、頭を使うゲームに夢中になる子どもたちの姿が見られました。オセログループでは、リードして喜んでいた子が、次の相手の一手で一気に色をひっくり返され、「うわぁ!」と悲鳴のような歓声をあげる場面もありました。逆に、劣勢から見事に逆転した子はガッツポーズ。中には、四隅を取ると勝負が決まったようにうれしそうにほほえむ子もいました。先を読んで駒を置く姿は、まるで小さな戦略家のようです。将棋グループでは、駒の動かし方を習いながら挑戦する子もいれば、先生を悩ませるほど見事な一手を指す子もいました。勝っても負けても「次はこうしてみよう」と前向きに考える時間。クラブ活動のボードゲームを通して、子どもたちは粘り強く考える力を育んでいます。

3年 自転車安全教室

 3年生が、市役所安全生活課や交通指導員のかたがたのご協力のもと、自転車安全教室を行いました。子どもの交通事故のうち、およそ半数は自転車によるものだそうです。自転車に乗れるようになり、行動範囲が広がる3年生にとって、とても大切な学習です。はじめに、講師のかたから「自転車に乗るときは必ずヘルメットをかぶりましょう」と、安全を守る基本について教えていただきました。その後、ブレーキの効き具合、タイヤの空気圧、サドルの高さなどを確認する点検の仕方も学びました。点検の合言葉は「ブタハシャベルラ」。子どもたちはリズムに合わせて楽しく覚えていました。続いて行われた実地練習では、交通指導員のかたが一人ずつの走行を見守り、安全な乗り方を丁寧に指導してくださいました。学んだことをこれからの生活でいかして、「交通事故ゼロ!」

1年生&ひまわり組 サツマイモの収穫

 1年生とひまわり組の子どもたちが、春に植えたサツマイモの収穫を行いました。5月につるさしをしてから、夏の間は水やりや草取りを続け、ようやく迎えた収穫の日。子どもたちはわくわくした様子で学習園に集まりました。子どもたちは、お芋が折れてしまわないように、慎重に土を掘っていきます。やがて土の中から赤紫色のサツマイモの姿が見えてくると、「あっ、出てきた!」と歓声が上がりました。土を払ってやっと抜けたときには、「先生、見て。こんなに大きいのがとれたよ!」とうれしそうに見せてくれました。これまでの世話の積み重ねが、立派な実りとなり、子どもたちの手に戻ってきました。

今週の花「スターチス」

 「花は花一」さんから届いた「今週の花」は、「スターチス」です。カラフルで、ドライフラワーにしても色あせにくい花、スターチス。ピンク、むらさき、黄色などさまざまな色があり、乾いた花びらは水がなくても形を保ち続けることから、「いつまでも残る思い出の花」とも呼ばれています。ある国では、旅立つ友達の手にスターチスの花をそっと渡す風習がありました。「あなたとの時間を忘れません」という気持ちを込めた合図だったといわれています。花言葉の「変わらぬ心」「しあわせな記憶」も、そこから生まれたそうです。学校でも、友達とのかかわりや、心に残る経験が子どもたちの成長につながっています。スターチスのように、心に残る思い出や優しさを大切にしてほしいと思います。

花一さんが、「青少年育成賞」を受賞されました!

 本校に、毎週花を届けてくださっている「花一」さんが、その長年の活動を讃えられ、「青少年育成賞」を受賞されました。令和元年から、本校の学級の数だけ異なる季節の花を、無償で届け続けてくださっています。教室に花があると、子どもたちは「今週はどんな花かな」と楽しみに花瓶をのぞき込みます。色や形の違いに気づいたり、花の名前を調べたり、「もうすぐ春だね」「この花、おばあちゃんの家にもあるよ」と会話がうまれます。常に教室に花があることで、空気がふわっとやわらぎ、心が落ち着く時間が流れます。自然の美しさを感じること、季節の移ろいに気づくこと、人の善意にふれること。花一さんのおかげで、子どもたちはその全てを日常の中で学んでいます。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

赤い羽根共同募金

 運営委員会の児童が中心となり、「赤い羽根共同募金」を行いました。運営委員は、朝登校するとすぐに集合し、募金箱を持って各教室を回りました。あらかじめ協力を呼びかけていたこともあり、運営委員の姿を見つけた子が「募金、持ってきたよ!」と笑顔で駆け寄る姿も見られました。職員室にも出向き、先生方に「赤い羽根共同募金をお願いします」と声をかけていました。1週間かけて集まった募金は、社会福祉協議会を通して、地域の福祉活動に役立てられます。子どもたちは集まったお金を見ながら、満足そうな表情をしていました。自分たちの行動が、地域の役に立つことを実感することができました。

4年 英語

 4年生が外国語活動で、ハロウィンを題材にした英語の学習を行いました。教室には、魔女の帽子をかぶった先生や、カエルの姿に仮装した先生が登場。子どもたちは、「すごい!」「かわいい!」と笑顔になり、いつも以上に学習への意欲が高まっていました。授業では、ハロウィンにちなんだ英単語を紹介しました。“Jack-o-lantern(ジャコランタン)”“Ghost(ゴースト)”“Mummy(マミー)”など、次々と出てくる言葉を大きな声で、リズムよく復唱しました。「マミーはミイラのことだよ。ママと間違えたら大変!」と笑い声があふれる場面もありました。その後、学んだ単語を使った神経衰弱ゲームを班対抗で行いました。カードをめくるたびに全員で英語を復唱し、正解が出ると歓声があがりました。楽しみながら英語に親しむことで、言葉の響きや外国の文化に自然と関心を広げることができました。

 

今週の花「オンシジウム」

 「花は花一」さんから届いた「今週の花」は、「オンシジウム」です。秋の花として人気のあるオンシジウム。黄色い小さな花がいくつも枝先に並び、まるで光を集めたように輝いています。南の国で、こんな話が伝えられています。むかし、踊ることが大好きな娘がいました。雨上がりの日、村の人たちを笑顔にしようと楽しそうに踊っていると、娘の足元から金色の花びらが生まれ、風に乗って空へと舞い上がりました。その花がオンシジウムになったと言われています。その花姿から、英語では“Dancing Lady Orchid(踊る貴婦人のラン)”とも呼ばれています。学校では、子どもたち一人一人が輝いて、笑顔の輪が広がっています。

新川校区 わくわく消防体験 ~目ざせキッズ消防団~

 新川校区の消防団のかたがたが中心となり、「わくわく消防体験」が行われました。日曜日にもかかわらず、多くの子どもたちや保護者が参加し、防災への意識を高める貴重な機会となりました。体験では、起震車による地震体験、土のう・水のう作り、煙の中からの避難、AED体験、防災クイズなど、さまざまな活動が用意されていました。AEDの体験では、心臓の模型を押してみると「思ったより力がいる!」と驚く声があがりました。担架を使ったけが人の運び方や、担架がないときの運搬方法も教えてもらい、協力しながら実践しました。起震車体験では、同じ震度でも揺れ方が違うことを体で感じ、地震のときは、まず身を守ることが大事だということを実感していました。消防団のかたがたのお陰で、命を大切にする心が一層育っています。

ひまわり学級 ブロック交流会in中部中学校

 ひまわり学級の子どもたちが、近隣の小中学校の特別支援学級の友達と交流会を行いました。共に活動する楽しさを味わいながら、思いやりや友好的な関係を育てることをねらいとしています。はじめに自己紹介を行い、一人一人が自分の名前と好きなものをしっかり伝えました。その後の「ボール運びリレー」では、4人で新聞紙にボールを乗せ、落とさないようにカラーコーンを回って戻ります。慎重に進むチーム、スピード重視のチームなど、それぞれの作戦でがんばりました。自分のチームだけでなく、他のチームにも声をかけて応援する姿が見られました。続いての「ダンシング玉入れ」では、新聞紙を丸めて作った安全な玉を使い、楽しく踊りながら競技をしました。会場は、子どもたちの笑顔でいっぱいになりました。

PTA学校合同行事「影絵劇の鑑賞」

 今年のPTA学校合同行事は、影絵劇団「影法師」の皆さんをお招きし、体育館で影絵劇を鑑賞しました。入場した子どもたちを最初に迎えたのは、自分たちが事前に描いた魚たち。大きなスクリーンの海の中を泳ぐ姿に「わあ!」「ぼくの魚がいた!」と歓声があがりました。影絵劇は、「スイミー」「人間影絵このゆびとまれ」「モチモチの木」の3本立て。光と影が織りなす世界に、子どもたちはすっかり引き込まれていました。「このゆびとまれ」では、劇団のかたから「うさぎ」や「ゴリラ」の影の作り方を教えていただき、「わたしにもできた!」とうれしそうに手を動かす姿がありました。終演後、体育館を出る子どもたちは、「また見たいな」と笑顔いっぱい。手を振りながら劇団の皆さんに感謝を伝えていました。光と影の芸術にふれ、豊かな感性を育むひとときとなりました。

1年 生活科「秋みつけ」

 1年生が生活科の学習「秋みつけ」で、公園探検に出かけました。夏に行ったときと比べて、季節の変化をたくさん見つけることができました。葉っぱの色が緑から黄色に変わっていたり、地面には落ち葉が増えていたり、ドングリがころころ転がっていたり。花壇の花も違う種類に植え替えられ、虫の数も減っていることに気がつきました。子どもたちは、夢中で秋を探していました。学校に戻ると、拾ってきたドングリを手に、教室の植物図鑑を開きました。「これは違う」「あっ、これだ!」と図鑑と見比べながら、うれしそうに種類を調べる姿が見られました。身近な自然にふれ、自分の目で見て、確かめる活動を通して、子どもたちは季節の変化への興味を広げています。

今週の花「マリーゴールド」

 「花は花一」さんから届いた「今週の花」は、「マリーゴールド」です。鮮やかなオレンジ色の花びらがとても印象的です。マリーゴールドは、太陽の光をたっぷり浴びて育つ花。明るさと元気をくれるその姿は、学校で過ごす子どもたちの姿に重なります。マリーゴールドには、こんなお話が伝わっています。昔、太陽の神さまを心から慕う少女がいました。神さまがいなくなって悲しみに暮れるうち、少女は毎日、空を見上げ続け、ついに小さなオレンジ色の花になったというものです。その花が、マリーゴールド。太陽に向かって咲くのは、今も神さまを見つめているからだそうです。子どもたちは、マリーゴールドの花のように、明るく真っすぐに生活しています。子どもたちの笑顔が、学校を温かくしています。

5年 家庭科 ~エプロン作り~


 5年生は家庭科で、はじめて針を使い、エプロン作りに挑戦しています。子どもたちにとっては楽しみな実習ですが、細かな作業が多く、担任だけでは支援が行き届かないこともあります。そこで今回は「新川コネット」を通じて呼びかけ、5名の学習ボランティアのかたが来てくださり、20名の児童に対して担任と合わせて6名の支援体制となりました。子どもたちは安心して作業に集中することができ、まち針の扱い方やアイロンの使い方など、安全に配慮しながら丁寧に学ぶことができました。少しずつ形になっていく布をうれしそうに見つめていました。ボランティアのかたがたは、手順を優しく教えたり、できた部分を褒めたりと、温かく子どもたちを支えてくださいました。ご協力いただき、ありがとうございました。

3年生 地域の飲食店に学ぶ

 3年生は総合的な学習の時間に、地域のよさを知り、地域の人の想いにふれる活動を行っています。先日、子どもたちは二つの飲食店を訪れ、直接お話しを伺う機会をもちました。まず訪れた「勢川うどん」では、出汁を取る様子を見せていただきました。黄金色に輝く麺つゆからは、ふわっと広がる出汁の香りが漂い、子どもたちの食欲を誘いました。料理の一つ一つに、丁寧な手間と心が込められていることを実感しました。次に訪ねた「東京庵」では、明治の頃に創業したというお店の長い歴史や、麺をゆで上げるときの大変さなど、ふだんは聞けない貴重なお話を伺いました。子どもたちはうなずきながら一生懸命にメモを取り、積極的に質問していました。お店のかたがたの思いに共感することができる学習の場となりました。

就学時健康診断

 新川小学校では、来年度入学予定のお子さんを対象に就学時健康診断を行いました。就学児の皆さんは、発達検査や視力・聴力検査、内科・歯科の健診などを順に受けました。はじめは少し緊張した様子も見られましたが、先生や5年生のお兄さん・お姉さんの優しい声かけに安心し、笑顔になっていきました。その間、保護者の皆様には「子育て講座」にご参加いただきました。講師の金子先生からは、「挨拶の大切さ」「話をしっかり聞くこと」「命を大切にすること」「自分のことは自分ですること」について、温かい言葉でお話をいただきました。保護者の皆様もうなずきながら、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。来年の4月、新1年生としてランドセルを背負い、元気に登校してくる日がとても楽しみです。

図書ボランティアさんによる読み聞かせ

 紅葉読書週間の取り組みとして、図書ボランティアさんによる「読み聞かせ」が行われました。いつもとは少し違う雰囲気の中で聞くお話に、子どもたちは興味津々でした。図書ボランティアさんの温かな声と、声の調子や間の取り方に合せて、子どもたちは物語の世界に引き込まれていきました。こうした機会は、学校だけでは得られない貴重な学びです。お忙しい中、時間を割いて準備してくださる図書ボランティアさんのおかげで、子どもたちは本とより親しむことができました。そして、読み聞かせを通して、想像を広げたり、登場人物の気持ちに寄り添ったりすることができました。学校とPTAや地域が協力して子どもの成長を支えてくださることに、改めて感謝いたします。

今週の花(果実)「ハロウィンかぼちゃ」

 「ハロウィンのかぼちゃ」が花一さんから届きました。にっこり笑った顔のかぼちゃを見ているだけで明るい気分になります。子どもたちは「わぁ、ハロウィンだ!」と目を輝かせながら近寄ってきて、「この顔がいちばんかわいい!」「この顔を見てると笑っちゃう!」と話しながら、楽しそうに眺めていました。ハロウィンは、もともと秋の収穫を祝うヨーロッパの行事がもとになったものです。悪いものを追い払い、豊かな実りに感謝するという意味があります。今では、世界中で楽しまれる行事となり、日本でもすっかりおなじみになりました。教室に飾られたかわいいかぼちゃは、外国の文化に親しむきっかけにもなっています。

修学旅行(2日目) ~3/3編~

 修学旅行2日目。金閣寺の次に訪れたのは太秦映画村です。ここでは班別分散での見学を行いました。江戸時代の町並みを歩いていると、お侍さんや忍者に出会い、まるでタイムスリップしたような気分に。撮影で使われる場所を楽しんでいました。お土産を買う姿も見られ、「これはお家の人に、それから…」と、いろいろと考えて選んでいました。最後の見学地は、二条城です。「鴬(うぐいす)張り」の廊下を歩きながら、徳川慶喜が大政奉還を行った大広間を興味深く見学しました。本物にふれることで、歴史がぐっと身近になったようです。帰りの新幹線は、心地よい疲れと満足感で、眠る子の姿もありました。多くのかたがたのお陰で、修学旅行が無事に終えられたことに感謝いたします。

修学旅行(1日目~2日目) ~2/3編~

 1日目の見学を終え、宿泊先は猿沢池の近くにある「ホテル美松」さんです。入館後は、まず避難経路を確認しました。夕食では、ハンバーグや温かいうどんなどが並び、みんな笑顔で「おいしいね」と言いながらいただきました。友達と枕を並べて過ごす夜。どんな話で盛り上がったのでしょうか。朝が早く、たくさん歩いた1日だったこともあり、すぐに部屋が静かになりました。
 2日目は、6時起床。お世話になった美松さんにお礼を伝え、見学に出発です。最初の訪問先は金閣寺。細い参道を抜けた先に、黄金に輝く金閣寺が姿を現すと、子どもたちから「わあ!」と声が出ました。教科書で見た建物を目の前にし、その美しさと足利義満の権威に驚いていました。観光客がとても多く、学年単位での集合写真は撮れません。カメラマンさんの協力のもと、班ごとに記念写真を撮ることができました。

修学旅行(1日目) ~1/3編~

 10月7日・8日、いよいよ6年生が待ちに待った修学旅行の日を迎えました。朝7時15分に豊橋駅へ集合。いつもより早い時間、そして学校から離れた場所での集合でしたが、全員が時間通りに集まり、出発前から楽しみな気持ちが伝わってきました。新幹線で京都駅まで行き、そこからは貸切バスで移動です。はじめに法隆寺に行きました。子どもたちは建築の特徴を観察し、「柱の真ん中がふくらんでいる」と感心していました。次に訪れた奈良公園では、かわいい鹿たちが出迎えてくれました。東大寺では、実際に目の前で見る大仏の大きさと迫力に圧倒されていました。その後は、班別分散学習です。自分たちで計画を立て、協力して行動しました。途中で道がわからなくなった班もありましたが、声をかけ合ったり、近くの教員からヒントをもらったりして、全員が時間内に集合することができました。

今週の花「そば」

 「花は花一」さんから届いた「今週の花」は、「そば」です。本校は市街地にあるため、そば畑で咲く白い花を見ることはできませんが、月の光を受けると一面が銀色に光り、幻想的な風景になります。昔、そばの花にこんな話が伝わっています。ある晩、月がそばの花に尋ねました。「どうして、そんなに白いの?」すると、そばの花は答えました。「暗い夜でも、道を行く人の心を明るくしたいのです。」その言葉に心を打たれた月は、「あなたの白さは、優しさの光なんだね」と言って、そばの花を優しく照らしたそうです。
この話に出てくるそばの花のように、誰かを思いやる気持ちは、どの子にも備わっています。白いそばの花のように、子どもたち一人一人の優しさが、周りの人の心を温かく照らしてほしいと思います。

防犯少年団~キャンペーン活動~

 本校の防犯少年団8名が、豊橋警察署のご協力をいただき、特殊詐欺被害防止を呼びかけるキャンペーン活動を行いました。会場は新川校区にあるエディオン豊橋店です。子どもたちは店舗の入り口に立ち、来店されたかたに「詐欺に気をつけてください」と声をかけながら、注意を促すチラシを手渡しました。また、パトカーに同乗して校区を巡回し、マイクを使って「詐欺に注意しましょう」と呼びかけました。地域の皆さんは、子どもたちの元気な声に笑顔で応えてくださり、防犯への意識を高めるきっかけとなりました。子どもたちにとっても、自分たちの活動が地域の安全につながっていることを実感できる大切な経験となりました。

第1木曜日は「なかよし班」活動の日

 毎月第1木曜日には、「なかよし班」で遊ぶ日です。「なかよし班」とは、1年生から6年生までが一緒に入る異学年の班で、ふだんの学級や学年をこえて交流することができます。今回は、6年生を中心に上級生が遊びを考え、「ハンカチ落とし」「はじめの一歩」「ドッジボール」などをしました。低学年でも楽しめるようにルールを工夫してあり、どの班からも笑い声が絶えませんでした。特に、6年生が下級生に優しく声をかけたり、遊びの進行をリードしたりする姿が多く見られました。また、低学年の子どもたちは、上級生に教えてもらいながら一生懸命に参加し、自然と安心感をもって活動していました。夏休み明けの初めての「なかよし班」活動でしたが、子どもたちは学年をこえて遊ぶ楽しさを実感するとともに、お互いを思いやる気持ちを育んでいました。

紅葉読書週間

 10月1日から24日まで、本校では「紅葉読書週間」を行っています。秋といえば「読書の秋」。子どもたちが本に親しむきっかけになるよう、図書委員会が工夫を凝らした取り組みを企画しました。期間中は、ふだんは1日3冊までの貸し出しを、特別に4冊まで借りられるようにしました。たくさんの本を読みたい子にとってはうれしい取り組みで、図書室は借りる子の列ができています。また、学級ごとに読書の目標をたて、全員が達成すると図書委員会から賞状が渡されます。子どもたちは、「みんなでがんばろう」という気持ちにもなっています。さらに、担任や図書ボランティアさん、図書委員、司書による読み聞かせや、図書委員おすすめの本の紹介、クイズコーナーなども用意されています。子どもたちは、楽しみながら新しい本に出会っています。

3年 新川消防団のかたをお招きして

 先日、3年生が社会科の学習の一環として、校区の消防団の器具庫や詰所を見学しました。子どもたちは、地域の安全を守るための施設や工夫を実際に見て、多くの疑問をもちました。今度は、消防団のかたを学校にお招きし、お話を伺う時間を設けました。「消防士と消防団の違い」や「どうして消防団に入ったのか」「活動でうれしかったこと、大変だったこと」などを直接質問しました。どの問いにも丁寧に答えていただき、子どもたちは消防団の役割を具体的に理解することができました。振り返りには、「仕事と両立しながら人の役に立てることがすごい」という感想が多く見られました。今回の学習を通して、地域を支える人々の思いや努力に気づき、自分たちの暮らしが多くの人の支えによって成り立っていることを実感しました。

今週の花「秋桜(コスモス)」

 秋を代表する花といえば、ピンクや白のコスモスを思い浮かべるかたが多いと思います。今週の「花は花一」さんから届いた「今週の花」は、「オレンジ色のコスモス」です。オレンジ色のコスモスは、明治時代に日本に伝わった一般的なコスモスと少し系統が違い、暑さや病気に強い花です。その力強さから、花言葉は「野生美」「自然美」。鮮やかな色は、見ているだけで元気をもらえます。メキシコ原産のこの花は、現地では「太陽の花」とも呼ばれ、夕日を思わせる花色には「一日の終わりまで元気に生きる力を与えてくれる」という願いが込められていたそうです。このオレンジ色のコスモスのように、子どもたちが力強く成長していってほしいと願っています。

ごきげん集会

 今回の「ごきげん集会」では、はじめに運営委員会が10月の生活目標「気持ちのよいあいさつをしよう」について発表しました。寸劇で、よいあいさつと、よくないあいさつを演じ、「どちらがよいかな?」と、全校のみんなに問いかけ、「相手の目を見て」「元気よく」「大きな声で」あいさつしようと呼びかけました。来週からは、運営委員会企画の「あいさつ運動週間」が始まります。続いて、5年生が学習の成果として「けがゼロ大作戦」を発表しました。自作の動画で、右側通行を守らないと正面衝突が起きてしまう危険性があることを伝えました。そして、5年生が実践している3つの取り組み①階段に右側通行の「↑」をつける ②見直すきっかけとなるポスターを掲示する ③「けがゼロコミック」を作り読んでもらう を紹介しました。特に、「けがゼロコミック」がどんな内容なのか、とても楽しみです。最後は、図書委員会が「紅葉読書週間」のPRをしました。全員が読書目標を達成したクラスに賞状を渡すことや、図書委員による読み聞かせを行うことを知らせました。本を通して、心を豊かにしてほしいという願いが込められています。子どもたちが、自分たちの思いや工夫を発信する、素敵な集会となりました。

6年 公演鑑賞事業「王子と少年」

 6年生がとよはし芸術劇場PLATで行われた劇団四季ミュージカル「王子と少年」を鑑賞しました。物語は、王子として生まれた少年と、町で貧しい暮らしをする少年が偶然出会い、立場を入れ替えて生活してみることから始まります。豪華な暮らしがある一方で、厳しい生活がある現実を体験することで、本当に大切なものは何かと気づいていくというものです。子どもたちは、迫力ある歌声や演技に引き込まれていました。終了後、子どもたちは「姿や形で決めつけるのはよくない」「大切だと思ったことは、はっきり伝えていきたい」などと感想を言い合っていました。舞台を通して味わった感動が、これからの学校生活や仲間との関わりに生かされていくことを願っています。今回の鑑賞は、子どもたちにとって忘れられない貴重な経験となりました。

第2回 学校運営協議会

 先日、本校で学校運営協議会を開催しました。地域や保護者の代表の委員のかたがたにご参加いただき、令和7年度前期学校評価について話し合いました。協議では、授業や学習に関することとして、今年度から始まった民営プールでの水泳授業についての意見が出されました。また、運動会などの学校行事、暑さ対策や木製遊具の活用といった学校生活に関わることなど、保護者の皆様から寄せられたさまざまな声をもとに、活発な話し合いが行われました。学校運営協議会は、地域と学校が一緒になって子どもたちのよりよい学びや成長を考える場です。保護者や地域の考えを柔軟に取り入れることもあれば、学校側の考えを丁寧に説明し、ご理解いただくこともあります。これからも、学校と地域が同じ方向を向き、子どもたちのためにできることを具体的に考え、行動に移していきたいと思います。

3年 新川分団(器具庫・詰所)見学

 3年生が社会科の学習の一環として、地域を守る消防団の活動を知るために、校区の消防団が管理する器具庫・詰所の見学に出かけました。はじめに、市内の消防団の組織や仕事の内容について説明を受けました。火事や災害が起きたときに出動するだけでなく、日ごろから地域の安全を守るための訓練や防火活動を行っていることを知り、子どもたちは真剣に聴いていました。説明の中では、「お父さんが消防団員になりたいときには、ぜひ声をかけてくださいね」という、微笑ましいお話もありました。その後、分団にある消防車を見学しました。長いホースやハシゴ、さまざまな装備を間近で見て、子どもたちは目を輝かせていました。実際に運転席に乗ったり、マイクで話してみたりすることで、消防団の活動をより身近に感じることができました。防災への意識を高めることができました。

今週の花「すすき・おみなえし」

 花一さんから届いた「今週の花」は「すすき・おみなえし」です。秋の風景を想像すると、すすきとおみなえしを思い浮かべます。すすきは、細長い茎の先にふわふわした穂をつけ、風にそよぐ姿が印象的です。お月見のお供えにも登場して、豊作を願う気持ちが込められています。おみなえしは、黄色い小さな花が集まっていて、とてもきれいです。「おみな」は女性、「えし」は圧倒するという意味があり、「女性をも圧倒するほど美しい花」と言われていたそうです。昔から日本では、この二つを一緒に飾り、秋を楽しんでいました。秋の夜、月明かりの下、秋の虫の声を聞きながら、すすきやおみなえしなどを飾ってみるのもいいですね。ちなみに、今年の「十五夜(中秋の名月)」は、10月6日です。

クラブ活動(バドミントン)

 2学期はじめてのクラブ活動がありました。今回は、バドミントンクラブを参観しました。バドミントンは、オリンピックなどでも女子ダブルスや混合ダブルスの活躍が目立ち、子どもたちにも親しまれているスポーツです。活動のはじめには、クラブ長が準備してきたトーナメント表を発表し、いよいよ試合開始です。見た目以上に運動量が多く、子どもたちは汗をかきながら一生懸命にラケットを振っていました。途中でこまめに水分補給をしながら、熱戦が続きます。試合のない子は、友達どうしで練習をしたり、先生とラリーを楽しんだりして順番を待っていました。私も子どもたちに誘われてラリーに挑戦しましたが、すばやい動きに翻弄され、防戦一方でした。決勝戦は、6年生の男女対決。力が拮抗しており、ラリーが続く白熱した試合となりました。活動が終わるころには、勝った子も負けた子も満足そうな笑顔を見せていました。クラブ活動は、仲間と協力しながら好きなことに打ち込める場となっています。