学校の出来事

北部中の卒業生で，オリンピックに３大会連続で出場した髙田真希選手によるオンラインスタディが行われました。テーマは「スポーツで得たキャリアを生かして　～バスケットボールとの出会い・挑戦～」。髙田選手がご自分の経験から学んだことを話してくださいました。

「中学３年生のときに『オリンピックに出たい』と思った。高校進学のときまわりから反対されたが，バスケットが強い学校へ進学した。練習になかなかついていけなかったが，自分で決めたことなので，あきらめずにがんばった。」

「たくさん挑戦してほしい。失敗から学ぶこともあり，そこから成長できる。」

「夢や目標は口に出して言ったほうがよい。覚悟ができるし，まわりの人からアドバイスももらえる。」「『口からプラスのことをはき出す』ことが『叶う』です。」

終わったあとは笑顔で話していたり，ハイタッチをしたりしていて，髙田選手の気さくな人柄が感じられました。偉大な先輩の話を身近で聴くことができ，貴重な時間になりました。

ヴァイオリンとピアノのデュオ「ＭelodiaＳ」をお迎えして，おとどけコンサートを行いました。２年生がクラスごと，音楽室で音楽を聴きました。

演奏の合間には，ヴァイオリンとピアノの音が鳴る仕組みを教えていただきました。

手拍子で楽しく，ときには目を閉じて景色を思い浮かべたり，曲がつくられた時代背景を考えたりしながら曲を聴きました。

「なにも知らずに曲を聴くのと，景色などをイメージしながら聴くのとでは感じ方が違う」ということを教えていただきました。４５分間という短い時間でしたが，素敵な時間になりました。

６限に競書会を行いました。

１年「栄光」，２年「喜びの声」，３年「美しい自然」という課題です。

手本を見て，丁寧に書きました

この１時間は校舎内が静まり返っていました。心を落ち着けて，穏やかな心で自分の字を書くことができました。

市役所の健康増進課のかたがたを講師に迎え，出前授業を行いました。「相談する」「人に話をする」ことについての話を聞きました。

 ロールプレイングで「相談」を体験しました。

 先生がたからは，「悩みを友達に相談した」など自分の学生時代に経験したことを話してくれました。

講師の先生からは，「相談するときのポイント」「相談を受けるときのポイント」を教えていただいたり，「自分たちでどうしたらわからないときは，誰かを頼ろう」と相談窓口を教えていただいたりしました。

５限に体育館で人権教室を行いました。

講師の朝倉さんが「小さな命のメッセージ」というテーマで講演をしてくださいました。

朝倉さんは「友達と過ごせる時間は貴重で大切。あたりまえではない。今を大切に過ごしてほしい」「自分が言われたくないことはほかの人に言わない」など，ご自分の経験から学んだことやお子さんから教えてもらったことを話してくださいました。

 生徒会長が「『普通』があたりまえではないことがわかった」「まわりに困っている人がいたら助けることができる人になりたい」など，朝倉さんへ感想やお礼を伝えました。

人権擁護委員のかたからも「困ったことがあったら，相談してください」と呼びかけがありました。

とても中身の濃い１時間となりました。