日誌

2024年12月の記事一覧

クリスマスの集い

 先日、総合体育館で、「クリスマスの集い」が行われました。この集いは、遊びやゲームを通して、特別支援学級の子どもたちが夢や希望をもち、他校の友達や地域のかたとの親睦を深めることを目的にしています。はじめに「スターライトサービス」。暗くなった会場にペンライトの光が灯り、幻想的な風景の中、「きよしこの夜」を歌いました。その後、「サンタクロースはどこだ」を期待を込めて歌うと、トナカイを先頭にたくさんのサンタクロースが登場しました。サンタクロースがたくさんいるのは、どの学校にももれなく行くためです。サンタクロースを交え、みんなで「おててであくしゅ」「パチパチマン」「エビカニクス」を踊りました。その後、新川のひまわり組全員が代表として舞台に上がり、「ポンポン頭をはらいましょう」を元気いっぱいに踊って歌いました。会場から大きな拍手が起きるほど楽しそうに踊っていました。最後はお待ちかね、サンタクロースからのプレゼントです。白い大きな袋から出てきたプレゼントをうれしそうに受け取りました。とても楽しい「クリスマスの集い」となりました。新川小の全校のみんなも夢や希望をもてますように、メリークリスマス!

今週の花「スイートピー」

 花一さんから届いた「今週の花」は、「スイートピー」です。スイートピーは、蝶やドレスなどに例えられるような華やかな花です。1695年シチリア島で発見され、イギリスで改良されました。日本へは明治時代を迎える前には渡ってきたようです。今回届けていただいた花色は、ピンク、白、紫です。色によるスイートピーの花言葉は、ピンクが「繊細」、白が「ほのかな喜び」、紫が「永遠の喜び」です。スイートピーは、英語で「Sweet Pea」と書きます。「Sweet」は甘い香り、「Pea」はマメを意味します。よい香りのするマメ科の植物というのが名前の由来で、スイートピーは香水やアロマなどにも用いられました。スイートピーの和名は「香豌豆(カオリエンドウ)」などがあり、いずれも「Sweet」らしい香りを連想する名前となっています。教室に飾られたスイートピーの近くを通ると甘い香りがほんのりとただよっていて、とても癒されます。

人権週間

  12月4日(水)~10日(火)までの1週間は、「人権週間」です。新川小学校では、「人権」をテーマにした「お話のわ」や読み聞かせ、校長講話に取り組みました。校長講話では、「三尺三寸箸」というお話を紹介しました。「尺」「寸」は昔の長さの単位で、1尺は約30cm、1寸は約3cmなので、三尺三寸はおよそ100cm(1m)ということになります。1mもの長さの箸にまつわるお話。子どもたちがイメージしやすいように、1mの棒を2本用意しました。この1mの箸を使ってごちそうを食べるのですが、約束があります。手でつかんで食べてはいけない。必ず箸を正しく使うこと。あるグループでは、我先に食べようと箸を奪い合い、ごちそうを箸でつまんで自分の口に運ぼうとしています。ところが、いくらがんばっても、箸が長すぎて食べられません。ところが、別のグループでは、笑い声が聞こえてきます。それは、長い箸でごちそうをつまむと、「どうぞ」と言って、前に座っている人の口に運んであげていたのです。お互いに相手を思いやることができたから,全員が楽しく食事をとることができました。このお話を通して、「自分の幸せしか考えない人は、結局幸せになることができない。周りの人が喜ぶことをすれば,いずれ自分も幸せになることができる」ということを考えるきっかけになればと思います。

6年 出前授業「税金ってなに?」

 6年生が豊橋税務署のかたを講師に迎え、「税金」の学習をしました。はじめに6年生の税金に対する意識を確かめようと、「税金は必要ですか」と質問したところ、5名が必要だと挙手しました。その後、税金がどのように集められ、使われていくのかの説明を聞きました。子どもたちが最も印象に残ったのは、「もしも税金をなくしたら、どのような生活を送るようになるのか」の学習です。多くの子は、「税金を払わない分、お金に余裕ができて、生活がよくなる」と予想していました。しかし、実際は「信号が止まり、交通事故が多くなる」「警察の道案内やパトロールにもお金がかかるようになる」「道路や橋が壊れていても誰も直さないから、どんどんひどくなっていく」「救急車を呼ぶのに大金がかかるようになり、お金に余裕のない人は呼べず、命に関わる問題が生じる」など、今まで当たり前のように受けていた公共サービスがなくなる生活に衝撃を受けていました。もう一度「税金は必要ですか」と問いかけると、全員が必要だと挙手しました。また、税金をよりよく使うために、それを考え、決定する代表を選ぶ選挙の大切さにも考えが及んでいました。税金の大切さを実感していました。

3年 理科「じしゃく おもちゃまつり」

 3年生が、理科で学習した「磁石の性質」を用いたおもちゃを自作しました。そのおもちゃのお披露目の会を「じしゃく おもちゃまつり」と題して、以前、磁石の性質を利用して走るリニアモーターカーについて教えていただいた校区市民館長の金子さんと1年生を招待して行いました。3年生が金子さんの姿を見つけると、思わず「あっ、金子さんだ」と声が出ます。金子さんが「今日は、授業を観に来たよ」と言うと、全員が「やった~!」「イエ~イ!」と叫び、すっかり溶け込んでいることが伝わってきました。自作のおもちゃは、ネーミングもよく考えられていて、「たくさんくっつけクレーンゲーム」「じしゃくでロケットゲーム」「くっつくかな、くっつかないかな。じしゃくでくじ引き」などユニークなものばかりです。3年生は、自作のおもちゃに自信をもっていて、遊びに来るお客さんにおもちゃの仕組みを説明したくてうずうずしていました。おまつりが始まると、3年生の説明する声と1年生のゲームを楽しむ歓声で、大変盛り上がりました。最後に金子さんからお話をいただき、3年生はとても満足げな表情でした。