日誌

学校日記

明日はお休み。「県民の日学校ホリデー」

 明治5(1872)年11⽉27日、当時の愛知県(改称前は、名古屋県)と額田県が合併し、現在の「愛知県」が誕生しました。令和4(2022)年に県政150周年を迎えたことをきっかけにして、11⽉27日を「あいち県⺠の日」と定めました。さらに、「あいち県⺠の日」を含む直前1週間(11⽉21日から27日まで)の間に、「県⺠の日学校ホリデー」として、県内の学校を1日休業日とすることになりました。今年は11月22日を「県民の日学校ホリデー」の日としたため、明日はお休みというわけです。この日に合わせて、総合動植物公園「のんほいパーク」の入園料や視聴覚教育センターのプラネタリウム観覧料、二川宿本陣資料館の入館料が無料になるなどの取り組みをしています。保護者のかたはなかなか時間をとれないかもしれませんが、子どもたちが家族などと一緒に、いろいろな体験をする機会になればと思います。

今週の花「デルフィニウム」

 花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「デルフィニウム」。デルフィニウムの花言葉には、「清明」「慈悲」「あなたは幸福をふりまく」などがあります。「清明」とは、春先の草が芽吹いて、清らかで美しい季節を意味する「清浄明潔」という語を省略した言葉です。「慈悲」「あなたは幸福をふりまく」という花言葉には、そのもととなった伝説があります。「昔、オルニオウスという若者が海でおぼれそうになったところを、イルカたちに助けられます。ある日、オルニオウスは漁師がイルカを捕まえようとしている話を耳にします。そこで、オルニオウスはイルカたちを逃がしますが、漁師はだまっていません。オルニオウスを海に突き落としてしまいます。イルカたちはたいそう悲しみ、オルニオウスのために祈ります。神はオルニオウスをデルフィニウムの花に生まれ変わらせました。」というものです。オルニオウスも、イルカたちも、相手を大切にして愛(いと)おしむ、花言葉にふさわしいお話ですね。

学習発表会

 4月からこれまでの学習の成果を発表する学習発表会を開催しました。学級ごとに子どもたちが計画して、発表内容を考えたので、学級の数だけオリジナルで、工夫された発表会となりました。発表を観ると、身近な新川校区でがんばっている「ひと」を中心とした発表が多くありました。新川校区の「ひと・もの・こと」との出会いが、子どもたちの学びを支えていることが伝わってきます。保護者や地域の皆さんに見守られ、今日の子どもたちの姿は一段とはりきっていました。今後も、新川校区の皆さんが学校と一緒に子どもたちの成長を支えていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

今週の花「アンスリウム」

 花一さんから届いた「今週の花」は、「アンスリウム」です。アンスリウムは、南国を連想させるような鮮やかな赤色が特徴的です。ハート型の赤色のところが花のように見えますが、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉のなかまです。アンスリウムの花はとても小さくて目立たず、仏炎苞から突き出ている黄色のところに密集して咲きます。仏炎苞は、この突き出た花の集まりを守る役目があるそうです。アンスリウムという名前は、ギリシャ語で「尾っぽのような花」を意味します。英名は、「フラミンゴ・フラワー」とも呼ばれ、フラミンゴの立ち姿に似ていることから名づけられました。和名は「大紅団扇」で、ハート型の仏炎苞がうちわのように見えることに由来します。立冬を過ぎ、少しずつ寒くなってきていますが、アンスリウムの鮮やかな赤色が暖かさを運んできます。

交通量調査

 11月12日、新川小学校から徒歩10分ほどのところにある豊橋商業高等学校の生徒さんが、本校の正門横で交通量調査を行いました。朝7時40分、担当の先生と生徒さんが本校の施設利用についての挨拶に見えました。さすが高校生だけあり、立派な態度でした。話を聞くと、この調査は、昭和24年に始まり、67回目となる伝統的な取り組みだそうです。高校1年生が市内の要所に分かれ、8時から16時までの交通量を調べます。同じ乗り物でも、「自動車」「バス」「トラック」「バイク」と種類が分かれていて、該当する乗り物が通過するたびに手持ち型カウンターをカチカチ操作して数えていきます。乗り物がいつ来るのかわからないので、なかなか大変です。生徒さんから、「新川の道路は、トラックが少なく、ほとんどが自動車」「通勤時間に自動車が多く走っていた」と気づいたことを教えてもらいました。調査したデータは、3年生が情報処理の学習として活用するそうです。「住みよい豊橋」のために、交通量調査をいかしてくださいね。

6年 プロから話し方を教わる

 6年生が、これまで学習してきたSⅮGsについて、自分の想いをプレゼンテーションでわかりやすく伝えたいと意識するようになりました。子どもたちの「上手に話す手本を見たい」という願いが高まったので、地域にある事業所「プロスタッフ」の横田さん(番組でニュースを読む、現場のリポーター、スポーツ実況などを仕事にしている)に依頼をして、わかりやすい話し方について、教えていただく機会を設けました。当日、はじめに横田さんが出演された番組を視聴しました。その後、子どもたちが使っている教科書を活用して、わかりやすく話す手本を示していただきました。子どもたちは、どのように話すのか興味津々です。聞き手にわかりやすい話し方は、さすがにプロ。感動した子どもたちは、「もう一度聞きたい」と真剣にリクエストしていました。横田さんからは「上手に話そうと考えるよりも、いちばん伝えたいことは何かを意識して話すとよい」などのアドバイスをいただきました。最後に「プレゼン、がんばってね」と応援してもらい、子どもたちは発表に向けてやる気満々。わかりやすく話すためのポイントを整理したり、繰り返し練習したりして、意欲的に活動しています。

オンラインスタディ「夏休みの科学工作を振り返ろう」

 とよはし版 GIGA スクール構想の柱である「オンラインリアルタイム学習」で、今回は「夏休みの科学工作を振り返ろう」の講座を受けました。全校が体育館に入り、視聴覚教育センターからのリアルタイムの動画をステージにある大きなスクリーンに投影しての学習です。はじめに、夏休みに募集のあった「小学生サイエンスアイデア作品展」で、最優秀賞や優秀賞を獲得した作品を紹介しました。水の循環の様子(海→蒸発→雲→雨→川→海)を水の分子模型を使って表現したり、地震の発生メカニズムでプレートが引っ張られる様子を、プレートに見立てた素材の摩擦を活用して表現したりと、入賞にふさわしい作品ばかりでした。紹介した後には、学芸員が作品のよいところを解説したり、オンラインで質問などをしたりしました。よい作品にするためのポイントを教えていただいたので、次の募集が楽しみです。作品つくりを通して、自分なりの考えやおもしろいアイデアを見つける楽しさを感じてほしいと思います。

ごきげん集会⑥

 今回の「ごきげん集会」は、委員会からの連絡と「一芸披露」です。はじめに、給食委員会が「苦手なものでも、一口食べようキャンペーン」の表彰を行いました。全ての学級がしっかり取り組み、表彰の対象になりました。栄養バランスをよくするため、キャンペーンが終わっても続けてほしいです。次に、運営委員会が、赤い羽根共同募金の協力へのお礼を伝えました。集まった金額をクイズ形式にして、楽しく報告しました。次に、4年生が中心となって行うあいさつ運動について、代表8人が説明しました。「学年の違う子にも」「階段でも」「帰り道でも」「『おはよう』だけでなく『こんにちは』も」など、「誰にでも、どこでもあいさつをしよう」と呼びかけました。最後に放送委員会が、「今月のめあて」を動画で発表しました。動画を作るにあたり、台本を考えたり、セリフを覚えて演技したりと、工夫することが多かったことと思います。見る側は大変盛り上がり、時間をかけて作ったかいがありました。ごきげん集会の大トリは、「一芸披露」です。体の柔軟性をいかして後方一回転をしたり、滑らかな指の運びでピアノを演奏したりしました。「ごきげん集会」は、いつも楽しいです。

今週の花「研究発表会オリジナルアレンジ」

 今回は、いつもお花を届けてくださる花一さんに、研究発表会で教室を飾るお花をお願いしました。名付けて「研究発表会オリジナルアレンジ」。内容は「アルストロメリア・セロシア・カーネーション・スプレー菊」の4種類です。「アルストロメリア」は、花びらにまだら模様や縞模様がついているのが特徴で、カラフルで、華やいだ雰囲気があります。和名は、「百合水仙(ユリズイセン)」や「インカの百合」などがあり、花が百合(ユリ)や水仙(スイセン)に似ていることや、かつてインカ帝国が栄えた場所に生息していたことが由来です。「セロシア」は、鶏の頭に似た真っ赤やピンクの燃えているかのような色で、キャンドルケーキとして販売されるほどきれいな植物です。名前は、ギリシア語の「Keleos」という言葉が由来となっていて、「燃やした」という意味があります。子どもたちは「研究発表会オリジナルアレンジ」に見守られながら、授業で考えを深めていました。

学習指導研究発表会開催にあたり(3/3編)

 立冬を翌日にひかえた11月6日、気持ちよく晴れわたった青空の下、新川小学校の学習指導研究発表会を開催しました。市内・市外を合わせて総勢600名ものかたがたに授業を参観していただきました。子どもたちはその多さに驚いていましたが、ふだんのような授業で活躍する姿を見せていました。ご参加された皆様からいただいたご意見を参考にして、これからも地域との連携を大切にした教育活動を、さらに進めていきたいと思います。これまで本研究に対し貴重なご指導ご助言をいただきました先生がた、温かいご支援をいただきました地域や保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

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