日誌

2024年12月の記事一覧

2学期 終業の日

 2学期終業の日を迎えました。明日から、子どもたちが楽しみにしている冬休みが始まります。さて、令和6年、今年の漢字は「金」が選ばれました。選定理由に、オリンピックやパラリンピックの「金」メダルや大谷翔平選手50-50など値千「金」、政治の裏「金」問題や「金」目当ての闇バイト強盗事件などがありました。それでは、新川小学校の今年の漢字は?いろいろ考え、一つの漢字が思い浮かびました。「携」です。「携」には、「手を取り合う」「協力する」という意味があります。選定理由として、新川校区のかたがたと子どもの発言や新川コネットなどを通してつながり、子どもたちの成長を願って学校と地域が手を取り合い、授業などの教育活動に協力していただいたことが挙げられます。地域や保護者の皆様におかれましては、今年も新川小学校を支えていただきありがとうございます。来年も引き続き「携」をお願いします。どうぞ、よいお年をお迎えください。

 

2年 校外学習のお礼

 2年生は、1学期から校外学習に出かけ、校区の施設やお店(西光寺さん、魚伊さん、絹代さん、モンペリエさん、やまやさん)に興味をもち、自分が追究したいと思った場所に何度も行って見学したり、話を聴いたりしてきました。「大変な仕事をしているのに、なぜ続けられるのだろう」と疑問に思い、確かめるために再び行くこともありました。そうしてわかった新川校区の素敵なところをまとめたポスターと、たくさんお世話になったお礼の手紙を一緒に、それぞれの施設・お店に届けに行きました。西光寺では、子どもたちの質問を受け、住職さんが「命のつながり」について紐を用いてお話をされました。そして、子どもたちが一生懸命に描いたポスターを手に取ると、「人が一番集まる部屋に貼って、みんなに見てもらうね」と、うれしそうに話されました。その言葉を聞いた子どもたちもうれしそうでした。お礼の手紙も一言添えて、しっかり渡すことができました。最後に、みんな一緒に満面の笑みで写真を撮りました。このような光景が、他のお店でも見られました。子どもたちは、新川校区により愛着をもてたようです。

冬休み前の図書の貸し出し

 冬休みを前にして、冬休み用の図書の貸し出しが始まりました。通常の貸し出しは、1回につき3冊、期間は7日間です。冬休みは1回につき4冊で、期間も14日間以上あります。寒くてなかなか外に出られず、陽が早く落ちる冬休みは、読書をするには絶好のチャンスです。ぜひ、長編の本に挑戦してほしいと思います。長編ならではの深いストーリーに感銘をうけるとともに、読み切ったという達成感も味わえることでしょう。知識を広め、心を豊かにすることもできます。また、年間で読書に親しむ目標を学年ごと設けてある(1年60冊、2年80冊、3年100冊、4年4000ページ、5年5000ページ、6年6000ページ)ので、その達成も視野にいれてたくさん本を読みましょう。読書には、ゲームにはない楽しさがあります。その楽しさを知る新川の子でいてほしいです。

今週の花「かすみ草」

 花一さんから届いた「今週の花」は「かすみ草」です。「かすみ」を漢字で表記すると「霞」。かすみ草は1本の茎に、丸く、小さな花が無数に咲き、まるで春霞がかかったように美しいと名づけられました。英名は「Baby’s breath(赤ちゃんの吐息)」です。かすみ草の小さな可愛らしい花が、まるで赤ちゃんの吐く息のようだということが由来です。かすみ草は、他の花と一緒に添えられることが多く、名わき役で、引き立て役のような印象をうけます。先日、かすみ草だけが花瓶にさしてあるところを観ましたが、それは綺麗で、わき役どころか、主役にふさわしい堂々とした美しさでした。かすみ草の花言葉に「感謝」があります。教室に飾られているかすみ草が、年の暮れの校舎や教室に、「いつもありがとう」と伝えてくれているようです。

1年 どんぐりを使ったおもちゃ作り

 1年生が、秋みつけで集めたどんぐりを使っておもちゃ作りをしました。何を作りたいのか、そのためにはどんな材料が必要なのかをあらかじめ考えて、準備万端で臨みました。作るものによっては、道具を使ってどんぐりに穴を開けることもあり、子どもたちの活動をサポートしていただけるかたをコネットで呼びかけました。授業が始まると、どの子も真剣に取り組みます。やじろべえを作っている子は、左右のバランスをとるために棒の角度を調整していました。マラカスを作っていた子は、思っている音が鳴るようにペットボトルに入れるどんぐりの量を工夫していました。けん玉を作っていた子は、遊びやすくするために糸の長さを調節していました。ジェットコースターを作っていた子は、どんぐりが途中で止まってしまわないようにコースの高低差や曲げる具合を工夫していました。コマを作っていた子は、よく回るように先の尖ったどんぐりを選んだり、爪楊枝の長さを調整したりしていました。思いを形にすることができて、どの子もとてもうれしそうでした。