日誌

2024年6月の記事一覧

ボランティアさんによる読み聞かせ

 本校では、月に1回ボランティアさんによる読み聞かせを行っています。ボランティアさんは、サイズの大きな絵本を使ったり、十八番の本を使ったりと、それぞれがテーマ「いのち」に則した本で読み聞かせをしてくださいました。読み聞かせをすることで、子どもが経験したことのないストーリーの中に入り、主人公の気持ちになって想像力を育むことが期待されたり、いろいろな表現にふれることで、語彙が豊富になり、読解力を高めることにつながったりすると言われています。また、ボランティアさんの抑揚があり、感情を込めた読み聞かせを聞くことで、子どもが音読の仕方を覚えることもできます。このようなすばらしい機会を与えていただいている読み聞かせボランティアの皆さんには、心から感謝しています。

今週の花「スカシユリ」

花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「スカシユリ」です。日本では昔からユリ根が食用に利用されるなど、とても身近な植物です。「スカシユリ」の名前の由来は、花びらの付け根がやや細く、すき間が見えることから「透かし百合」と言われているそうです。今日はまだ蕾ですが、花が咲くと見とれてしまうほど美しいです。花言葉に「注目をあびる」とあるのは、その美しさからつけられたものかもしれません。また、ユリの仲間は香りが強いものが多いですが、スカシユリは香りのないことが特徴です。そのことから、「飾らぬ美」という花言葉もあります。「美とは何か」を問いているような花ですね。

保護者・地域の連携・協働のプール掃除

 5月29日に6年生がプール清掃を行い、31日に5年生が引継ぎ、最後に保護者・地域のボランティアで仕上げをしました。5、6年の子どもたちの活躍できれいなプールになっていましたが、子どもの力では落としきれない黒ずんだ汚れを、ボランティアの力で取っていきました。ブラシに体重をかけてこすると、黒ずみが取れて塗装の青色がくっきりと見えてきました。それをひたすら2時間。ついに青色の美しい、ぴかぴかのプールになりました。ボランティアのかたがたは、筋肉痛になっていないとよいですが。いえいえ、若さ弾けるかたがたなので、筋肉痛は無縁。今日も元気に活動していらっしゃることでしょう。ボランティアの活躍は、学校にとっても、子どもたちにとっても、大変に助かります。ありがとうございました。

出前授業「6年 みんないきいきと」

 市民協働推進課が講師となり、6年生が「性別にとらわれず みんないきいきと」と題した出前授業を受けました。講師は6年生に「好きなこと(もの)調べ」をしました。「音楽が好きな人」「野球が好きな人」「赤色が好きな人」「料理が好きな人」など、たくさんの質問をしました。結果は、どの質問に対しても、性別に関係なく「好きだ」という子がいました。野球の好きな女子も、赤色の好きな男子もいました。そのことに、何ら問題はありません。しかし、「女子らしくない」とか「男子なのに、女子っぽい」と言われることがあるそうです。それらの言葉に、傷ついている人がいるかもしれません。「○○な人は、□□であるべきだ」という思い込みが背景にあるのかもしれません。ちがいを大切にして、ありのままの自分や周りにいる友達の個性を大切にしていきたいですね。

春の530運動

 美化委員会の企画で、「530運動」が行われました。美化委員会は全校に「530運動」を周知しようと「美化だより」を作り、発行しました。おたよりで、「燃やすごみ」「資源ごみ」「壊すごみ」の分別も呼びかけています。「530運動」では、清掃場所を学年ごと分担して活動しました。ビニル袋のような人工物がほとんど落ちていないので、落ち葉を拾ったり、雑草を抜いたりする活動となりました。どの子も一生懸命に活動したので、よりきれいな校庭になりました。「530運動」は、1975年に豊橋市で始まり、全国に広がった環境美化活動です。ごみをたくさん拾って「530」にするのではなく、はじめからごみが落ちていないという意味の「530」。そのような豊橋市、新川校区にしていきたいです。