学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

晴れたら2列、雨なら1列  第1回通学団会

今日は通学団会を開催しました。班長さんが1年生を教室まで呼びに行き、各教室に1年生を案内してくれました。常にやさしく、温かく1年生の世話をしてくれる上級生が本当にありがたく、心より感謝しています。通学団会では、各地区の通学団の団長さんを紹介したり、通学団名や通学団会の教室名を連絡帳に書いたりしたあと、危険個所や通学するときの並び順を確認しました。明日(4/9)の登校時は雨が降るようですので、早速、今日確認したことが、明日の安全な登校に生かされればと願っています。

1年生が連絡帳に通学団名や集合する教室を記入するときには、上級生が記入を手伝ってくれています。

磯辺小では、晴れの日は2列、雨の日は1列といったように、道路幅や歩道の有無、天候によって並び方を変更しています。2列のときには、車道側を上級生、内側を下級生が並ぶようにしています。班長をはじめとする上級生が下級生の面倒をしっかり見てくれるので、本当に頼もしく、ありがたく思っています。

 

頼りになるなあ。 始業式の日の一斉下校

始業式の行われた4月5日は、1年生にとって、初めての通学班での登下校となりました。子どもによっては、30分近くもかけて徒歩で通学する児童もいるので、いきなり結構ハードな通学となっています。そんな1年生に疲れを感じさせないように、上級生は明るく、1年生のサポートをしてくれています。「頼りになるなあ。ありがとう。」と思わずつぶやいてしまいます。自分が上級生から受けた恩を、新入生にお返しするということが、自然に行われているように思います。「倍返しだ!」という心の叫びが聞こえてくるようで、やさしい磯辺小の子どもたちにはいつもほっこりさせられます。

給食始まるまでは一斉下校で、みんなで1年生の下校をサポートしてくれます。1年生をやさしく通学班に呼んでくれています。

メンバーが揃ったら、下校、児童クラブとそれぞれ向かいます。交通指導員さんから、「はじめてなのに、予定通り、時間通りに下校ができて立派だね。」とお褒めの言葉をいただきました。高学年児童、さすがです。

楽しそうだなあ。 始業式の日の新たな出会い

始業式の日の昇降口で新しい学級と出席番号を確認して、子どもたちは教室に入りました。その黒板には、新しい学級担任からのメッセージが書かれていました。子どもたちは「始業式の態度で成長した姿を見せてください。」というメッセージをしっかり受け止めてくれたようで、始業式ではとっても立派な姿を見ることができました。

メッセージを書いた、新たな学級担任が教室に入って来たときには、温かい拍手がわいていました。校長の立場もやりがいを感じますが、学級担任も楽しそうです。私も60才を超えた後に、役職定年となり、学級担任に戻る日がやがて来ます。そのときのために、子どもたちとうまくやる術を学んでおこうかなと思った始業式の1日でした。

 

もしものために!  緊急時対応研修

4月4日(木)の入学式に、新1年生とその家族の方々をお迎えし、教職員一同は改めて、子どもたち一人一人の命を守ることの大切さを実感しました。入学式の午後は、教職員で食物アレルギー対応研修を行いました。養護教諭及び栄養教諭を講師として、基本的な知識と対応について、再度確認し、事故発生時のシミュレーション研修を行いました。

教職員としての知識、技能を高めるのと同時に、家庭との連携をより強固なものとし、子どもたちの命を守り抜きます。

 

子どもたちの思い、校長の思い 令和6年度新任式、始業式 

令和6年度のスタートにあたって、本年度から磯辺小に見えた教職員を紹介しました。教頭先生をはじめとした8名の教員と2名の支援員が登壇し、子どもたちと対面しました。新しいメンバーを含めた教職員およそ48名で、子どもたちの成長と安全をしっかりサポートしていきます。

引き続き、始業式を行いました。次第は、主に、校長式辞、担任等紹介、児童代表の言葉、校歌斉唱でした。

校長式辞では、今年度の校長としての目標を子どもたちに伝えました。559人の子どもたちの日々の成長を見て、感動を味わったり、児童・保護者・地域の方々・教職員と一緒に夢のある学校づくりを主体的に行ったりすることのできる「校長」という立場、役割のやりがいを発信・共有し、「校長」という仕事が、子どもたちにとって、あこがれの仕事と感じてもらえるようにがんばりたいと伝えました。恒例?のなぞかけは、「写真撮影のときの子どもたちが笑顔で出すピースサインとかけて、パーを出した校長先生とみんなとのじゃんけんとときます。その心は、ここにいる一人一人に『かち』があるでしょう。」としました。「令和6年度も、安全に、健康で、この1年をともに走り切りましょう。そして、みんな笑顔で卒業式・修了式を迎えたい。」との思いを伝えました。

続いて、学級担任、教職員の紹介をしました。すべての紹介のあとで子どもたちからもらった、「お願いします。」の気持ちがこもった拍手は、私が声をかけるまで、ずっとやむことがありませんでした。私たち教職員に対する子どもたちの期待がひしひしと伝わってきました。こうした子どもたちの思いに応えるよう、教職員で心ひとつにしてがんばっていきます。

児童の言葉では、6年生の児童が「六年生でがんばりたいこと」を話してくれました。「下級生があこがれる6年生になりたい。」と決意を述べてくれました。新しく6年生になった子どもたちのこれまでの姿、行動から、同じ思いが伝わってきています。以下に、そんな子どもたちの思いを代表する文を紹介します。(一部変更しています。)

「6年生でがんばりたいこと」

私は、今年、磯辺小学校の最高学年になります。

下級生から「あんな6年生になりたい!」と思われる6年生になりたいです。そのためにがんばりたいことが、3つあります。

一つ目は、磯辺プライドを意識した生活を送ることです。

「すすんで大きな声であいさつをしよう。」

「時間を守って行動しよう。」

「3S(スリーエス)を守ろう。」

「友達を考えて行動しよう。」

このプライドをきちんと守り、みんなのお手本となる6年生になりたいです。

二つ目は、勉強です。6年生になると勉強内容が難しくなります。先生の話をよく聞いて、授業を受けたいです。また、苦手を克服するためにも、家で授業の復習をして、中学に向けて、勉強する習慣をつけていきたいです。

三つめは、むくろじ活動です。むくろじ活動は、磯辺小学校にとって、大切にしていきたい活動です。最高学年となった私たちが、むくろじ活動をどうしていけばいいのか、学校生活を充実させ、楽しくできるよう、どんなことができるのか、気づき、考え、実行していきたいです。

いよいよ小学校生活最後の1年。

委員会活動に進んで取り組んで学校をよりよくしたい。

体育発表会、学習発表会に全力で取り組み、盛り上げたい。

みんなと宿泊できる修学旅行を、思いっきり楽しみたい。

そして、下級生からあこがれるやさしい6年生になれるよう、がんばっていきたいです。

式の最後に、2~6年生で校歌を斉唱しました。「早く1年生に仲間になってほしい。」との思いを感じるすてきな歌声でした。創立150周年の1年であった令和5年度以上の、充実した学校生活を築いてくれそうなそんな予感がする新任式・始業式での子どもたちとの出会いでした。