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行事・日々の様子(R6)

薬物乱用防止教室がありました。

5月9日(木)5時間目に薬物乱用防止教室がありました。薬物乱用防止教室は、豊橋市保健所のかたを講師に招き、①薬物乱用とは、②薬物が及ぼす影響、③薬物に誘われたらの3つの内容でお話をしていただきました。薬物乱用の低年齢化に伴い、毎年この教室を実施しています。2年生は2回目、3年生は3回目ですが、とても真剣に話を聞くことができました。また、毎年実施することの大切さも生徒の振り返りを読んで実感しました。

生徒の振り返りを紹介します。

〇誘われたら「断る」「逃げる」を大切にしていきたいです。そして、スマートフォンでも簡単に注文できてしまうことを知ったので、そのようなことをしないように気をつけたいです。(1年)

〇カフェインとかニコチンも薬物に含まれるなんて思ってなかった。コーヒー飲むし、エナドリ飲むし、週10回くらい副流煙も吸ってるし、おれの体がとても心配。(1年)

〇自分だけでなく、無関係な人に迷惑をかけてしまうことも分かりました。薬物を乱用してしまうとたくさんのことを失ってしまうのが怖いなと思いました。(1年)

〇お話の中できっかけがすぐ近くにあることがわかりました。例えば、乱用者の年齢層が私たち20歳未満ということ、SNSの普及などで誘われやすい環境にいるということです。薬物乱用の怖さは今までも何度もこの教室があったから理解できていました。だけど、正直自分に乱用の誘いがくるイメージができていなくて大丈夫だろうと思っていたから、今回の話で自分なりの断り方を見つけておいて方がいいなと思いました。(2年)

〇薬物とは知らずに、「やせるよ」「肌がきれいになるよ」などと言われたら、私だったら普通に信じてしまいそうなので、不安になりました。(2年)

〇薬物を乱用すると幻覚が見えたり脳が働かなくなったりして、入院または死んでしまうなど、悪い未来しか待っていないことが分かりました。そうなってしまうと分かっているのに、少しでも薬で楽になりたいからって乱用する人は、よほど追いつめられているのかなと思いました。悩んでいることがあったら薬物ではなく、家族や友達に相談して解決するようにしたいです。(2年)

〇今回薬物乱用の周りに及ぼす影響を聞いて絶対にやらないようにしようと強く思ったけれど、お菓子に入っていたり「スピード」とかいう名前になっていたりすると分かって、そういうのに十分気をつけようと思いました。(2年)

〇毎年薬物乱用教室はあるけれど、毎年薬物への恐怖と注意力が更新されるので、本当に気をつけようという気持ちになりました。薬物のような体に悪いものほど人間の体は欲するし、本能で何度も摂取したがるので、中毒になってしまうだろうなと思いました。脳へのダメージは身体的なけがとは段違いで重く、そして今後の人生をつぶすものだと知って、改めて薬は怖いと思いました。(3年)

〇嫌なことがあっても薬物に手を出さず、いろいろな解消方法があるので、安全で楽しいことに手を出したいです。困っている人がいたら、薬物以外をすすめたいです。(3年)

〇薬物乱用は普通の薬局・店に売っている薬を説明通りに使わないで使用する、説明書に書かれている量以上を服用することも薬物乱用になるので、説明をしっかり読むのは大事だと分かりました。(3年)

〇薬物を乱用することで自分や身内だけではなく、他人にもたくさん迷惑をかけると改めて知りました。最近では、薬物が関わる犯罪が多いと分かりました。全く関係のない人にも被害が及ぶ可能性があるから絶対に使用したくはないと思いました。自分は他人や身内に迷惑をかけたり一時の快楽のためにいろいろと失いたくないので、誘われたりしたらきっぱりと断るかその場から逃げられるといいです。(3年)