学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

ICTで個別最適な学び 1,2年タブレット利用の現状

現在の学習指導要領では、ICT活用を推進して、「個別最適な学び」「協働的な学び」の実現が求められています。コロナ禍は負の遺産ばかりですが、コロナ禍前には誰もが無理だとイメージしていたタブレット端末の全児童への配付がなされ、学習指導要領のねらいの実現には確実に歩みをすすめているようにも感じます。学校生活の中で子どもたちがタブレット端末を扱う姿を見て、「こんなこともできるんだ」と感心することも多々あります。

1年でも、メディアチャレンジの集計はタブレットに取り入れたデジタルシートで行います。タブレットには、電卓、電子辞書、ストップウォッチ、ビデオ撮影機能などが兼ね備えており、子どもたちもそれを活用して、個々の目標の達成に向けてがんばってくれています。

2年生では、課題をやり終えた子どもたちが、タブレットで個別に学習をすすめています。かつては、読書か自由帳(お絵描き)が主流でしたが、今はそれにタブレット利用が加わっています。タブレットのアプリを使って自分で学習したり、遊びながら操作技能・知識がどんどん高まっています。30年ほどでダイヤル式黒電話がスマホに変わりましたが、タブレットが文房具の主役になり替わる日もそれほど遠くないように思われます。

現在の小学生が高校生になるときには、学校で使用するコンピュータは入学時に保護者負担で購入するとのことです。保護者の皆様、それに向けて今から貯金をよろしくお願いします。