学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

~日々の様子~

これが磯辺の学ぶ道! 磯辺小CSサマースクール第3弾

磯辺小はコミュニティスクール制度を導入して2年目となり、今年度は新たに、夏休み期間中の子どもたちの学び、体験を支援する企画として「サマースクール」を実施しました。小学校自体としては、活動場所の提供、参加児童の募集と集約などに携わるのみで、準備、運営は、ほぼボランティアさんの力ですすめられています。ボランティアには、保護者(ママの会)の皆さんに加えて、参加するボランティアさんの大学生になるお子さん、その友達、中学生のお子さんなども加わってくれました。そして、児童ボランティアを申し出てくれた4~6年生も様々な場面で運営を手助けしてくれます。サマースクールでの校長の私の仕事と言えば、かき氷を作るぐらいです。やりたくてやっている仕事のみです。

磯辺小のサマースクールは、自主学習と昼ごはんづくりがメイン活動となっています。昼ごはんづくりは「ママの会」のネットワークで集まっていただいたボランティアさんがすすめてくれますが、自習学習は、子どもたち同士が教え合ったり、上級生が下級生の学びをサポートしたりしてすすめてくれています。椅子を机にしたり、床に寝転んだりしながら、思い思いの場所、方法で学習をすすめている子どもたちの姿を目の当たりにし、これが学びの理想の姿であるようにも感じています。

読書活動が盛んな磯辺小においては、いろんな形で本の読み聞かせが行われています。保護者や大学生のボランティアに読み聞かせをおねだりしたり、上級生が下級生に本を読んだりする姿が、ごく自然に見受けられました。サマースクールで見た様々な風景から、磯辺校区は、地域の力によって、「持続可能な社会の創り手」の育成が進められていると実感することができました。このようなすごい校区で教育活動に携わることができることを本当に幸せに感じています。ホームページの閲覧数が知らぬ間に500万を超えました。あっという間のできごとにも感じています。多くの方々に本校の教育活動にていただき、ご支援いただいていることに日々感謝しています。これからも磯辺っ子をどうぞよろしくお願いします。