日誌

5年 出前授業「柳生川の氾濫と浸水被害」 

 5年生が、元・松山校区自治会長の宮下さんを講師に招き、身近な柳生川で起き浸水被害について話を聞きました。平成20年8月28日、お昼ごろから雨が激しく降り、180分で125.4mmという記録的な豪雨がありました。宮下さんの記憶では、1時間以上も雷が鳴り続けていたそうです。やがて柳生川が氾濫して、床上・床下浸水の浸水被害が発生しました。家の周りの地面が見えず、川のようになっても雨は降り続いている。家に入ってきた水を外に掃き出しても、それ以上の水が入ってくる。家の床から、水と泡がぷかぷかと出てくるようになる。これからどうなってしまうのか。実際に体験した人でなければ、その怖さは想像もつかないことでしょう。子どもたちは、いくつか質問をするなかで、今は「地下河川」を整備していて、豪雨の被害を少なくするようにしていることを知りました。先日、5年生は、防災危機管理課のかたから、ハザードマップについて教えていただきました。地震だけでなく、浸水被害も視点に入れて、さらに充実したハザードマップを作れそうですね。