校長あいさつ

 生徒の声を生かして学校をアップデート!

~2学期始業式のお話より~

 

 この夏は、日本中がパリオリンピックで大いに盛り上がりました。一方で、南海トラフ地震臨時情報や迷走した台風10号など、自然災害の影響にも悩まされた夏でもありました。

 みなさんにとっての夏休みはいかがでしたか。自分自身をコントロールし、考えて行動できる「自律」したした生活を送ることができたでしょうか。

 さて「自律」することの大切さは、学校生活にも同じことが言えます。与えられた学習を、指示されるやり方で学習し、決められた計画通りに学びを進めているだけでは、本当の学ぶ力を身につけるには十分とは言えません。

 自分で深く追究したいことを見つけ、自分なりに調べたり、人に尋ねたり、時には友達と話し合ったりして、自分が学びたいことを、自分に合った学び方や進度で学ぶことが、将来にわたる学ぶ力の習得になると思います。

 生活面についても、生徒のみなさんが学校に対して、「こうしてほしい」「こんな風に変えたい」など願いを抱いていることがわかりました。

 ぜひ行動を起こしましょう。それぞれが思っていることを、まわりの友達やクラス、生徒会などの話し合いの機会に声を挙げ、議論を深めてみましょう。

 学校は、時代の変化とともに、生徒みなさんの声を生かしつつ、先生方からみなさんに期待することと折り合いをつけながら「アップデート」していくべきだと考えています。生徒も先生も、やりがいをもって生き生きと学校生活を送ることができるよう、ためらうことなく変化を続けていきたいと思います。

 この青陵中学校をみんなの力で過ごしやすい、楽しい学校にしていきましょう。