伊丹校長先生退任

41年間の正規教員を務めた伊丹校長先生が、本日ご退任となりました。西郷小学校での3年間は、コロナ対応で大変厳しい状況が続きましたが、子どもたちの体験活動を確保するために先生たちと一緒に様々な工夫をして取り組んでいただきました。お疲れ様でした。みんなからの気持ちで花束を受け取ってもらいました。
伊丹先生は、来月から高校生の理科を少し担当するそうです。また、9月から始まるのびるんdeスクールの科学教室も担当するそうです。もしかすると西郷小学校にものびるんdeスクールで来てくれるかもしれませんね。
伊丹校長先生からのご挨拶です。
カタクリの花も咲き始め、西郷の春の訪れを感じるこの頃です。私は、再任用の校長として3年間の任期で西郷小勤務を命ぜられました。この間、保護者の皆様や校区の皆様から多大なるご支援をいただきながら、西郷小学校の教育活動に取り組むことができました。心優しい西郷小の子たちと一緒に様々な活動ができたことは、わたし自身にとっても幸せな毎日でした。しかし、令和元年の後半から感染症の対策で、休校や行事の変更、前向き給食、水泳の中止など厳しい状況が続きました。それでも、感染症対策をしながら、長篠城趾の見学やスケート教室、プラネタリウムで月の学習、自然史博物館で地層の学習、豊川の見学、神野新田の見学など多くの新規行事を実施し、子どもたちの体験活動を確保することができました。新しい体験で目を輝かせている子どもたちを見ると実施してよかったと思いました。これも、保護者の皆様が徹底した感染症対策にご理解とご協力いたき、9月以降一人の陽性者も出さなかったおかげだと深く感謝しています。ありがとうございました。
 来月4月28日(木)は、西郷小創立150周年記念式典を迎えます。ここまで卒業写真の収集や多くのご寄付などを格別なご協力をいただきました。おかげさまで西郷校区の素晴らしい自然や歴史などを満載した記念誌を完成させることができました。4月28日に配付する予定です。皆様のご厚情に感謝しています。この150周年を機会に子どもたちや卒業生、校区の皆様がこの西郷の素晴らしさを再認識し、共有できる機会となることを祈念して退任のご挨拶とさせていただきます。」



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