校歌を作曲した小栁津鏡先生

西郷小学校の校歌を作曲したのは、小栁津鏡(おやいづあきら)先生です。学校に古い資料が残っていたので調べてみると、小栁津先生は昭和24年から昭和29年まで西郷小学校の校長先生でした。出身は、西郷校区の西川町です。昭和29年3月の卒業写真があったのですが、小栁津校長先生がどこに映っているのかよくわかりませんでした。
 西郷小学校の前は、新城の東郷東小学校の校長先生でした。先日、西郷小の伊丹校長先生が東郷東小学校の森校長先生にお尋ねしたところ、小栁津先生は昭和18年から昭和24年まで在職をされて、顔写真も校長室にかざってあるとのことでした。そこで私(コネタ)も伊丹校長先生と一緒に東郷東小学校の校長室を訪ねました。すると、ありました、ありました。校長室の天井に近いところに「第10代校長小栁津鏡」と歴代校長の写真としてかざってありました。

この写真は、まだ40代のころの写真のようです。イケメンですね。この写真を見て下の西郷小の卒業写真に写っている小栁津鏡校長先生がわかりました。真ん中に座っているめがねをかけた先生が小栁津鏡校長先生です。

昭和29年3月20日の卒業写真です。後ろの建物は、昔の西郷小学校の校舎です。

小栁津鏡校長先生は、西郷小学校を最後に退職しました。数年後、強い依頼を受けて西郷小学校の校歌を作詞されたそうです。西郷小には思いやりのある優しい子が多いのは、校歌の中にある「みんななかよく『まなびあい』『はげみあい』『たすけあい』」のおかげかもしれませんね。

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