学校行事
オリンピアン講演会・(兼)健全育成会研修会
12月2日(木)の3時間目・4時間目にオリンピアン講演会(兼)青少年健全育成会研修会を行いました。講師に、ロンドンオリンピック柔道銀メダリスト、平岡拓晃氏をお招きし、「失敗=駄目ではない」をテーマに実技も交えた講演会をしていただきました。
平岡さんは、現役時代、期待されて出場した北京オリンピックで、初戦敗退をしてしまい、失意のどん底に陥ったそうです。そこから、いかに立ち直ったかを自身のエピソードを交えて熱く語ってくださり、生徒も引き込まれるように聞き入っていました。
平岡さんは「失敗は誰でもする。本当の失敗は失敗と向き合えないこと。」「事実は変えることができない。真実はこれから作れる。」など、心に響く数々の言葉を語られました。それらの言葉から、たとえ挫折したとしても、学び続けることやあきらめないことが大切だということを生徒たちは学びました。生徒たちにとって、なかなか経験できない、貴重な時間になりました。
南陽五輪(長縄)・NOS会
5月に開催予定であった南陽五輪の最後の種目、全校生徒による長縄大会が行われました。全校での対抗戦として、1位の学級には30点が与えられるので、3年生はプライドをかけて、1・2年生は下剋上をねらって1回でも多く跳べるように各学級一丸となって全力でチャレンジしました。結果は、3年1組が見事1位を獲得しました。秋空の下、全校で気持ちのよい汗を流しました。各学年の総合優勝など、表彰は終了式に行われます。
6時間目には、制服に着替えて体育館に集まり、NOS会が開かれました。12月に行われる生徒総会に向けて、全校生徒の前で意見を述べる練習の場となりました。誰もが自分の考えをもちやすく、意見を言いやすいテーマとして「朝ご飯は、パン派?ご飯派?」「将来住むなら、豊橋?豊橋以外?」があげられ、各テーマに対する自分の意見に理由を添えて全校の前で発表しました。自分の学年クラス名前を名乗ってから発言したり、聞く側も意見を述べる人の方を見て聞いたりと、マナーを守って話し合う雰囲気作りができました。全校の意見として、多数決の末「住むなら豊橋以外」がまとめられました。豊橋以外のことを知ることで「ふるさと豊橋」のよさを改めて実感できるのかもしれません。
ビジネスパーク
商工会議所が手配してくれた10種類の講座の中から、生徒が希望する2種類の講座を選び、5時間目と6時間目にそれぞれ受講しました。各講座では、講師の方が工夫を凝らし、クイズ形式にしたり、体験活動を取り入れたりしながら、仕事内容や仕事に対するやりがいなどについて話をしてくれました。生徒たちは真剣にメモを取ったり、積極的に挙手をしたりと、前向き講座に参加している様子がうかがえました。
今回、働く人の話を聴いたことで、生徒たちにとって自身の将来の職業について考える参考になったことと思います。
修学旅行
1日目と3日目は、学級別分散で、各クラスで考えて決めた行程で活動しました。1日目は紅葉の時期の休日ということで、渋滞によって一部行程を変更せざるを得なくなるクラスもありましたが、3日目の行程と入れ替えるなどして、それぞれに計画した見学場所に行くことができました。2日目はコース別分散で、富士急ハイランドコースと、富士サファリパーク&御殿場アウトレットコースの2コースに分かれて活動しました。富士急でアトラクションを楽しんだり、サファリで動物を見て楽しんだりと、大いに楽しむことができました。
新型コロナウイルス感染症の状況によっては、実施自体が危ぶまれましたが、ほぼ予定通り実施することができ、生徒たちの思い出に残る行事になったことと思います。
1年自然体験学習
11月1日(月)~3日(水)
11月1日(月)~3日(水)に愛知県野外教育センターにて二泊三日の自然体験学習を1年生が行いました。朝夕やや冷え込んだものの、天候にも恵まれ、無事予定した活動をすべて行うことができました。
一日目はネイチャーゲームやウォークラリーを行い、自然と触れ合いながら、班で力を合わせてミッションをクリアしました。
二日目は昼食にカレー作りを行いました。材料を切る、火の管理をするなど役割分担をして完成させ、おいしくいただきました。夜には、ファイヤーを囲んで、ゲームやダンスで最後の夜を楽しみました。
三日目最終日は、来た時よりもきれいにすることを心がけて、奉仕作業を行い、感謝の気持ちを行動で表すことができました。
三日間を通し、無事実施することができたことに感謝しつつ、「考えて行動すること」や「仲間と協力すること」の大切さを改めて学ぶことができました。今後の学校生活で成長した一年生の姿を発揮していけるとよいと思います。
3年出前講座
11月2日(火)
3年生が11月2日(火)午後から、市の防災危機管理課や消防署が行う防災講座を受けました。防災講話・避難所体験・搬送法・応急処置の4グループに分かれて、ローテーションしながらお話を聞いたり、体験させていただいたりしました。
避難所体験では、避難所で活用される段ボールで仕切られたスペースでの過ごし方や、簡易テントでつくられたトイレでのマナーを聞きました。生活する皆が少しでも気分よく過ごせるように、お互いを思いやり、マナーを守って生活することが大切であることを実感しました。
搬送法では、毛布一枚でケガした人を運ぶ体験をしました。自分では動けない人を運ぶうえで、気をつけることを学びました。
応急処置では、三角巾を使って骨折や出血を伴うけがの応急処置の仕方を学びました。
「自分の命は自分で守る」とよく言われますが、万が一避難所生活を余儀なくされた場合、中学生ともなると手伝えることがたくさんあります。正しい知識を身につけて、いざというときのために備えることが大切です。危機意識を高め、「3K」(気づく・考える・行動をする)ができるようにしておきましょう。
合唱コンクール
10月28日(木)
アイプラザにて合唱コンクールを行いました。短い練習期間でしたが、各クラス、自分たちで選んだ曲を何度も何度も楽譜を読み、曲調をうまく表現するために工夫したり、詩に託された思いをくんだりして歌い込んできました。当日を迎えるまでさまざまなドラマがあったかと思いますが、すべてのクラスがそれぞれのクラスカラーを十分に出し切って、心を一つに歌うことができたと思います。特に、最高学年の3年生の合唱からは、この行事にかける強い思いが伝わってきて、どのクラスもすばらしかったです。南陽中の三本柱の一つ「歌声」を十分に感じることができた一日でした。
さ~くりん(ボランティア清掃活動)
自らの意思で、自主的に参加した生徒たちだけあって、活動時間いっぱいまで、清掃に一生懸命に取り組む姿が見られました。主に、落ち葉や枯れ枝でしたが、清掃活動終了時には、ごみ袋190袋分のごみが集められました。公園内も見違えるほどきれいになり、生徒たちは、達成感や満足感を得られたようでした。
さ~くりんは、「地域のために何かできることはないか」という生徒たちの思いから始まった行事で、今では、南陽中学校の伝統的な行事になっています。このすばらしい伝統を、参加した生徒たちが他の生徒や後輩たちに伝え、今後も継続していけるとよいなと思います。本年度は3月にもう一度予定しています。次回は、さらに多くの生徒が参加してくれることを期待したいと思います。
学校公開日
10月21日(木)
緊急事態宣言が明け、感染者数も日ごとに減ってきている中、本年度初めての学校公開日を実施しました。多くの保護者の方にお子さんの授業の様子を参観していただくことができました。豊橋市は感染レベル2となり、少し活動内容が緩和されましたが、マスク着用や換気などの基本的な感染対策は継続していきます。
現在は一週間後の10月28日(木)に迫った合唱コンクールに向けて各学級練習に励んでいるところです。大きな声で歌うことのできなかった時期が長かったので、練習期間が短くなった分、生徒たちは一生懸命練習に取り組んでいます。当日は、学級全員で心を一つに思いを込めた歌声をアイプラザのホールに響かせてほしいと思います。
南陽祭
9月11日(土)
夏休み前から、企画・準備を進めてきた南陽祭が行われました。本来なら体育館に集まってステージ発表で盛り上がり、一体感を楽しみたかったところですが、緊急事態宣言下ですので、全て事前に録画したものを各教室で見る形での発表となりました。各学級の動画撮影や全校アート作成など、本番に至るまでの過程は時間と労力が必要で大変でしたが、目標に向かって協力し合って活動した貴重な時間になったと思います。どのクラスも工夫を凝らした動画が完成し、楽しく鑑賞することができました。
午後に予定していた南陽五輪の長縄や部活動対抗リレーは、練習することも制限がかかった生活の中では難しく、再度延期となりました。その代わりに、午後、全校体制でオンライン配信テストを行うことになりました。コロナが終息し、安心して学校生活が送れるようになることを祈りつつ、準備だけは進めていきます。
緊急事態宣言が延長になり、まだまだ我慢と協力をお願いしなければなりませんが、できないことを嘆くより、今できることを工夫して、学校生活を充実させていきたいと思います。