学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

15分のがまんが大切な気づきを生み出します。 3年理科太陽光の実験

5,6年生のプールから帰ってきて、1年生のなんでもポケットを見に行こうと、図書室に向かう途中に、3年生の虫眼鏡の実験の現場に出会いました。虫眼鏡で光を集めて、段ボールから煙を出そうとしていますが、なかなかうまくいきません。焦点がすぐに動いてしまいがちです。

凸レンズ実験.mp4

15分ほどなんでもポケット見て、職員室に戻ろうとすると、3年生が引き続き理科の実験を続けています。先ほどは苦戦していた、虫眼鏡を使った「煙おこし」をどの班も上手にできるようになっていました。子どもたちは段ボールを地面において固定する方法を思いついたようです。これに子どもたち自らが気づいてくれたことが深い学びにつながります。大人は経験上、いろんな事象の答えを知っており、ついつい正解を言ってしまいがちですが、大人の感じるじれったさこそが子どもの深い学びには大切です。私もせっかちなのでついつい口を出してしまいがちですが、大きな心で子どもたちの活動を見守っていきたいと思っています。

 10分後の子どもの気づき.mp4