学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

古き良き大正、昭和の時代が感じられます。 4年稲作、脱穀作業

4年生は、今日も米作りをボランティアとしてサポートしていただいている村田さんに来校いただき、脱穀作業を行いました。

千歯こきでは、稲穂がうまく抜けず悪戦苦闘していました。

足ふみ脱穀機の発明がいかにすごいことかを、千歯こきの体験がより、農具の進歩wぽ鮮明にしたように感じました。郷土資料室に使用できる農具が揃っている環境を幸せに感じました。

唐箕もしっかり動きます。

現在の稲作でコンバインが主流を占めるようになる前に使用されていたガソリンエンジンで動く自動脱穀機も実演していただきました。その機能に圧倒されていた子どもたちですが、最後に村田さんが機械のふたを開け、その仕組みを知ると、「あ~」という声が聞こえました。足ふみ脱穀機と同じ機能で脱穀をし、唐箕と同じように風でわら等を飛ばしていることに気づきました。大正、昭和の発明に出合い、それが機械化された後も生かされていることを体験で知った4年生の子どもたちでした。

次は、村田さんが「鉄腕ダッシュ」を見て思いついた、木製臼での籾摺りに挑戦します。クスノキの丸太を使って、村田さんと4年担任が一緒に作りました。子どもと一緒にチャレンジすることを楽しんでくださることを本当にありがたく思っています。