学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

次は子どもたちのがんばりに期待! サマースクール「お勉強と昼ごはんづくり」

磯辺小はコミュニティ・スクールとなり、3年目を迎えます。子どもたちの体験を通した学びの機会の創出と地域セーフティ・ネットの構築を地域・家庭・学校が三位一体となってめざしていきます。夏休みに4日間にわたって、170名ほどの児童の参加者によって行われるサマースクール「勉強もお昼ごはんづくりも自分でやってみまい」は、CSのねらいを具現化した活動の姿です。

今日もコミュニティ・スクールの委員の方々や中学生によって、体験活動が進められました。教職員の参加は、校長、教頭のみでした。校長である私の役割は、カレーの検食とかき氷をふるまうことのみです。この仕事でも、私がやりたいだけで、地域に方に代わってもらうことはいつでもできるものです。サマースクールが、地域主体で行われていることを本当にうれしく思っています。

おなかがすいたら、「自分でご飯を炊いてご飯を食べよう」がテーマで、その経験をとって、子どもたちに生きる術を身に付けてもらいたいと考えています。

今日の活動では、5,6年生が活躍してくれました。野菜を切ったり、下級生の面倒を見てくれたりと今日の活動を支えてくれました。

低学年の子どもたちも、ピーラーで皮をむいたり、静かに待っていたりと協力的でした。小学生でも十分にサマースクールの運営をサポートできると手ごたえを感じました。「やってもらう」のでなく、「自らすすんで行う」姿が多く見られたことが今日の一番の成果と思っています。

今日の経験をいかして、子どもたちがお昼ご飯をみずから用意してくれればと期待しています。