令和７年10月

10月14日に任命式を行いました。運営委員長、後期委員会委員長、後期学級委員に任命証を渡しました。どの子も名前を呼ばれたら大きな声で返事をしており、頼もしく感じました。前期の委員会活動は、昼の放送での呼びかけ、キャンペーン活動、当番活動など、自分の役割に責任をもって果たすことができました。「後期も、前期以上にクラスのこと、学校のことを考えて仕事に取り組み、みんなでより素敵な東田小にしていきましょう」と話をしました。子どもたちの活躍する姿が楽しみです。

   10月7日　３年生が夢たま学習（総合的な学習）で、「東田の歴史」を調べるために全久院に出掛けました。子どもたちは見学の中で、現在の東田小学校につながる寺子屋だったという歴史を知ったり、東田の昔話に出てくる「りゅうのうろこ」の実物を見せていただいたりして、とても興味深く聞き入っていました。また、今年は、江戸時代に、大名行列でお姫様が乗られた徳川の家紋が付いた籠も見せていただき、子どもたちは、昔にタイムスリップしたような感覚で見ていました。住職さんが子どもたちに、「授業後にいつでも勉強をしたり、遊んだりしにおいで」と言ってくだいました。見学をきっかけに、全久院に足を運ぶ子どもたちが今年も増えそうです。

　10月3日　今度行われる体力テストに向けて、神谷トレーナーが、「走る」と「投げる」の基礎を教えてくださいました。スタートダッシュするときの姿勢やボール投げのときの体の向き、手の方向など手本を示しながら教えてくださいました。特にボール投げは、すぐ地面に落ちてしまう子どもたちが多かったのですが、上の方向にアーチを描くように投げる方法を教えてもらい、距離を伸ばすことができました。喜んで何度も練習する姿が印象的でした。

　10月2日　「防災教室」の出前講座を行いました。始めに、映像を見ながら防災危機管理課のかたに話をしていただき、地震の怖さ、自分の命を守るための必要な行動について知ることができました。次に、地震が起きたときを想定して、机の中にもぐり、膝をしっかりと地面につけてしゃがむ「さるのポーズ」や頭を守る「だんごむしのポーズ」を行いました。職員のかたから、『地震が起きたときの場所によって身の守り方は違ってくるので、「自分の命は、自分で気づいて自分で守る」』と教えていただきました。その後、起震車や煙体験も行い、さらに災害を想定しての行動を体験しました。地震はいつくるかわかりません。そのときにどうするか、今月行われる避難訓練でも考えて行動することを期待します。

   ９月30日10月1日の2日間、野外教育活動に行ってきました。少し雨に降られる場面はありましたが、すべての活動を行うことができました。

　1日目のカレー作りでは、所員のかたに手伝ってもらい、薪に火を付け、おいしいカレーを作ることができました。食べる前の「ごはんの歌」では、所長さんがウクレレで伴奏してくれて各班大盛り上がり。大自然の中で、みんなと食べるカレーは、おいしかったです。そして、片付けは、クラス対抗の一番風呂争奪戦です。片付けを協力して行う姿。「早く終わった班は、他の班も手伝おう」と学級で協力し合う声。見ていて嬉しかったです。夜は、楽しみにしていたキャンプファイヤー。係の子の上手な進行もあり、みんなで盛り上がりました。仲間とファイヤーの火を囲んで楽しいひとときを過ごしたことは素敵な思い出になったと思います。

　2日目の海辺での砂の造形も、「ミャクミャクくん」「バースデーケーキ」など各班、創造性あふれる作品を作りました。最後の奉仕活動も、時間が余れば他のことを考えて行う姿があり、5年生がこの野外活動を通して、成長できたことを実感しました。あと半年で6年生になる5年生。これからの成長も楽しみです。