令和７年６月

６月17日　５年生は、今年度から家庭科が始まりました。今は、ソーイングに入り、まずは手縫いの学習です。「針に糸を通す」「玉留め」「玉結び」と、どれをとっても苦戦をする場面が多いです。しかし、今年度は、たくさんの学習ボランティアのかたが入ってくだり、子どもたちのつまずきを支援してくださっているので、私が授業をのぞきに行ったときには、「だんだんスムーズにいくようになったよ」「難しいけど、上手になってきたよ」と見せてくれるうれしい場面も。この後の手縫いの授業にも多くのかたが入ってくださる予定です。ありがとうございます。

6月17日　６月に入り、２、３年生の給食時に、北部調理場の栄養教諭に栄養の話をしていただきました。給食は「赤（体の組織をつくる）」「黄（エネルギーになる）」「緑（体の調子を整える）」の栄養素がバランスよく入っており、成長には欠かせないことを話してくださいました。３年生では、その日の献立に入っている食材を色別にする場面で、「こんにゃくは？」の質問にある児童が「こんにゃくいもからできるから黄色」と答え、みんなから「よく知っている」と感嘆の声が挙がっていました。「食べた後の体での役割は、『緑』の『体の調子を整える』なんだよ」と教えていただくと、「そうなんだ」とさらに驚きの声。食べながらその食材の役割を知り、「残さないように食べないとね。」などの感想も聞けました。

６月13日　豊橋警察署生活安全課少年係のかたに来ていただき、高学年が話を聞きました。将来の夢を児童に聞きながら、「将来の夢につながるように今何をするとよいのか、考えることが大切。反対に将来のためにやってはいけないことは、犯罪、そして自分の命をなくすこと。」と話してくださいました。例えば、ＳＮＳで画像等の誤った使い方をすると犯罪行為につながるなど、小学生、中学生でも気をつけなければ、犯罪やトラブルに巻き込まれることを具体例を挙げて話してくださいました。子どもたちには、それぞれの将来の夢を実現するためにも、今何をすべきか考えてほしいと話してくださいました。

　６月12日　５時間目の授業参観は、「いのち」について、それぞれの学級で授業を行いました。２年生は、『もうすぐ八さい』という題材で道徳の授業を行いました。主人公の成長する姿などを通して、生きることを考える授業でした。振り返りの感想には、「くふうして生活しているな。八さいになるのがたのしみ。これからじぶんがどんなせいちょうをするかたのしみ。一日ずつせいちょうできるようにいろいろなことをれんしゅうする。」「生きているとたのしいきもちがいっぱいあるし、かなしいときもある。いっぱいなが生きするといろいろなことがいっぱいっぱいあるんだなとおもった。生きているとむかしはなにもできなかったけど、いまはいっぱいできるようになるんだな。」などがありました。いのちを大切にしようとする想いが伝わってきました。このほか、どのクラスでも自分を見つめ直したり、これからの自分を考えたりする時間としていました。参観、そして引き取り訓練ありがとうございました。

　豊橋は昔、製糸工場が多くあり「糸の町」として発展していました。そのことを４年生が、今後、社会科で学習します。そこで実際に、各クラスで蚕を飼う体験をしています。

　５月２０日から蚕を飼い始め、毎日、学校の敷地内にある桑の葉をあげて世話をしてきました。２㎝くらいだった蚕が、日に日に大きくなって８㎝ほどになり、６月７日くらいから繭を作り始めました。ご自身でも蚕を飼っている教頭先生に質問をしながら、子どもたちは蚕の成長を楽しみにして観察日記を書いたり、タブレットで写真に撮ったりしています。蚕に名前をつけて大切に育てる子、繭を作る様子を動画で撮ってみんなに見せてくれる子もいます。６月１３日には、繭を手でさわってみて「固い！」と驚きの声。そして、繭を切ってみると、中にはさなぎが入っていて、「かわいい」「クロワッサンみたい」と興味津々で見ていました。

　蚕とのふれあいを通して、命の大切さを感じるとともに、この貴重な体験を今後の学習に生かしてほしいと思います。