日誌

2024年12月の記事一覧

3年 理科「じしゃく おもちゃまつり」

 3年生が、理科で学習した「磁石の性質」を用いたおもちゃを自作しました。そのおもちゃのお披露目の会を「じしゃく おもちゃまつり」と題して、以前、磁石の性質を利用して走るリニアモーターカーについて教えていただいた校区市民館長の金子さんと1年生を招待して行いました。3年生が金子さんの姿を見つけると、思わず「あっ、金子さんだ」と声が出ます。金子さんが「今日は、授業を観に来たよ」と言うと、全員が「やった~!」「イエ~イ!」と叫び、すっかり溶け込んでいることが伝わってきました。自作のおもちゃは、ネーミングもよく考えられていて、「たくさんくっつけクレーンゲーム」「じしゃくでロケットゲーム」「くっつくかな、くっつかないかな。じしゃくでくじ引き」などユニークなものばかりです。3年生は、自作のおもちゃに自信をもっていて、遊びに来るお客さんにおもちゃの仕組みを説明したくてうずうずしていました。おまつりが始まると、3年生の説明する声と1年生のゲームを楽しむ歓声で、大変盛り上がりました。最後に金子さんからお話をいただき、3年生はとても満足げな表情でした。

新川マラソン大会の蔭で

 これまでのココア作りはPTA中心で進められてきましたが、今年はコネットを使って協力者を募りました。コネットで集まったかたがたのご厚意で、子どもたちは新川マラソン大会で走り終わった後、手作りココアをふるまわれました。前日から集合してココアパウダーや砂糖を計量するなどの準備をして、当日は子どもたちが一生懸命に走っている裏側で作ったココアです。愛情たっぷりのココアを、子どもたちは満面の笑顔でご馳走になりました。ココアを飲みながら、子どもたちは「○○さんのお母さんがココアを作ってくれたよ」「ぼくたちのことを応援してくれていることが伝わってくるね」「自分の立てた目標を達成できたよ。強化マラソンとか、がんばってきてよかったな」「途中でスピードを落としたくなったけど、ゴールまでがんばれたよ」「他のことでも、またがんばりたいな」などと話しています。このように子どもたちが思うことができたのは、本人のがんばりと、周りの大人の励まし、支えがあったからだと思います。ありがとうございました。

今週の花「スプレーカーネーション」

 12月2日に、花一さんから「今週の花」が届きました。「今週の花」は、12月2日の誕生花でもある「スプレーカーネーション」です。「スプレー」とは、1本の茎に対していくつかの花が咲いている品種を差します。カーネーションの多くは、1本の茎に対して1輪の花が咲きますが、スプレーカーネーションは枝分かれした茎の先に、つぼみも含めて数輪の花がつきます。日本ではカーネーションはとても人気があり、キク、バラに次いで生産量の多い花です。スプレーカーネーションの花言葉に「集団美」というものがあります。学級目標を定め、よりよい学級にしようと協力し合っている子どもたちの姿は、まさに「集団美」です。そのような子どもたちを、スプレーカーネーションが明るく彩っています。

新川マラソン大会

 12月になり寒さを感じるものの、走るのにはちょうどよく、新川マラソン大会日和になりました。マラソンの練習が始まる2週間前に、それぞれの子が目標を立てました。順位であったり、タイムであったり、走り切ることであったりと、目標はそれぞれ違いますが、達成しようと強化マラソンなどで走り込んできました。大会では緊張したものの、自信をもってスタート位置につけたことでしょう。マラソンは、「自分との闘い」だと言われます。走っていて苦しくなると、走るのをやめて歩きたくなるものですが、その気持ちに打ち勝ち、最後まで走り切ったときに達成感を味わうのでしょう。緊張から解放され、コネットのかたがたが作ってくださったココアをうれしそうに、満足そうに飲んでいる姿を見ていると、強化マラソンや新川マラソン大会を通して、心身ともに成長していることが伺えました。

6年 出前授業(外国語 生き物が直面する問題)

 6年「外国語」の教科書に、「生き物が直面する問題」を英語で表現して、英語力をつけていく単元があります。子どもたちが、より興味をもち、追究して、英語で伝えたくなるように、のんほいパークのかたを講師に招いて、絶滅危惧種について学びました。ヨウスコウワニは、ワニ革で製品を作ってお金を儲けようとした人間によって数を減らしたこと、スマトラオラウータンは、すみかに欠かせないパームヤシの木をパーム油を作るために伐採されて数を減らしたことなど、動物が直面する問題を知りました。講師から、人間が動物たちにできる大切なことは、現実を知ること、そして伝えることだと教わりました。これから子どもたちは、絶滅危惧種の動物が直面する問題について調べ、自分の考えや対策を英語で表現していきます。Many animals live on the earth. Let’s save the animals.

美化委員会&緑化委員会

 11月の委員会活動がありました。今回は、美化委員会をのぞいてみました。ふだんは、清掃道具の管理や整頓、掃除チェックをしていますが、この日は美化委員会主催のキャンペーンの賞状「もくピカ賞」を作っていました。この賞状は、黙って、すみずみまで掃除をすることができた学級に渡します。美化委員のはたらきかけで、よりきれいな学校になって冬休みを迎えられるとよいです。その後、運動場に出て、緑化委員と一緒に強化マラソンや新川マラソン大会に向けて、グランド整備をしました。11月27日は晴れていたのにもかかわらず、前日の雨の影響が残り、強化マラソンができなかった経緯があります。土をバケツに入れて運び、水はけのよくないところにまいていきます。そして、山になった土をトンボで平らにします。美化委員&緑化委員のお陰で、運動場は思いっきり走ることができる状態になりました。このような委員会の活動で、いろいろな行事が成り立っています。本当にありがたいことです。