日誌

2学期終業の日を迎えて

 本日、2学期の終業の日を迎えました。明日から、子どもたちが楽しみにしている冬休みが始まります。さて、令和7年の「今年の漢字」には「熊」が選ばれました。今年は、全国各地で熊による被害が相次ぎ、山だけでなく、私たちの暮らしに近い場所でも出没するようになりました。その影響で、けがをする人が出たり、行事が中止になったりするなど、私たちの生活にも大きな影響がありました。このできごとは、熊が悪いということではなく、人と自然がどのように距離をとり、どのように共に生きていくのかを考えるきっかけになった一年だったように思います。自然と向き合うことの難しさや、命を守るための備えの大切さを多くの人が感じた一年でした。
 その一方で、新川小学校の一年を振り返ると、今年の漢字として「携」がふさわしいと感じました。「携」には、手を取り合う、支え合うという意味があります。この一年も、子どもたちは友達や教職員、地域や保護者の皆様とかかわりながら、授業や行事に取り組んできました。一人では難しいことも、誰かと力を合わせることで乗り越えていく姿が見られました。
 保護者・地域の皆様には、今年も新川小学校を温かく支えていただき、心より感謝申し上げます。どうぞよいお年をお迎えください。